オリジナルキャラクター・ファイル97
スフィンクス/天道王猫夜
ペンデュラムアッド最強の10人の1人で、風の力を司る猫娘の悪魔。
ダゴン・ゴーゴンと同じく3賢神に所属しており、イフリートと共に赤の組織に配属されている。
10人の悪魔の中で一番賢く聡明で、常に考えを張り巡らせる。
ワイバーン曰く『美しい悪魔で一番賢い』。
規律に厳しい性格でメガネをかけており、同志達の戒律違反も厳しくチェックしている。
普段はおとなしい性格だが、時に低い声で口汚く凄む事もある。
その際はライオンを模した砲台を取り出し、悪魔としての残忍なる攻撃力を発揮する。
イフリートとサイクロプスは幼なじみであり、人間時代は仲の良い同級生であった。
駆け落ちした2人を匿いペンデュラムに誘ったのもスフィンクスであり、彼女達の実力は高く評価している。
ゴーゴンとも同級生だが逆に彼女とは非常に仲が悪く犬猿の仲ならぬ蛇猫の仲の関係で、学生時代から度々衝突し合っていた。
ゴーゴンによればスフィンクスのマジメな性格が気に入らないらしく、ゴーゴンには『クソマジメな委員長』と呼ばれている。
かなわないハズのダゴン達悪魔を次々と退けるアルに興味を抱いたスフィンクスはアルの事について調べ始め、ゴーゴンとワイバーンが立て続けに倒されたのを機に動き出し、自らのねじれた世界『賢者の白夜』に鈴達を連れ込み強さの秘密について尋問する。
納得できる答えを聞かされたため彼女達を解放し世界を残そうと決意するが、ディアナの命により半ば無理矢理に出動を余儀なくされる。
イフリートとサイクロプスを倒した鈴達の強さに興味を持っていたがあまりにも不甲斐ない鈴達に呆れ果て、真の力を解放して彼女達を追い詰める。
しかし助っ人に現れた金美達に逆転され、琴美の『守るべき大切な人達がいる限り私達は負けない』という言葉に胸を打たれ戦いを放棄。
賢者の白夜に逃亡するがイチイとカリンに見つかり琴美達の素晴らしさを訴える。
だがあの方の事しか頭にない2人に理解できるハズもなく、カリンに腹部を刺され瀕死の重傷を負ってしまう。
しかし瑛祐と琴美が持っていた伝説のホーリー:RING『ヒールパニッシュ』により回復し、敗北したイチイに共存を投げかけたが拒否されたため、『シン』の呪文で逆に彼を成敗した。
ペンデュラムアッド壊滅後はかつての同級生だったウォッカと再会し彼と婚約、復活したイフリートとサイクロプスと共に瑛祐と琴美を親善大使として招き、人間界と悪魔界の交流を深めるために日夜頑張っている。
真の姿は実在するスフィンクス像を模した巨大な戦艦であり、解放する言葉は『風上を舞え、獅子女神翼戦艦』。
名前の由来は神話の世界に登場するエジプトの女神『スフィンクス』。
ファイル775:後日談2・蘇生の光と意外な関係
ペンデュラムアッド壊滅後、哀達はペンデュラム城の外に集まっていた。
哀
「マジックボールの最後の能力ね・・・もう考えてあるの。」
コナン
「どんな能力なんだ?」
哀
「宴の後、夢の中にそのイメージが浮かんだの。死し者を蘇らせる、伝説の能力が・・・」
秀一
「『ホーリースターシャワー』か。確かあの:RINGはかなり昔に消滅させられたハズだ。あまりに強力で、危険な能力だったからな。今の志保君の魔力なら、望んだ人数を蘇らせる事ができるだろう。だが・・・その分志保君にかかる負担が大きくなるぞ。」
コナン
「大丈夫です。ボクが宝石で魔力を補います。」
刃
「そやったらアタシもやる!」
ユリ
「私もやるわ。」
体内宝石を持つ全員が、名乗りをあげた。
金美
「そういう事なら、アタシも協力できるかも。」
コナン
「え?」
金美
「イチイとの戦いのすぐ後に、この宝石が生まれたの。名前はフォレストゴールドよ。」
銀一
「オレのフォレストシルバーと対をなす宝石か・・・」
秀一
「これなら大丈夫そうだな。よし、やってみろ。」
刃
「バイオレットリアン!!」
ユリ
「ゴールデンリリス!!」
風月
「レインボーアース!!」
暁
「ブロンジェルサンライズ!!」
隆太
「バレンシアリアライズ!!」
真(宝極)
「ジュエリックトゥルース!!」
銀一
「フォレストシルバー!!」
金美
「フォレストゴールド!!」
美保
「セルリアンホワイト!!」
松葉
「ハートフルアリス!!」
鈴
「ダークネスオルキス!!」
コナン
「クリムゾンシーン!!」
コナン達は次々に宝石を取り出していく。
哀
「最後は私ね・・・フルムーンシェリー!!」
哀は黄色の宝石を取り出し、イズナにマジックボールをハメた。
カチン!
