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#114 写本

 2日後の朝。俺達は登り窯の傍に立てた小屋に集まっている。

 10畳程の小屋で真中に炉を切っているから、壁際に皆で座って窯焚きの準備が整うのを待っている。。

 外では、マケリスさん達が5人の村人を指揮して登り窯の最後の点検をしている。

 登り窯の周囲は50cm程の積雪だが、窯の上の屋根は太い丸太で支えており、しかも三角形になるように柱を組んでいる。

 1m程度の積雪には十分耐えることができるだろう。


 小屋の扉が開いてマケリスさんが顔を覗かせる。

 「準備は完了です。何時でも窯焚きが出来ますよ。」

 

 その声に俺達は低い板敷きから腰を上げた。

 そして、登り窯の焚き口に並ぶ。左右には大量の薪が準備されていた。

 

 「では、始めます。…上手く事が運ぶ事を、火と土の神に祈りましょう。」

 俺は、燃焼室の上に乗せられた2体の神像に手を合わせて黙祷を行なう。

 そして、焚き口の粗朶に火を点けると、燃焼室の中に積み上げられた薪に燃え広がる。

 

 2段、3段目の穴から煙が出始め、最上部の煙突からも黒い煙が上がり始めた。

 最初は、窯の温度を少しづつ上昇させる事が目的だ。

 燃焼室の火炎を見ながら、薪を放り込んでいく。


 「ここまでは、私の窯と同じです。この後はどうするんですか?」

 「2日はこの状態です。登り窯の温度を一気に上昇させると、窯が持っている水分が急激に膨張して窯を破損します。今は暖炉の火位ですが、今日の夕方にはもう少し燃焼室の炎の高さをあげることになるでしょう。そして明日一杯その状態を保持します。」


 登り窯の管理をマケリスさんに頼んで、俺達は家に引き上げる。

 残ったマケリスさんは、夕方まで村人5人と共にこの場所で火を焚き続けるのだ。


 クオーク夫妻を家に招待してテーブルに着くと、クオークさんは早速毛皮のコートから紙包みを取出した。

 姉貴が、夫妻のコートを受取ると、入口近くのハンガーに掛ける。

 

 「これが、写本です。…どうでしょうか?」

 クオークさんは、紙包みを解いてノート1冊分位の紙の束を取出した。

 

 早速、写本を読んでみる。

 本来の文字を知らない人間が真似て書いた文字は、少し読み辛いものがあるが、読めなくはない。


 「大丈夫です。読めますよ。…後10日以上この村に滞在するんですよね。クオークさんが王宮に帰ってから類似の写本が読めるように、写本文字とこの国の文字を並べて書いてみましょうか。」

 姉貴が写本をざっと読み進めながら応える。


 その写本は歴史の一部を記載していた。


 最終大戦の継続が1年を過ぎた時

 5つの勢力が2つになった時

 地上の生物は全て死に絶えた

 海洋は全て干上がり、天空では水が渦を巻く

 大気は濃密になり、我等は呼吸すら出来ない

 塩の砂漠で2つの軍が衝突すると

 勝者を出さずに大戦は終る

 残された者が勝者なのか

 大戦前に天空に去ったものが勝者なのか

 それでも、世界は残る

 そして生命は芽吹く

 我等残されしものは、まだ地上には出られない

 我等は、その身体を世界にあわせよう

 自らの姿を変えることで

 荒廃した地上を基の楽園に変えるべく…


「アルマゲドン?」

「たぶん。…天空に去って…って言葉があるから、私達がいた時代よりはもっと後の事だと思うけど…。」


「あのう…どんな内容なのですか?」

俺と姉貴の短い言葉の遣り取りにクオークさんは身を乗り出してきた。


 「過去の大戦争のさわりが書いてあったの。私達の時代にもその兆候はあったのだけれど…。恐らく数百年を待たずに始めたみたいだわ。」

 「一度この世界は滅んだみたい。そして新しい再生に向けた行動を、残された人達はとったみたいね。」


 姉貴が筆記用具を取出して、1枚目の写本をこの世界の文字に変換して書き写していく。写本の文字を流れるように書いていく姉貴を興味深そうにアン姫が見ている。


 「面白そうな事が書いてある様じゃな。アキト、読んで欲しいのじゃ。」

 アルトさんが何時の間にかテーブルに着いていた。ジュリーさんとマハーラさんも一緒だ。

 ご要望に応えるべく、俺は2枚目の写本を手に取った。


 天の底が抜け落ちて豪雨が地上の全てを流しさる

 磁力兵器の余波は未だに落ちず造山運動は続く

 我等地下都市に生きる者達も、その数を減らして

 今は4つの都市が残るのみ

 コンロン、バビロン、ククルカン、そしてユグドラシル

 我等残された者達は、超兵器を解体する

 我等無き後にこの世界を継ぐ者達に

 世界を再び無くす事が無いように

 4つの都市の住民は、それぞれに姿を変える

 DNAを改変し、地上の脅威に立ち向かう

 例え姿が変わろうとも我等は人類に変わりない

 

