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第七話:アヴァロンの魅力

 着飾ったマルコとフェルを見て、【刻】の魔王が呆けたような声をあげた。

 彼がそうなったのも納得だ。


 クルトルード商会が手配したドレスは異国で名を馳せた有名なデザイナーが手掛けた逸品だ。

 彼女は確固たる地位を築きながらも限界を感じていた。その限界を打ち破るために、ありとあらゆる場所から優れたものが集まるアヴァロンに目をつけて、移民してきてくれていた。


 一度話をしたことはあるが、向上心があるし、人当たりが良く好感がもてた。

 彼女が今まで仕上げてきたドレスの中から、クイナたちそれぞれにもっとも似合うものを選び仕立て直してもらったのだ。


 彼女もクイナたちのような美少女たちに自分の作品を着てもらえるのはうれしいとノリに乗って、短い時間のなかでアレンジまでしてくれている。


 マルコはその妖艶な魅力を引き出すために、背中に大きなスリットが入り、体に張り付くようなスタイリッシュな白のドレス。褐色の肌と白の対比が美しい。

 フェルのほうは、可憐さを引き立てるようにふわふわなシルエットの黒のドレスだ。リボンがいいアクセントになっている。


「父様、会いたかったです」


 フェルが、狼尻尾を揺らしながら【刻】の魔王に抱きついた。

 父親と離れて幼い彼女は不安だっただろう。

【刻】の魔王は優しい表情でフェルを抱きしめ返した。


「僕もフェルのことを心配していたよ」


 その気持ちはわかる。

 存分に親子の再開を楽しむといい。


「おとーさん、クイナは、クイナは可愛い?」

「クイナ、抜け駆けはずるい」

「そうですよ。私たちもご主人様に見てほしいんですから」


 俺の【誓約の魔物】たちが近づいてくる。

 天狐のクイナは期待に満ちた目で、エルダー・ドワーフのロロノは若干照れくさそうに、アウラははにかんで、三者三様の態度をとっているが、みんな俺にドレスを褒めてほしがっている。


「三人とも可愛いよ。いつも可愛いけど、今日は一段と可愛い」

「やー♪」

「ん。うれしい」

「ありがとうございます!」


 クイナは赤く露出が大きいドレス。成長していろいろと育ったクイナの色気を引き出している。幼い仕草とのギャップで怪しい魅力がある。


 ロロノはいかにもお嬢様というような上品な空色のドレスだった。ロロノは可愛いというより綺麗な少女だ。清楚さが良く出ている。


 そして、アウラはエロい。その豊満な体を強調するように体のラインと谷間を見せつける紫色のドレス。社交界に出れば男の視線を釘付けにするだろう。


「プロケル、お腹が空いたわ。はやく、食事にしてもらえないかしら」


 どこか不機嫌そうに【風】の魔王ストラスが話しかけてくる。

 きっと、目の前でほかの女の子を褒めたことが気に喰わないのだろう。


「そうだね。料理を運ばせよう」


 ポンポンと手を叩く。

 すると、料理が運ばれてくる。

 遅れてやってきた女の子たちがそれを見て席に着き始めた。


 今回用意したテーブルは円形になっており、この人数でも話がしやすい。

 クイナたち三人とマルコは俺を囲むような配置に。フェルは【刻】の魔王の隣に、そして他の魔王たちは己の魔物たちをそばに座らせた。


 人型ではない、炎の麒麟のテフレールだけは別枠だ。

 テフレールはもう一体の【刻】の魔王の魔物と違い、会話はできるが人の姿にはなれないらしい。


 ◇


 料理が次々に運ばれてくる。

 世界中から集めた最上の一品たち。商人たちは足さえ得れば、その地域の商人たちのネットワークに入り込む。


 コナンナのような一流の商人ともなると、世界各地のネットワークに割り込み、情報を集め続け、それぞれの地域における旬の最高のものを集められるのだ。


 旬の物珍しい美味の数々。最高クラスの魔王といえども、これほどの料理を楽しめる機会はそうそうないはずだ。

 これが空路を支配した街。アヴァロンの実力だ。


「若造が、よくぞこれだけのものを用意した」

「下手な物を出したら、つけこもうと思っていたけどね文句のつけようがないね」

「ふふ、私の子だからこれぐらい当然だね」


 最強の三柱のお眼鏡にかなったようだ。一安心。

 料理が出そろい、グラスにアヴァロン・ワイン。世界樹と同格の神木。エンシェント・エルフが育て上げた、【はじまりの木】の黄金リンゴを使ったアヴァロンだけでしか飲めないワインを注ぐ。


