第二十一話 キレバージョン!?
「ちょっと話が・・・。」
レオが真剣な顔で明人に話しかける。
「なに?レオ君。」
「メモリカードを貸してくれない?あと、小さい剣も。」
レオが手をだす。
「いいよ。」
カチッ
「あれ・・・使ったらいけないんじゃ・・・」
ぱたっ・・・
明人がいきなり倒れた。
「明人・・・君?」
(ここまでひどいとは・・・)
「明人く〜ん?おぉ〜い・・・。」
恐る恐る話しかける。
ぱちぃ!!
明人が目を覚ました。
「明人くん!」
レオが近寄る。
「?僕は貴方にキレましたか?」
(!!明人キレバージョン?)
明人は戸惑っている様子。
「あっ明人さん、そのことで話があって。」
「そうですか・・・。」
++++++++
「えぇっとまず、今の明人さんの感情と
普段の明人さんの感情を、わけて考えてください。」
レオが話し出す。
「ほぉ・・・。」
「いつもは、明人さんがキレると、キレバージョンが
発動します。」
「・・・そうですね。」
「でも、僕が入れたメモリカードは、使い手の能力を
あげるものなんです。」
「それで、能力UP=キレバージョンなんですよ。」
レオが次々と説明していく。
明人はそれをまじめに聞いています。
「今の明人さんの能力だと、キレバージョンと
差がすごく出てくるんです。なので普段の明人
さんの感情がキレバージョンの感情と入れ替わるんですよ。」
話がおわった様子です。
「ふふふ。面白いですよ。」
楽しんでる(?)明人。
ん・・・順位149位なのに、分かるんですかね?
こんな長い話。
「頭の能力もあがってるんです。」
説明ありがとう、レオ君。
「あっあと、普段のキレバージョンは、ほとんどが
明人の意思で動いているので、能力は今ほどではありません。」
つけたしですね。
かちゃ・・・・
レオがメモリカードを抜いた。
「んん?れ・・・レオ君、話って何?」
普段の明人です。
「もう終わりました。」
「えっいつおわったのぉおおぉおぉ!?」
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