 「ユグドラシルと書いてあるのですか…。」

 ジュリーさんが青ざめた顔で俺に聞いてきた。

 

 「はい。この写本からだと、何処かの都市の名前ですね。」

 「知っておるのか。その都市を?」

 「私達、エルフの祖先はユグドラシルよりこの地上に訪れたと言伝えが残されております。」

 

 そうなんだ。ということはエルフは人間の遺伝子改造で人為的に作られた種族ということになるのかな。


 「次は、どんなんじゃ?」

 アルトさんに急かされて、3枚目を手に取る。


 最終大戦より幾多の年月が過ぎ去る

 都市の動力炉は冷え

 我等の科学はもはや過去の遺物となる

 残された都市は、バビロンとユグドラシルのみ

 ユグドラシルはまだ健在なのだろうか

 通信量は減衰し、都市を結ぶ交通手段もない

 我等もこの都市を去り地上に出る

 かつての人類の繁栄をこの都市に刻もう

 そして我等の生きた証をこの都市に残そう

 かつて天空までもその版図に加えようとした種族なのだから


 「この写本は、バビロンと呼ばれた都市から写されたという事ですか…。」

ジュリーさんの言葉に俺は頷いた。

 「実は神殿の最深部にも、この文字とよく似た文字が刻まれた碑文があるのです。神殿の教義を伝えるものだと言われていますが、それを読める者はおりません。」


 それは、地下都市を脱出した者達が残したその後の話しが書かれている可能性が高い。 

 「その碑文を見せて貰う事は可能ですか?」

 俺はジュリーさんに聞いてみた。


 「一般には不可能です。ですが…お妃様のお許しがあれば大神官の立会いの下で見る事が許される可能性があります。」

 これは、何としても王都に行かねばなるまい。


 「しかし、このような文字をアキトはよく読めるものじゃ。」

 「この写本が1つの文字体系ではなく、複数の文字構成から成り立っている事が分かれば簡単に読めます。」

 そういって五十音とこの世界のローマ字を紙に書いて対比させてアルトさんに見せた。

 「こんな形で書いてあるんです。これを見ればこの種の文字は読めるでしょ。」

 「でも、これと、これは判らんぞ。」

 「それは、別の文字体系だからですよ。これを倣うのは時間が掛かりますよ。6年でも難しいでしょうね。」

 俺だって読める漢字は多いけど、書ける漢字は少ない。中国の人って凄いと思う。この文字を使って普段から暮しているんだもの。


 「不思議な文字については、私の国にも同じような話があります。クルキュルに追われたハンターが逃げ込んだ洞窟は、最深部で円形の断面をしていたと。そして、その壁面に高位神官の持つ杖に刻まれた文字のようなものがびっしりと彫られていたそうです。」

 俺の話を聞いていたアン姫が言った。


 「その話は僕も聞いた事があるよ。でもそこは、サーミストの大森林地帯。一度迷ったら出られないって聞いた事がある。」

 「異形の生物の宝庫です。それなりに地図はあるのですが、方向を見失えば大変なことになりますね。」

 

 決まった。王都からサーミストに旅をする事になるだろう。

 姉貴を見ると、俺の視線に気付いて頷いている。行くつもりのようだ。

 アルトさんは…絶対行くぞって顔をしてる。異形の生物に反応したんだろうな。


 「アンの国はこの国の南方に位置しているのですが、生き物の種類がずっと多いのです。変わった生物も沢山暮しており、その生物の持つ角や内臓、皮等を求めて多くのハンターが集まるのですが、先程の大森林で亡くなるハンターも多いのです。」

 私も行きたいんですが、というような顔をしているけどここは俺達に任せてもらおう。

 

 夕食前にクオーク夫妻とジュリーさん達は帰って行った。

 残った俺達5人は直ぐに今後の計画を練る。

 

 「王都に行って、母君に会って神殿地下の碑文を見る。ということで良いじゃろう。ついでに最上級魔法を手に入れればよい。」

 「そして、サーミストに移動じゃ。大森林の大きさは小さな国程もある。地図を買って方向を辿ればよい。聞くところによると大森林の中にも宿や店があるらしいぞ。」

 

 ミーアちゃんやサーシャちゃんの顔が輝いてる。ひょっとして行くつもりなんだろうか?

