太陽を越えて…(1/8)縦書き表示RDF


夕陽は太陽の続編です。裕也の気持ちをテーマにした作品を作りたいと思いました。未熟者ですが、なにとぞ宜しくお願いします。意見、感想、何でも構いません。自分自身、向上したいため、是非、宜しくお願いします。
太陽を越えて…
作:アクア☆



思いを胸に


 桜が散る季節。

『ん〜!なんて、気持ちの良い日だ!』

 なんとも気持ち良い小春日和。心地良い風と、暖かな陽気。 俺は、今日も勉学に励む毎日です…、なんてね!

『おはようっす!真田裕也さなだゆうやです。

 俺は、相変わらずショップでバイトをやっています。もち、サーフショップ!

 楓と綾音が、付き合い始めてから…何か、入りにくいっていうか…。

 ま!ボチボチ生きて行きますわ。

 最近、一人で行動する事が多くなったせいか、よく思い出す… 俺の中には、いつも優希がいた…

 もう、どれ位になるのか…。こう思う時は、決まって会いに行く。お墓に…



『優希?来てやったぞ!感謝しろよ。あははっ。』

 裕也は、ココに来ると線香のかわりにタバコを供える。

 火をつけ、優希に吸わせるように…

 優希のお墓の前に“ドカッ”と座りこみ、話かける。
 フゥー

『優希?そっちは楽しいか?相変わらず優しいんだろうな…。浮気すんなよ?』

 ちっ…雑草が生えてやがる。優希に触んじゃねえ…

『何か…、来月から修学旅行だってよ?お前、いなきゃつまんね〜じゃね〜かよ…。早く戻ってこいよ。待ってるから…。』

 ココに来る度、優希をキレイにするように掃除をしていた。

『なあ!俺も、そっちいきて〜な…。行っていいか?』

 裕也は、真剣な顔でとんでもない事を考えていた…。

 その時…

 いきなりの強風が裕也を包み込んだ…

『うわっ!あ…桜吹雪…。』

 まるで、優希が泣いてるかのように寂しげに散っていた…。


『そうだよな…、変な事言って悪かったな…。でも、辛いんだぞ?』

 裕也は、目を拭いタバコを吹かした。

 そうだよな。生きたいのに生きられないヤツだって…。優希の前では、絶対に言っちゃいけない事だよな…。



 …ごめんな…。



 優希の前で、手を合わせ…

 お前の分まで、幸せに……なる。


 裕也は、『また、来てやるからな…』と…。



 また、逢える事を願って……













ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




TOP | NEXT


小説家になろう