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第十五話:騙し合いの勝者は……

 王都にやってきた。

 暗黒竜グラフロスは収納し、王都側の用意した馬車に揺られている。

 お供はクイナだけだ。

 クイナは王都に来るのは初めてで、馬車の窓から身を乗り出して外の風景を眺めていた。


「おとーさん、お馬さんがいっぱいなの!」


 王都郊外から、王都に向かうまでに信じられないほどの馬車が列をなしている。

 アヴァロンではすでにゴーレム馬車が主流だ。これほどの馬を見る機会はそうそうない。


「馬は好きか?」

「大好き! 美味しそうなの! お馬さん、牛さんや豚さんと違ってお刺身で食べられるの!」


 そっちか。

 俺は苦笑してしまう。

 アヴァロンでは最近馬肉が流行っている。クイナの言う通り刺身にして食べると美味しい。


「クイナ、もしものときは任せたぞ」

「やー♪ 任せてなの!」


 最悪の事態に備えていろいろと手を打っている。

 今回用意している奥の手は三つ。

 一つ、ストラスの助力。

 二つ、【刻】の魔王から託された銀時計。

 三つ、【粘】【邪】【鋼】との【戦争】で創造主を楽しませた褒美。


「……いよいよ使う時がきたか」


 三つの奥の手の中でも、【戦争】で得た創造主の褒美はデメリットが大きくずっと使用を避けてきた。


 だが、今回は状況が悪くなれば使うつもりでいる。

 そうでもしないと勝てないかもしれない。

 さて、レナード王子が元気そうならいいが。

 俺を乗せた馬車は王都へと入っていく。

 何か得体のしれない化け物の腹の中に入ったような気がした。


 ◇


 王都の中はかなり活気があった。

 純粋に盛り上がりだけならアヴァロンのほうが上だろう。

 だが、アヴァロンにはない、整然とした美しさと規則があった。

 熱気が渦巻き、膨脹をし続けるアヴァロンとは違い、ここには歴史と伝統がある。


「おとーさん、綺麗な街なの!」

「そうだな。碁盤目状に街道が整備されて、建物も規則性がある。アヴァロンでは見れない光景だ」


 おそらく、かなりガチガチに建築する建物を規制して美観を損ねないようにしているのだろう。

 王都は美しくないといけない。


 そうこうしているうちに、目的地にたどり着く。

 いきなり王城に招かれるわけではなく、領事館に案内される。

 国外から来たものを案内する施設だ。

 俺たちは、しばらくここで過ごす。

 部屋に案内される。


「わー、すっごく大きな部屋なの! ベッドもふかふか」


 クイナがさっそく、ベッドにダイビングした。

 いい部屋だ。

 少なくても賓客としてもてなされているようだ。


 使用人が現れて、ベルを鳴らせば二十四時間すぐに駆け付ける、なんなりと申し付けるようにと伝えてきた。そして、レナード王子がもうすぐやってくるとのことだ。


 今日の予定は、レナード王子と少し話したあと、国王、レナード王子の兄たちと共に、聖杯クリス教の拠点となる教会を視察し、会談を行う。その後は、レナード王子が俺たちを歓待してくれるらしい。

 

 そして、明日は【竜】の魔王のダンジョンにレナード王子と共に向かうという日程だ。

 何事もなくいけばいいが、それは不可能だろう。


『やっほー、パトロン。聞こえてる』


 水が閉じ込められたガラスのイヤリングからルルの声が響いた。

 ルルイエ・ディーヴァ、異界の歌姫。彼女は異空間から水を媒体に声を届けられる。


「ちゃんと聞こえているよ」

『良かった。えっとね裏から見てるけど、怪しい連中がパトロンの周りを見てるね』

「やっぱりか。クイナも感づいている。アウラとは連絡がとれたか」

『ちゃんと連絡がとれてるよ。アウラは狙撃ポジションに付きつつ、風で監視してるって。風での通信すら、気付かれかねない敵だから連絡は全部、僕経由でしてくれって言ってるよ』


 ほう、アウラがそこまで警戒する相手か。面白い。

 クイナが、自分だけでは手にあまると言うのも納得だ。


 どこで攻めてくるかが問題だ。

 会談中は考えにくいだろう。傀儡にすれば王族たちは便利な手ごまだ。【黒】の魔王も巻き込みたくないはず。

 仕掛けるポイントは、おそらく会談が終わり、一息ついたときだろう。 あるいは……。


 ◇


 使用人に呼ばれたので、応接間に移る。

 ふかふかのソファーに腰かける。


 ちなみに、俺もクイナも外向けの失礼のない正装に着替えている。

 すでに、クイナは意識を切り替えて外向けのレディとしての振る舞いをしていた。


「おおう、プロケル殿。よくきてくれた! 余は、プロケル殿との再会を心待ちにしておったぞ!」


 どこか陶酔を込めた目をしたレナード王子が部屋に駆け込んできた。


「こちらこそ。よく、周りを説得してくださいました。おかげで、我が聖杯クリス教の教えを広めることができます」

「当然のことだ! 亜人も人間も平等、この素晴らしい考えを広めるのは余の使命だ。人間至上主義なんて間違っておる。能力のあるものを生まれに関係なく取り上げていかねば、国の発展なぞ出来ようもない。余は、そのためにやるべきことをやっているだけだ」