 「サーシャちゃん達は行かないんだよね。」

 「どうしてじゃ。赤7つになっておる。足手まといにはならぬ。」

 「私が何時もそばにいるから、サーシャちゃんも連れてって!」

 う~ん…。トリスタンさんの確認がいるなぁ。


 「お父さんがいいって言ったら連れてくよ。でもダメって言ったら、連れて行けないよ。」

 サーシャちゃんは「判った。」って言ったかと思うと、3人連立って毛皮の服を着て家を飛び出して行った。


 「お父さんの所に行ったみたいね。たぶんトリスタンさんはダメって言うと思うけど、イゾルデさんはOKよ。そしてトリスタンさんは押し切られると思うわ。」

 

 姉貴が俺のカップに暖かいお茶を入れながら言った。

 そして結果は直ぐに判る。

 お茶を飲み終える前にドタドタと嬢ちゃんずが帰ってきたからだ。


 「大丈夫。父上は許してくれた。我も行けるぞ!」

 どうやら、トリスタンさんは押し切られたようだ。

 「イゾルデ殿より伝言じゃ。明日の朝、山荘に来るように。と言っておったぞ。あの鎌を持っていけ。遅かれ早かれ、一度は手合わせをせぬと納得せぬ。ホントに困った義姉じゃ。」

 アルトさんが言っても全然説得力は無いけれど、やはり一度手合わせしないといけないみたいだ。

              ・

              ・


 次の日、冬季迷彩の戦闘服に装備ベルトをつけて採取鎌を持つと、ジュリーさん達に頼まれた杖をベルトに挟んで家を出る。

 後から嬢ちゃんずと姉貴が着いてくる。見物でもするのかな。


 山荘に着いて、扉を叩くと侍女が出てきて俺達をリビングに通してくれた。

 リビングの暖炉は太い薪が赤々と燃えている。

 馬蹄形の台座とその上1.5mの位置に付けられた半円形のラッパ状の銅の煙突は、このリビングのアクセントだ。

 早速嬢ちゃんずが暖炉を占領する。


 扉が開きイゾルデさんを先頭にアン姫とそれぞれの旦那が入ってきた。

 イゾルデさんは革の鎧に目の細かい鎖帷子を羽織っている。

 

 「来てくれたか。まず投槍の妙技を見せて欲しい。300Dを飛ばせるとは、如何な【アクセル】、【ブースト】を用いても不可能というもの。それが大方の意見じゃ。じゃが、アルト殿はアキト殿はそれが出来ると言っておった。同行した近衛兵も多くは槍兵。やはりそれは不可能というのが彼らの意見じゃ。」


 そして姉貴が、はい。って俺に投槍と投擲具を手渡してくれた。

 「その槍を見せて欲しい。」

 イゾルデさんは、そう言って俺の傍に来る。

 俺が投槍を手渡すと、両手にその槍を持ちまじまじと投槍を見つめる。


 「何と長い穂先よ…しかしバランスは良いな。これで、ザナドウを倒したのかと思うと震えが来る。」

 そして俺の傍に置いてある採取鎌を見とがめた。

 「その変わった杖で、ガトルを狩り、タグを倒したというのだな。槍とも異なり、杖とも違うようじゃの…。対戦が楽しみじゃ。」


 「さて、始めようぞ。」

 イゾルデさんがリビングを出て行く。トリスタンさんとクオークさんが俺を見て首を振る。困ったものだという表現だけど。貴方達の妻で母親じゃないですか。

 

 採取鎌は姉貴が持ってくれた。俺は投槍と投擲具を持って山荘を出ると湖の方に歩いて行く。そこはまだ庭には程遠い、砂利を積んだ場所だが、雪が深く積もっている。

 南の端に矢の的が立っており、俺は庭の北側付近だ。丁度、的までの距離は300Dといった所だろう。

 

 俺の周囲には焚火を焚いて近衛兵達が集まっていた。

 俺と姉貴が持つ投槍を兵達が興味深かげに話している。

 

 そして俺は位置に着くと投槍を投擲具にセットする。【アクセル】、【ブースト】を続けて唱えると、投槍を頭上に構えた。

 「行け!」

 短い言葉を出しながら左腕を一気に振り抜く。

 ブゥゥゥンっという音を立てながら投槍が飛び、的にドン!と深く突き刺さる。

 「何と!」

 イゾルデさんと近衛兵が驚きの表情で的を見ている。

 続けて2投目を投げる。

 やはり、同じように的に突き立った。


 「…実際に見る事ができても信じられぬという事があるものじゃ。じゃが、的にあたったのは事実。ザナドウを倒す事も可能なのじゃろう…。」

 

