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Crazy
作:LEE



第1話 転校生


FBIと協力し、組織を撲滅させて一年と三ヶ月。

APTXのデータもそろい、哀は解毒剤を完成させた。


江戸川コナンは工藤新一に戻った。
高校にも復帰し、すべてが・・・上手くいっているはずなのに・・・

『早くしなさいよ!新一!』
「だ――!もうちょっと待てってぇの!!」

九月一日。三年の新学期そうそう、新一は遅刻寸前だった。
リビングの壁に張り付いているモニターの画面の中で、蘭が膨れている。
新一は適当に返事をし、玄関の前で待ってるであろう蘭の顔を思い浮かべながら洗面台へ向かう。

元に戻って一週間。
洗面台の鏡に映る自分は、紛れもなく、工藤新一。
当たり前のはずなのに・・・毎朝違和感を感じてしまう。


さっさと歯磨きを済ませて玄関を出ると、蘭の姿がない。
鍵を閉めながら辺りを見回すが、やっぱり居ない・・・


蘭の奴・・・先行っちまったのかな??

まあいい、と思い直して鞄を掴むと、遅刻寸前だったのを思い出し全力で走った。


・・・・・



はア・・・はあ・・・

ものすごい息切れでをしながら学校に到着。
やはり蘭はもう学校についていた。

「ら、蘭・・・おめぇ・・・」

「あ、やっと着いたの。新一遅いんだもん!待ちくたびれちゃった!」

「・・・オメーさぁ、絶対あの事件で待たせてたのまだ怒ってるよなーァ・・・」

「え?何のこと?」

作った笑顔を新一に向ける。
こめかみがピクピクしているのは見逃していただきたい・・・・・・

―――ガラッ


「おはよーう。さぁ、みんな席つけー」

担任が入ってきた。その後ろに、一人の男。

「じゃ、まぁ新学期だな、みんな。工藤も復活して」
そこで新一と担任、チラリと目が合った。

「で、新入生の紹介だ。彼は黒羽快斗くろばかいと君だ。黒羽、自己紹介を」

「はい」

そう言って顔を上げる。とたんに教室中の空気が止まった。
白い肌に整った顔立ち。少々くせ毛だが、柔らかそうな髪をしている。
二つの大きな瞳には、強い意志を宿していた。
そして何より・・・

「黒羽快斗です。江古田高校から来ました。よろしく」

新一と・・・そっくりだった。

あまりにも似すぎている。

声も、顔も。


蘭も驚きを隠せない。

「黒羽は工藤の隣だ。みんな、仲良くしてやってくれ」

ちらほらと返事が聞こえて、担任は新一の隣の席を指差した。
快斗は軽く頭を下げ、スタスタと軽やかに歩く。

歩く快斗を横目で見ながら、生徒はひそひそ話しだす。

快斗は席に着くと、新一のほうを見た。


たぶん、クラスで一番びっくりしていたであろう工藤氏は、口をポカンと開けてマヌケ面。


快斗は小声で「よろしく、工藤君」と呟いた・・・









・・・中途半端!!
こんな小説でも、応援してくれる方・・・イラッシャルンデショウカネ―――;











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