第21話:霊界の運動会!(開会式)
「慎くん行くよぉ!」
「あいよぉ。」
今日は霊界運動会の日。俺達は霊界に行く準備をしていた。
「霊界ってどんなとこなんだ?」
「行けば分かるよ♪」
そう言って俺と舞花は天井からでてる光の中に入っていった。
「………あれ?ここ普通に今の世界と変わんなくね?」
目の前にはアスファルトの道路、コンビニ、ビル、そしてところどころに木が植えられていた。
「そうだよぉ♪天国地区は現世と表裏一体だからほとんど違いはないんだよ♪」
「でもそしたら死んだってゆうのわかんなくね?」
「三途の川地区でちゃんと手続きはするから大丈夫だよ♪」
「結構事務的なんだな。」
「うん♪」
「ところで、どこでやるんだ?」
「天国闘技場ってとこだよ♪ここから歩いて10分程度のとこだよ♪」
俺達は歩いてそこへ向かった。すると東京ドームの天井を無くしたような建物が見えてきた。
「あれだよ♪」
「でけぇなぁ。ん?あそこにいるのニーグさんじゃない?」
目の前に金髪の目立つ人がいた。
「ほんとだ!お〜い!ニーグさぁん!」
「おぉ!舞花に慎じゃねぇかぁ!よくきたな!」
「お久しぶりです。ニーグさん。」
「おぅ!とりあえず受付いってこい!」
「分かりました。」
俺達は中に入り受付に行った。
「ではお名前の方を教えてください。」
「生田慎と田辺舞花です。」
「チーム愉快なおしどり夫婦のかた達ですね?」
なにそのチーム名!?
「そうでぇす♪」
お前か決めたのは!?
「チーム名変えること出来ないんですか?」
「無理です。」
即答ですか。
「あら、慎くんに舞花ちゃん。」
「あっ!風神さんに雷神さん!」
風神さんのとなりには色黒で体格のいい日本刀を背負った男の人が立っていた。
「おめぇが舞花の許嫁か!いい面構えしてやがるぜ!」
「はじめまして。生田慎です。」
「おぅ!俺は雷神だ!本名は真冬だが雷神の方が響きがいいから雷神って呼んでくれ!」
声でけぇなぁ。
「私は風神よ。本名は翡翠よ。みんな風神って呼ぶわ。呼び方は翡翠でも風神でもいいわ。こないだはバタバタしてて挨拶しそびれしそびれてごめんね。」
「気にしないでください。」
「風神さんと雷神さんは今年も組んでるんですかぁ?」
「組んでるぞ!チーム名は自然災害だ!」
チーム名怖っ!!
「そっかぁ!うちらはチーム愉快なおしどり夫婦だから!」
恥ずかしいからゆうな!
「そう、今年は絶対魔界地区に勝つわよ。」
「うん♪じゃぁあとでね♪」
「おぅ!じゃぁなぁ!」
そう言って2人は去っていった。
「そろそろ開会式始まるから闘技場に行こ!」
「わかった。」
闘技場に出ると魔獣や死神の格好をしたもの黒い翼の生えた人間などがたくさんいた。
「いろんなのがいるなぁ。」
「地区ごとにいろんな種族がいるからねぇ♪天国は人間は人間だけだけどね♪」
「ふ〜ん。おっ!ニーグさんが出てきた!はじまんぞ!」
ニーグさんが前にでて喋り始めた。
「じゃぁこれから4地区合同運動会をはじめる。開会の言葉なんてめんどくせぇから一言で終わらす。死ぬなよ!」
すげぇ!ほんとに一言で終わらせやがった!
「こないだ舞花死なないって言ってなかったか?」
「天国の人はね♪他の地区の人は死んじゃうよ!」
「こっちの人が死んだらどうなんの?」
「現世で生まれ変わるの♪でもどこの人も寿命かよっぽど強い攻撃うけなきゃ死なないから大丈夫♪」
タフすぎだろっ!
そんなこんなで運動会は始まった。 |