 乾杯し、食事を開始しようと考えているとマルコが口を開いた。


「ダン、アスト、プロケル。みんな、私を助けてくれてありがとう。今、こうして私が笑っていられるのは、みんなのおかげだ。礼を言わせて」


 その言葉を聞いて【竜】の魔王はくくくと笑い。【刻】の魔王は平然としているように見えて、微妙に頬を赤くしていた。


「マルコよ。友を助けるのは当然じゃ。っと言いたいところだが。わしはおぬしを見捨てるつもりじゃった。約定があるからのう。そんなわしを動かしたのがおぬしの子じゃ。なにより、わしは報酬をもらってのビジネスにすぎん。礼を言われる筋合いもない」


【竜】の魔王は意味ありげな視線で俺を見た。

 俺は苦笑する。よく言う、【竜】の魔王は本来あの程度の報酬で動く男ではない。ただ、マルコを救う口実に俺を利用しただけだ。


「僕もそうだ。礼を言ってもらう必要はないよ。【竜】の魔王……いや、アストと一緒だ。……口惜しいがマルコを救ったのは僕じゃない。プロケルだ。むしろ、僕はプロケルに感謝している。プロケル、マルコを生かしてくれてありがとう。報酬のマルコがいる時間、約束通り受け取ったよ」


【刻】の魔王が俺に向けて微笑みかけてくる。

 その笑顔があまりにも綺麗で、屈託がなくて、……俺の良心にぐさぐさくる。


 マルコは二人の旧友の言葉に困った笑顔をした。

 だが、礼を繰り返したりはしない。三人はそれぞれの言葉に隠れた気持ちをちゃんと理解している。それだけ深い絆があった。


「ダンよ。さっきわしにはダンと呼ぶなと言っておいて、アストなんて古い呼び方をしてくるとは、どういった心変わりだ」

「馬鹿らしくなった。三人揃うってこうして食卓についちゃうとね。もう意地を張るのはやめだ」

「かっかっかっ、百年以上こじらせたくせによく言う。まあ、死ぬ前におぬしからアストと聞けて良かったわ。心残りが一つ減った。……にしてもマルコよ。なんだ、その姿は。随分と若くなったのう。おおよそ検討はつくがな」


【竜】の魔王が目を細めてマルコを見ていた。


「私は生まれ変わった。襲撃者を退けはしたんだけど、そのときには【覚醒】を使いすぎて、寿命を使い尽くしていたんだ。消滅間際に、【新生】してプロケルの魔物になった。今の私は、もう魔王じゃない」

