第5章 電話<蘭・快斗・探>
−嘘だろおい……。なんであいつらまで誘わなきゃねーんだよ!!最悪だ……
PPPPP
新一が1人沈んでいると、下から電話の呼び出し音が聞こえた。
−誰だ?こんな時間に!?
「はい、工藤です」
「あっ新一!?良かった繋がって。携帯に電話しても出ないから、一応家の電話に掛けてみたの」
「そうか。で、どうしたんだ?」
「あのね、和葉ちゃんが『どうせ何人呼んでもタダなんやったら、青子ちゃんと志保さんも誘ったら?』って言ってたんだけど、どう?」
−服部と和葉ちゃん、同じような事言ってやがる。以心伝心ってやつか!?
「フッ」
「どうかしたの?聞こえてる、新一?」
「ああ、ちゃんと聞こえてるぜ」
−こうなりゃやけだ……皆一緒に行ってやる!!
「実はな、服部からも快斗と白馬を誘ったらどうかって言われてんだ…」
「ほんと!?じゃあ皆で行こうよ!!」
「そうだな……。快斗と白馬には俺が電話しとっからそっちは任せたぜ?」
「わかったわ。じゃあ志保さんには明日直接言いに行きましょう!?」
「そうだな…」
「じゃあおやすみ、新一。明日は早く出て来てよ!?」
「わ〜てるって!じゃあな」
ブツッ
ツーツーツー
−はぁ……。電話すっか……、しょうがねぇ
PPPPPPPP
「はい快斗で〜す!!」
「……俺、工藤だけど…」
「よう新一!!どうした?新一から電話くれるなんて珍しいじゃん!?」
「ちょっとな……あのさ、快斗……冬休み空いてっか!?」
「へ?……あぁ…これと言って大きな用事は無いけど?」
「そうか……」
−やっぱ快斗もか…まぁ大体予想はしてたけどな……
「実はな……」
新一はこれまでのいきさつを話した。
「行く!!」
−やっぱり……
「わかった。詳しい事は決まり次第連絡すっから。じゃあな」
「おう!!誘ってくれてありがとな!!」
「ああ」
ブツッ
ツーツーツー
−次は白馬か
PPP
「はい、白馬です」
「工藤だ」
「これはこれは、久しぶりですね工藤君。君から電話なんて珍しい。どうかしたんですか?」
−皆同じ事言いやがる。もう良いっての……
「俺ってさ、そんなに自分から電話すんの珍しい?」
「はい」
「そっか……まぁ良いけど。それより白馬、おめぇ冬休みこっちに帰って来んのか?」
「えぇ…。来週帰りますよ」
「こっちでの予定は?」
「ありませんよ。……工藤君、何かありましたか?」
「何もねぇよ。……実はな………」
新一はもう4度目になる話しを繰り返した。
「わかりました。行きましょう。折角工藤君が誘ってくれたんです、行かない訳にはいきません」
−別に俺が誘った訳じゃねぇし。来てくんなくても構わねぇんだけどな……大体こいつら、いつもはお互いすげー忙しいに何で今回に限って全員空いてんだよ!?
「わかった。じゃあ詳しい事は決まり次第連絡する」
「わかりました。それでは失礼します」
「ああ」
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