 苦笑しそうになる。

 思ったよりレナード王子は染まってくれているようだ。


『パトロン、アウラから連絡。今見た限り、レナード王子は【黒】の魔王に操られていないみたい』


 ルルから連絡が入る。

 アヴァロンに来た当初、レナード王子は【黒】の魔力に侵されていた。

 それをアヴァロンで解いたが、再洗脳は受けていないみたいだ。


 その後は今日の予定と、レナード王子がどう国王たちを説得したのかを聞き、そしてこの後の会談に向けて、意識合わせをしていく。


 とくに問題なく話は進んだ。

 そして、王子案内され外にでる。


 馬車に乗せられ、新設された教会へとたどり着くと、ひと際豪華な馬車とそれを取り囲む騎士団たちがいた。

 これだけ厳重な警備で守られている相手はそうそういない。

 馬車を出ると、向こうも馬車から出てきた。


「お初にお目にかかるプロケル殿。この度は、莫大な額の資金援助を提案いただき感謝している……傷ついた兵士たちの受け入れ、【竜】の魔王との仲介。どれも、非常に助かった」


 豪奢な格好をした初老の男が頭を下げないものの、礼を言った。

 一国の代表が、辺境の街でしかないアヴァロンの代表に礼を言うなんて異例だ。

 それほどまでに、アクセラ王国は追い詰められていたのだろう。


「いえ、こちらこそ聖杯クリス教の教会の設置を認めていただいた上、宗教活動の容認をしていただいて感謝しております」

「……念のため言っておくが、あくまで許可をしただけだ。推進はしないし、守ってやることもできぬ」


 後者は、【黒】の魔王の宗教の信者による妨害は自力でなんとかしろと言っているのだろう。

 ルルから報告は受けている。

 すでに聖杯クリス教の教会は大なり、小なり嫌がらせを何度か受けている。

 これから本格的に活動をすると、もっと嫌がらせは悪化するだろう。


「覚悟の上です。そして、初めから国の後ろ盾なんていりません。国に言われたから、我が聖杯クリスをいやいや信奉するような人は要りません。ただ信者の数を求めているわけでなく、私の教えを理解し共感してくださる人だけを求めております」


 ほうっと、国王が息を呑む。

 形だけの信者数も、寄付もいらない。

 俺が欲しいのはその心だ。


「では、さっそく私たちの教えがどういうものか知っていただきましょう」


 ルルから、すでに礼拝の準備はできていると聞いている。

 そろそろルルも一度異空間から出るらしい。

 アウラも怪しい影がいれば狙撃する準備はOK。

 元詐欺師の神父もちゃんとそれらしい恰好で控えている。

 俺は、国王とレナード王子の兄たちを自慢の教会に案内した。


 ◇


 礼拝は終わった。

 驚いた、さすがはコナンナが紹介してくれた詐欺師だ。


 俺のときよりもちゃんと教えがそれっぽくなっていたし、ストーリーも肉付けされていた。

 話し方一つとっても、抑揚も感情を乗せるのもうまい。さすがだ。薬や魔力に頼らずに話術だけで人をだまし続けたプロフェッショナルの力は侮れない。

 そのプロがルルの歌とアウラの【神の微笑】の力を借りるのだ。

 これで落ちない奴はいない。


「……素晴らしいなプロケル殿」

「父上、私が言っていたことは本当だったでしょう!」

「ふむ、正直、怪しげな新興宗教だと決めつけていた。国としての支援はできないが、個人としてはこの教えを守って生きていこうと思う。プロケル殿、聖書とやらがあるとレナードに聞いている。一冊もらえないか」

「喜んで」


 神父が部隊から降りて来て、聖書を渡した。

 国王を味方に付けるというのは大きい。

 レナードの兄たちも聖書を受け取り、胸に抱いた。

 この調子なら、次の会談もうまくいくだろう。

 ……さて、この辺りで保険を使っておこう。自分で自分をだますのは気が引けるが、ここが勝負時だ。

 