「ふむ、そうか。意外じゃのう。誇り高く誰よりも正しい魔王であろうとしたマルコがそのような邪法に頼るとはな」


【竜】の魔王は【刻】の魔王のほうを見る。

【刻】の魔王は見た目上は平然とした様子のまま肘をつき、口を開く。


「僕も気になる。マルコ、なぜ【新生】を受け入れた。あれだけ、僕の【刻】の力での延命を断ってきたのに。理由を教えてくれないか?」


 マルコが頬をかく。そして目を泳がせて顔を赤くした。

 照れている。きっと、あのときのことを思い出してるのだろう。

 マルコが意を決して話そうとしたとき、ぐーっと間抜けな音がした。

 全員がそちらを向く。


「ごっ、ごめんなさいです。どうぞ、お話を続けてくださいです」


 フェルだった。フェルがお腹を押さえている。

 きっと、ごちそうが目の前にあるのに、手を付けられない状況でお腹の虫が抗議したのだ。

 誰かが笑った。それが伝播して、みんなが笑う。


「がははは、ダンよ。おぬしの可愛い魔物が長話に飽きたようじゃな。まずは飯だ。話は腹が膨れてからが良かろう」

「お父様、ごめんなさいです」


 フェルが狼耳をぺたっと倒して、顔を伏せる。


「いや、いい。僕もお腹が減っていた。まずは食べよう。プロケル、何をぼうっとしている。今日のホストは君だろう」


 どうやら、【刻】の魔王は娘にはとことん甘いらしい。

 フェルじゃなければ、マルコとの会話を邪魔をして恥をかかせたと首をはねていてもおかしくない。


「では、乾杯をしましょう。マルコの無事と蘇った友情に乾杯」

「「「乾杯」」」


 グラスをぶつけ合う。

 そして、食事会が始まった。


 ◇


「プロケル、このリンゴを使ったワインはいいね。僕のダンジョンでも楽しみたい。用意できるかい?」

「悪い。今日のワインは、特別なリンゴが必要で数が用意できない。無償というわけにはいかないんだ。一ランク劣るものなら包むが、それで許してほしい」


 さすがに黄金リンゴのワインをほいほいとは譲れない。

 普通のアヴァロンリンゴを作ったワインならいくらでも渡せるが、本来黄金リンゴは強力な回復ポーションに使う貴重なものだ。


「そうか。残念だな。なら、Aランクのメダルを渡せば何瓶もらえる?」

「ダンよ。やめとめ、やめとけ、ワインにAランクのメダルなんて渡せばまた創造主から罰則を受けるぞ。ただでさえ、おまえは罰則を受けて大変なことになっとる。やるにしてもプロケルが新人魔王を卒業してからじゃ。というわけで、プロケル、その一ランク劣るワインとやらをよこせ。代わりにドラゴン肉を贈るぞ。珍しいじゃろ。うちの連中の中に尻尾を大きくするために定期的に切り落とす奴がいるんじゃが、食って再利用しとるんじゃ。ドラゴンステーキはうまいぞ」


 罰則とはフェルを俺に貸し出したときのものだろう。

 旧い魔王は魔物やDPを新人魔王に渡すことにより罰則を受けるようになっている。例外は、同等の価値があるものを新人魔王が差し出したときだけ。


「アスト、抜け駆けはずるいだろう。おまえはいつも大雑把なようで抜けがないな」


 二人は旧知の友独特の雰囲気を醸し出す。

 少し、羨ましくなった。


「お二人に贈ります。黄金リンゴのほうでないワインを土産に包みます」


 恩を受けたのだ。それぐらいはただで贈る。

 二人は頷いて食事を再開した。


「おとーさん、大きいエビなの! 美味しそうだけど殻を剥くのが面倒なの」


 クイナが指さしたのはロブスターのような豪快なエビ。

 北の海でとれる大型のエビで、素揚げされて辛みのある甘酸っぱいソースがかけられていた。


「大丈夫、これはそのまま食べるんだ」


 目の前で実演する。さっくりとした歯ごたえの殻をかみ砕くとぷりっぷりのエビの身が口の中で踊る。ジューシーな旨みの汁が口の中で溢れてきて、赤いソースと混ざりあって最高にうまい。大振りのエビでありながら、今まで食べたどのエビよりもうまい。今朝まで生きていた鮮度の良さもうまさのポイントだ。

 クイナが目を輝かせて真似をする。


「おとーさん! すごい! このから、さくさくして、エビの味がすっごく濃いの! クイナ、これ、大好き!」


 ちなみに、この殻の柔らかさの秘密はエビが成熟するために脱皮をした直後のものを使っているからだ。脱皮した直後は殻が薄くふにゃふにゃだ。それを油で揚げるとさくさくの心地よい食感になるうえに、殻にもエビの旨みがたっぷり。ロブスターのような大型のエビをそのままかぶりつけるというのは最高の贅沢だ。


「マスター、私はこの牛肉のお刺身が好き。ふしぎ、生に見えるのに温かくて肉汁がすごい。ソースも絶品」

「それは、もっとでかい塊を焼いて中心の部分だけ取ってるんだよ」


 ロロノが食べているのは刺身ではなくステーキだ。

 この世界にもブランド牛というのはある。美味しく食べるためだけに交配を繰り返して、餌も運動も管理しつくした牛。貴族の道楽で非常に高価だが、それに見合う味だ。

 その牛の肉の塊をまるまる焼いて、中心の赤い部分だけを食べる。火の通った生という最高の肉を食える。2kgの肉の塊からせいぜい食べるのは100gほど。かなり贅沢な逸品だ。