 俺は簡単に投擲具の使い方を説明する。

 イゾルデさんは俺の投擲具の使い方を直ぐに理解したようだ。

 「なるほど…。腕を伸ばした事になり、その分遠くに飛ばせる訳じゃな。」

 「良かったら使ってください。でも、【アクセル】と【ブースト】が必要かも知れません。」

 俺は、投擲具と投槍をイゾルデさんに進呈した。

 「ザナドウを倒した投槍を頂けるとはありがたい限りじゃ。」

 俺の渡した2本の投槍と投擲具を近衛兵に渡すと、別の近衛兵が1本の槍をイゾルデさんに渡す。

 穂先は短く、横幅がある。細長いハートの形に見えなくもない。


 「さて、今度は手合わせを願おう。足場は悪いが転んでも下は雪じゃ。怪我はすまい。」

 

 見物人にジュリーさん達がいるのを見つけると、例の杖を2人に渡す。

 そして姉貴に装備ベルトを預けて、鎌を受取ると槍の攻撃圏外に立った。

 

 イゾルデさんの持つ槍は2.1m程の柄に1Dの穂先が付いている。

 対する俺は4Dの杖だ。


 杖の真中程の所を左手で握ると、早速杖を回し始める。

 回す事により攻撃が何処から出るのか相手には判らないが、手首の動きで俺には今何処に杖があるのか常に把握できる。

 左手を後に回すと右手に持ち替えて同じように回す。


 「変わった構えね。でもそれでは攻撃できないんじゃなくて!」

 言葉の最後と槍が突き出されるのが同時だった。

 足を引いて体を回転させると同時に回転している杖を持つ手を緩める。

 一瞬で杖の末端を持つと同時に体の回転に合わせて相手の横をなぎ払った。

 

 「おっと、そのように攻撃するのね。」

 イゾルデさんは俺の一瞬の動作で俺の攻撃を見切ったようだ。

 今度は、両手で槍の中間部を肩幅で持ち、俺に対峙する。

 この構えはちょっとやり辛い…。攻撃と防御が一瞬で入れ替わるのだ。

 両手剣ならば隙が出やすいがこの構えだと、攻撃が2段階に来るし、攻撃を防御して直ぐに反撃が出来るのだ。


 「判るようね。」

 俺は頷いた。と同時にイゾルデさんの槍が俺の立っていた場所をなぎ払った。

 距離の長いなぎ払いは避ける術がない。杖の両端を持って、ガツン!と槍の柄を杖で受ける反動を利用してイゾルデさんに近づくと杖の柄を横腹に叩き込む。

 しかし、その攻撃は槍を縦に持って、その槍の陰に隠れる事でイゾルデさんは防いだ。

 姉貴のお爺さん並みに強い。

 

 咄嗟にに飛び退いた俺だったが、槍先が俺の鼻先を通りすぎていく。

 それを目で追って、再度イゾルデさんの懐に飛び込むと直ぐに石突きが俺を下から襲ってくる。だが、穂先を引き上げている最中だから、俺を狙う動きは剣の切り上げに近い。右足を素早く引いて時計周りに体を回転させて杖を腹目掛けて叩きつける。

 バチン!っと鎖帷子が鳴り、イゾルデさんが体を前に折る。

 そして、首筋に杖をそっと付けて…。


 「俺の勝ちでいいですね。」

 俺の言葉に、イゾルデさんが小さく頷いた。

 

 俺が後に下がると、直ぐにジュリーさんが、イゾルデさんに近づき【サフロ】を唱える。腹を押さえていたイゾルデさんが、フーっと息を吐いて立ち上がった。

 「聞きしに勝る。将来はハンターの頂点に立つじゃろう。その杖、正に変幻自在であった。」

 

 武人らしくわだかまりの無い性格でよかった。

 ほっと胸を撫で下ろしていると、「やりすぎ!」って姉貴に怒られた。

 でも、そうしないと俺の体が串刺しだったんだぞ。

 

 リビング戻ってお茶を頂く。

 

 「我は12歳より槍一筋に獲物を狩っておったが、まだまだ修行が足らぬという事じゃろうな。王宮に戻れば今までの2倍を練習するとしようぞ。」

 何て、イゾルデさんが言うのをトリスタンさんとクオークさんがげんなりして聞いている。

 「しかし、これで義母殿も楽しみが増えよう。義母殿の長剣をどのように対処するか楽しみじゃ。」


 何と!現国王の妃までも武芸家なのか!…しかも長剣って、全然聞いてないぞ。

 吃驚している俺を、トリスタンさんとクオークさんが、もう無理だよ。って首を振ってるし…。

 

 それでも、「明日は登り窯の火力を高めます。」って言うと、朝食後に是非見に行くと目を輝かせていた。

 まだ、国王には会っていないけど、何となく性格が判ってしまった。

 お茶のお礼を言って、俺達は我が家へと帰ることにした。

 


 

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