 ◇


 場所を再び領事館に移し、会談が始まる。

 礼拝の効果もあり和やかな空気だ。

 順調に話は進んでいった。話はすでに具体的なところにすすんでおり、兵を受け入れる人数とタイミングなど、詳細に詰めていく。

 ある程度話が終わったところで、空気がおかしくなってきた。

 首筋がざわざわとする。

 ここからすぐに逃げ出したいと、俺の本能が警鐘を鳴らす。


「プロケル殿」

「プロケル殿」

「プロケル殿」


 王もレナード王子も、その兄も重臣たちも急に立ち上がり、飛びついてくる。

 相手が相手だけに振り払うわけにもいかない。

 護衛のクイナの反応が一瞬遅れる。

 王族に手を出すなと俺が命令していたせいだ。


「これは、なんの真似ですか?」


 答えは帰ってこない。

 目の焦点が合っていない。

 間違いなく操られている。


【黒】の魔王の魔力に侵されていないことは確かめたはずなのに。

 だが、目的がわからない。

 こうして足止めしたところでさほど意味はないはず。

 ……その答えはすぐわかった。


「おとーさん、空からとんでもない魔力が落ちてくる、数百体がかりの儀式魔法!?」


 クイナは自らの全魔力を両手に込めて天に掲げる。


「まさか。王族がいる建物ごと吹き飛ばす気か!?」


 襲撃者が来ることは予想していた。

 しかし、王族のいる建物もろともすべてを吹き飛ばすなんて、荒業は想定外だ。

 そして、それは来た。

 聖属性の魔術による光の柱。

 それが、天井をぶち抜き落ちてくる。


「おとーさんは殺させない!」


 クイナは炎の結界を張るが、もともと【炎】は守りには向いていない。

 そのうえ、向こうは数百体がかりで事前準備が必要な儀式魔術。

 防げるはずがない。


 クイナは、朱金の炎を纏いすべてを絞り出すがそれでも光の柱は抑えきれない。

 何かを覚悟した顔でクイナは微笑み、こちらにとびかかってきて、俺にまとわりつく王族たちを振り払って俺を押し倒した。


「クイナが死んでも、おとーさんは守る。おとーさん、ごめん、ずっと一緒にいるって誓ったのに……守れない」


 そう言うと、クイナは巨大な狐になり俺に覆いかぶさり、すべての魔力を金色の毛にまとわせて守りを固める。

 そして、光の柱が直撃した。


 ◇


 光が止んだ。

 ようやく儀式魔術が止んだのだ。

 周りはすべて吹き飛んで、ソラが見えていた。

 真っ先に確認しないといけないことがある。


「クイナ! 無事か!」


 その返事はない。

 俺に覆いかぶさっていた、狐形態になったクイナがもとの少女の姿に戻る。全身傷だらけで顔は青ざめていた。


「クイナ、返事をしてくれ、クイナ」


 だが、いくらゆすってもぴくりともしない。

 嫌な予感が頭をかすめる。いやだ、認めたくない。

 その想いとは裏腹に、光の粒子が立ち上っていく。それはクイナの体だったものだ。……そして、消えた。

 クイナは俺を守って消滅したのだ。


「クイナぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


 声の限り叫ぶ。

 初めての魔物にして最愛の魔物。

 ずっと一緒にいたクイナが消えたのだ。

 光の粒子に手を伸ばしてもその手は空をきるだけ。


「惨めとしかいいようがないな。【創造】の魔王」


 その声が聞こえたと思った瞬間、天使型の魔物二体に羽交い絞めにされた。

 目の前には、【黒】の魔王。


「きさま、なぜ、なぜ、王族ごと!」


 王族ごとすべてを吹き飛ばす。

 そのことが想定外だったからこそ後れをとった。

 なぜ、そんなことができる!?


「はは、何を言うこと思えば、王族とはいえ手駒にすぎない。代わりはすぐに用意できる。一番敵が油断した瞬間を狙う。常道だろう」

「それでもだ。おまえは信者をなんだと思っている。曲がりなりにも、おまえを崇め、信じてくれた人たちを殺して胸は痛まないのか!?」


 クイナを失った憤りを叩きつける。

 なにより、この男の考えが信じられなかった。


「これはおかしなことを言う。まさか、君がそんな愚かなことを言うとは思わなかったぞ。信者などただの家畜だ。耳障りのいい言葉を信じているだけの愚かな家畜を使いつぶす。その程度で心が痛むはずがない。まあ、王族という役割をもった家畜を使いつぶすのは、多少もったいなかったが。人間は案外賢いぞ? すぐに代わりを作ってくれる」


