真冬のゲレンデ殺人事件(36/41)縦書き表示RDF


今回はあまり重要な話しにはなっていません。
男子3人に対する、志保と離夜の態度がきついです・・・・。
真冬のゲレンデ殺人事件
作:朝月瑠唯娜



第36章 女心


次の日、彼等は皆で再び街へ行った。
実際は、蘭、和葉、青子の3人が幼馴染達を無理矢理連れて行ったと言う方が正しい。
志保と離夜は、そんな彼等の様子が面白くて同行したのだ。
探と霸潤も、2人が行くならと付いて来た。









「たく、昨日来たんだがら其時に買っとけよ・・・」

「全くや。何で女ってのは優柔不断なんや・・・?」

「もういい加減飽きたぜ」


夕方になると、彼等は幼馴染達の荷物を持ちながら3人で文句ばかり言っていた。
勿論、彼女達には聞こえないように・・・。


『あなた達、女心が解ってないわね』

『は?』


彼等の傍でたまたま話しを聞いていた志保と離夜は、呆れたような、馬鹿にしたよう顔で呟いた。


「蘭達はね、あなた達と一緒に買い物がしたいのよ。一緒に洋服を選んでもらったり、一緒に何かを食べたり。あなた達が一緒って事に意味があるのよ?」


離夜は、彼女達の気持ちを暗示するような事を口にした。
しかし、他人の事は目敏くとも、自分の事となると鈍感な彼等は、いまいち意味が解っていないようだ。
新一だけは何かはっとした顔をしが、直ぐに元のポーカーフェイスに戻った。


「ガキね・・・・」


最後に志保が彼等に向かってそう言うと、2人は彼女達のもとへ歩いて行った。


「意味わかんねぇ〜」


ポカンとした表情の快斗が、感想を口にしたが、彼女達は知ってか知らずか、何も答えなかった。









「志保さん、明日のチェックアウトの前、少し時間貰えるかしら?」

「何故?」

「渡さなければならない物と、話さなければならない事があるの。其以上は言えないわ・・・・」

「良いわ。空けといてあげる」

「ありがとう。部屋で待っていてくれたら訪ねるわ」

「わかったわ・・・・」




其だけ言うと、2人は其々の場所へ行った。















ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう