十七歳になったクライドは、夏休みを迎えていた。平和な町が戻ってきたけれど、クライドにはまだ思い残すことがあって……? 旅はまだ終わることが出来ない。彼を助けるまでは、まだ。やり残したことを全て片付けるために、クライドは再び旅に出る。『魔幻の鐘 第一章』に続く、ファンタジーの王道要素たっぷりの物語。
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N7662A
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397985文字(約796分)
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通常小説[連載完結済作品(全52部分)]
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気だるい午後だった。とにかく蒸し暑い。部活を終えて、手に持ったネットに入れたサッカーボールを膝で蹴り上げながら、クライドは田舎道を歩いていた。天気は快晴。清々しすぎて恨みたくなってくる。着ているユニフォームは激しいゲームの末に砂まみれになっていて、白かったはずの靴下はいまや真っ黒になってい |