【黒】の魔王が高笑いをする。

 そして、俺はようやく自分の敗北を認めた。

 アウラとルルが天使型の魔物を始末するより、俺が殺されるほうがはやい。

 もう、詰んでしまった。悪あがきは止めよう。


「殺せ、【黒】の魔王」


 せめて、潔く終わろう。


「そんな、もったいないことするわけがない。君は抜けているが優れた能力を持っている。我が能力をもって、【黒】に塗りつぶそう」


 俺は暴れるが、天使型の魔物の拘束力が強く抜け出せない。

【刻】の魔王から聞いた【黒】の魔王の奥の手。


 多大な魔力を消費する代わりに、魔王が相手でも心を【黒】に塗りつぶし操る能力。

 どれだけ、優勢に戦況を進めてもただの一手ですべてを覆す不合理の塊。なおかつ防御が不可能。


 天使型の魔物が胸にぶら下がっていた銀時計を引きちぎり、放り投げた。


「あっ」


【刻】の魔王はいざというときは、これで自らの【刻】を止めれば、防げると言っていた。

 魔王すら操る能力、一度不発にさせれば、魔力を使い果たして二度目はないと。

 しかし、防御不能の能力を唯一、防ぎうる【刻】の能力をもった時計を奪われた。


「さあ、【創造】の魔王。我が物となれ」

「ふざけるな、クイナを奪ったおまえなんかに、おまえなんかに」


 そこまでだった。

 心が【黒】に潰されていく。

 俺が消えていく。

 あ、俺は、俺は。


「【黒】の魔王様、なんなりとご命令ください」


 俺は【黒】の魔王の忠実な下僕だ。

 この人に尽くすために生まれてきた。


「ふむ、ならまずは、貴様の全魔物に我に忠誠を従うように【命令】しろ」

「はい、【黒】の魔王様の命じるままに」


 俺はすべての魔物に【黒】の魔王に従うように命令する。


「ふははははは、これで僕は最強の力を手に入れた。これなら、【竜】にも【刻】にも勝てる! 【創造】の魔王ごと力を手に入れた」


【黒】の魔王は高笑いをする。


「【創造】の魔王、どうせ貴様のことだ。付近に魔物を配置しているだろう。そいつらを呼び出せ」

「はい、【黒】の魔王様」


 俺はアウラとルルを呼び寄せる。

 風に乗ってアウラがやって来た。

 すとんっと俺の傍に着地する。


「これが、噂に聞くエンシェント・エルフか。なるほど、美しい魔物だ。ずっと欲しかった。能力も、その美しさも。そうだ、余興を見せてもらおう。あの二キロ先の時計塔、その銃で撃ちぬいてくれ。できるだろう! おまえなら!」


【黒】の魔王はアウラに命令をする。

 すでに、【創造】の魔王によって、【黒】の魔王への服従は伝達されている。


 アウラは【黒】の魔王の命令に逆らえない。

 自慢のアンチマテリアルライフルを構えた。

【黒】の魔王は時計塔を見つめる。


「では、ごらんください。私の射撃を」


 アウラは射撃をする。

 射撃音は三回。【創造】の魔王プロケルと、彼を拘束する二体の天使の魔物の頭部を吹き飛ばした。

 そのありえない光景に、【黒】の魔王が目を見開く。


「ふう、偽物とはいえご主人様を攻撃するのは胸が痛みます」


 そんな【黒】の魔王を冷めた目でアウラは見ていた。

 それは憐れみの感情。


「なっなっ、貴様、いったい何をやってる」

「何って敵の排除ですよ?」


【黒】の魔王が狼狽している。

 その【黒】の魔王の足元がから水が噴き出て、水の檻となった。

 そして、足元から青髪の美女、異界の歌姫ルルイエ・ディーヴァが出てくる。


「アウラ、こっちもオッケー。無事拘束したよ」


 彼女は優雅に微笑む。

 もちろん、彼女も【黒】の魔王の命令など受け付けない。


「貴様もか! 不敬であるぞ! すぐに解放しろ」

「えー、そんなこと言われても僕にあんたの言うこと聞く義理なんてないし」

「ですね。私もです。私のご主人様は一人だけですから」


 アウラとルルは微笑む。

 そして、足音が聞こえた。

 全員の視線がそこに集まる。

 そこにいたのは……。


「いい夢は見れたか【黒】の魔王。あえて言わせてもらおうか。いつもおまえの手は温いんだよ。考えが甘い。おまえの手ぐらい読めていたさ。そして面白い演説をありがとう。……おかげでたくさんの人々が目を覚ましてくれただろうさ」


【創造】の魔王プロケルだった。彼だけではなく、その傍には天狐のクイナ、死んだはずの王族たちがいた。ここにきてようやく、どちらがはめられたか。そのことに【黒】の魔王は気付いた。

 

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