哀
「イズナ・バージョン8!!『ホーリースターシャワー』!!!」
イズナの体から、虹色の光が放たれる。
パァァァァァ・・・
光が止むと、そこにはイズナによって生き返った人達が立っていた。
猫夜
「犬美、猿山・・・生き返ったのですね・・・」
犬美
「猫夜・・・生き残ってたのね。」
猿山
「猫夜ならいつか、人間と和解してくれると思っていたよ。」
玲子
「あの子は・・・カルーア!?」
カルーア
「あ、玲子さん・・・」
玲子
「良かった・・・本当に良かった・・・」
玲子は涙を流している。
プルート
「ここは・・・どこなの?」
哀
「あなた、プラネッツのプルートね?」
プルート
「あなた達、アタシの事知ってるの?」
コナン
「うん。ボク達セブン・プラネッツと戦ったんだ。」
プルート
「そうだったの・・・アタシ、マーズ達に会って来るわ!」
プルートはディメンション:RINGで消えた。
トード
「あ・・・あら?私は死んだハズじゃ・・・」
ライリ
「どうやら、その子の力で生き返ったようだね。」
イズナ
「これで、全員ね・・・」
哀
「そうね、イズナ・・・え!!?」
コナン
「イ、イズナが・・・」
秀一
「大人の姿になっている!?」
明美
「これは、一体・・・」
「彼女の思いがオマエ達の宝石の力に重なり、奇跡を起こしたんだ。その代償として、彼女は人間となった。」
コナン達が声のした方に向くと、そこには見知らぬ青年が立っていた。
哀
「あなたは誰?」
イリュウ
「オレはダゴンの:RINGだったイリュマージュ・・・イリュウだ。」
コナン
「アンタが、ダゴンの:RING・・・!?」
イリュウ
「恐らくこれもホーリースターシャワーの効果だろう。その証拠に・・・」
イリュウは自分の指にハマった:RINGを見せる。
イリュウ
「ダゴンが使っていた10体のガーディアンだ。イズナの指にも、哀が使っていた8つの能力が:RINGになってハメられている。これがオレとイズナの運命なんだろうな。」
ジン
「とにかく、これでペンデュラムアッドは壊滅した。本当の平和が訪れたのだ・・・」
ウォッカ
「そうですね、アニキ。」
猫夜
「あら・・・そちらのサングラスの方はウォッカでしたよね?」
ウォッカ
「ええ、そうでやすが・・・」
猫夜
「ちょっとサングラスを取ってくださいます?」
ウォッカ
「え?はい・・・」
ウォッカはサングラスを外す。
ス・・・
犬美
「その顔、まさか・・・」
猿山
「オマエなのか・・・?」
猫夜
「三郎君・・・やはりあなただったんですね・・・」
ウォッカ
「そういうアンタは、天道崎か・・・王なんて漢字がついてたから気づかなかったよ。」
ジン
「何だオマエ、スフィンクス達と知り合いだったのか?」
ウォッカ
「ええ、ついさっき思い出したんでやすが・・・彼女達3人は高校時代の同級生だったんですよ。3人共漢字が一部変わってたから、気づくのに時間がかかりましたけどね・・・」
哀
「ええ?あの名字は本当の名字じゃなかったの!?」
猫夜
「そんなワケないじゃないですか・・・」
犬美
「王って漢字は、アタシ達がペンデュラムアッドに入った時に元の字と入れ替えでつけられたのよ。ちなみにアタシの本名は火呪摩犬美。」
猿山
「オレは金射塔猿山だ。」
コナン
「そうだったんだ・・・」
ウォッカ
「何にしても、再会できて良かったです。」
猫夜
「三郎君、私実は1年生の頃からあなたの事が好きだったんです。こんな時に何ですが、私とおつき合いしていただけませんか?」
ウォッカ
「喜んで。」
抱き合ったウォッカと猫夜を、コナン達は祝福した。
猫夜
「では私達は悪魔界に向かいます。人間界との交流を深めるために。なので、誰か2人に親善大使として来ていただきたいのですが・・・」
瑛祐
「それならボク達が行きますよ。なぁ、琴美?」
琴美
「そうね、1年休学するくらい平気だわ。」
猫夜
「それでは行きましょう・・・」
瑛祐達は、旅立って行った。
かつての同級生だったウォッカと再会し、めでたく結ばれた猫夜。
これから幸せになれると良いね!
次回は播磨紅子の同窓会だ!!
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