第7章 学校&電話<玲奈>
キーンコーンカーンコーン
新一と蘭が阿笠宅を訪問した日から2日、今日で学校も終わり、明日からは冬休みに入る。
「高校生最後の冬休みです、それぞれ有意義に過ごして下さい。くれぐれも問題は起こさないように!!それではさようなら」
「起立、礼!」
担任の教師が教室を出て行くと同じに、教室内は急にざわつき出した。
「よっしゃー!!休みだ」
「ねぇこの後どっか行かない?」
「明日から冬季講習、最悪〜!!」
新一は目暮警部からの要請で事件の捜査があるため、急いで帰り支度をしていた。すると蘭が近付いて来た。
「新一、この後は事件の捜査よね?」
「ああ。そうだけど?」
「間違っても事件が解決しなくて、明日行けない何て事、許さないわよ!?」
「ばーろ、わーてるって。俺に限ってんな事ある訳ねーだろ!?」
「どうかしら?」
「あ〜ら2人共、相変わらずラブ×2ね〜」
『園子!?』
突然、蘭の親友の園子が声を掛けて来た。
「良いわね〜2人共、明日から北海道でしょ〜?まったくラブ×2で羨ましいわよ〜」
そう、新一達が北海道へ行くのは明日から。
あの後、家に帰った新一は、早速高宮玲奈の携帯に電話したのだ。
−えっと……090ー○○○ー△△△△っと……。
PPPP
「はい、玲奈です。」
「工藤です。お久しぶりです玲奈さん」
「工藤君!?久しぶりですね。お電話下さったと言う事は手紙、見て頂けました?」
「はい。素晴らしいお誘いありがとうございます。是非、お言葉に甘えさせて頂きます」
「本当ですか?迷惑ではありませんでしたか?」
「勿論です。それで、友人と一緒でも構わないと書いておられましたが、本当に宜しいのですか?」
「はい、何人でも大丈夫ですよ!?スウィートは10部屋ありますから。1部屋すでに予約が入っているようですけど……」
「それは凄いですね!!…では男4人、女4人の計8人で伺ってもよろしいでしょうか!?」
「はい!!大歓迎です。早速手配しておきますね。」
「ありがとうございます。伺うのはいつ頃が宜しいでしょうか?」
「いつでも大丈夫ですよ!?スキー場はいつでも混んでいますが……そうだわ!!来週から雪祭りが始まります。とても綺麗で、有名なんですよ?」
「………では、来週の月曜日に伺います。」
「滞在日数はどうしますか?」
「そうですね……じゃあ1週間で」
「わかりました。ではお待ちしておりますね。失礼します」
ブツッ
ツーツーツー
―皆に知らせっか……
新一はその後、真夜中までかかって全員に知らせた。
「園子だって、明後日から中国にいる京極さんに会いに行くじゃない!?」
「大体、俺等は2人じゃなくて8人で行くんだぜ?」
「あら〜照れちゃって!」
『照れてねー(無いわよ)!!』
「息もぴったり」
−たく、園子の奴……
「新一、事件の捜査は良いの!?」
「あっ、ヤベェ!!じゃあな蘭!」
新一は鞄とコートを掴むと慌て教室を飛び出した。
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