「私は、この貝のパエリアが好きですね。貝の美味しさがお米に染みて幸せです」


 アウラが食べている貝のパエリアは特別で、パエリアに貝が入っているわけじゃない。

 貝にパエリアが入っている。

 アウラの手の平ほどの大きさのハマグリに似た貝の殻に、たっぷりと野菜の甘味を引き出した出汁を染み込ませて炒めた米を詰めて、少量の酒をまぶして蒸しあげた料理。

 米に貝の旨みが閉じ込められて絶品となる。

 他にもありとあらゆる、珍しく贅沢な料理が並んでいる。


「コナンナのやつ張り切ったな」


 金に糸目をつけないといった言葉の通り、とんでもない料理が無数に並んでいる。

 みんな夢中になって料理を食べていた。

 今日の料理がすごいのは、素材もそうだが、なにより料理の発想の幅だ。

 世界中の優れた料理法を、この一席で体験できる。美味しい料理と、最高の酒はみんなを幸せにする。

 自然に笑顔と笑い声が満ちていた。


 ◇


 デザートと紅茶が出される。

 最後のデザートはアップルパイだった。

 平凡で期待外れかと思ったが……とんでもなくうまかった。

 使っているのは黄金リンゴなのでうまいのは当然だが、菓子職人パティシエの腕がすごい。普通の調理法で特徴と言えばシナモンたっぷりというぐらいのアップルパイなのに、一つ一つの技術とリンゴ以外の素材選びが完璧で究極のアップルパイとなっていた。


 パリパリの生地、優しい味のシロップ。鮮烈なリンゴの風味。それらが混然一体となる。

 あまりの美味しさに放心する。


 なるほど、コナンナが今日のデザートは特に期待してくださいと言った意味がわかった。とある辺境の開拓村にいる国の至宝とも呼ばれる貴族に作ってもらったらしい。

 その男は国の至宝と賞賛されながら辺境の村から出てこない変わり者で、依頼されても菓子を作ったりはしない。

 アヴァロンのリンゴを見せられ、さらに上のランクのリンゴがあると聞かされて最上の素材でおかしを作りたいと思い引き受けたそうだ。黄金リンゴだからこそ、素材の味を引き出すためにシンプルな菓子に挑んだのだろう。


 一度、その男に会ってみたいものだ。

 放心したのは俺だけではないようだ。あまりにもうまいものに出会ったとき、人は言葉を失う。

 しばらくして、ようやく全員が戻って来た。


「プロケル、今日の食事会は素晴らしかったぞ。いやはや、わしですら、こんな体験は初めてだ」

「魔王の頂点にいるものとしては悔しいが認めよう。まさか、文化で負けるとはね。街づくり、プロケルの選んだ道もなかなかいいようだ」


【竜】の魔王と【刻】の魔王がそれぞれに賞賛の言葉を放つ。


「すごいのは、これらを作り上げた人間ですよ。私はそれらを集めただけにすぎません」


 まあ、その集める行為すら商人に頼んだが、世界中に張り巡らされた商人のネットワークとコネ。これは魔王には持ちえないものだ。


「私も大満足。プロケル、人間をこれだけうまく使える魔王は少ないよ。褒めてあげていい。そして、また私に美味しいものを食べさせてね」


 マルコが茶化してきた。

 苦笑する。

 空気が柔らかくなった。お腹も膨れた。さて、中断された話を続けよう。

 マルコの顔が真剣なものになる。


「さて、どうして私がプロケルの【新生】を受け入れたかだったね。プロケルは、消えるって言った私を抱きしめてくれたんだ。抱きしめて、好きだ。俺のものになれって言って、それから昔の男なんて忘れてさせてやる。って、ボロボロの体で、泣きそうな顔で言ってね。私は、そのとき思ったんだ。この子を置いていけないなって、こうひたむきな姿にぐっと来ちゃった。うん、惚れたんだ。もっとこの子と一緒にいたいって」


 マルコは幸せそうに頬を染めて笑った。

 それを見て、【竜】の魔王は小さく笑い、ストラスは頬を膨らませた。

 そして、【刻】の魔王は……。


「そうか、マルコはプロケルに惚れたのか。俺が忘れさせてやる……僕には言えなかった言葉だ。あいつの背中を追いかけていたから思いつきもしなかった。悔しいな」

「ふむ、ダンよ。怒らんのか。横から好きな女をかっ攫われて。つまらんのう。そう簡単に諦めるとは」

「アスト、勘違いをするなよ。僕はマルコを諦めてなんかいないさ。今はプロケルのことを好き。それだけのことだよ。誰かを好きな女を追いかけるのにも、報われない恋にも慣れている。伊達に何百年もマルコに恋をしていたわけじゃない……この程度で諦めるぐらいなら、マルコの魅力が諦めさせてくれるような程度のものなら、とっくに僕はほかの女を追いかけているさ」


【刻】の魔王はそこで一度言葉を切る。

 そして深呼吸をした。次の言葉に自らの想いをすべて込めるために。


「アストは怒らないかと聞いたな。怒るつもりなんてない。僕がプロケルに贈る言葉は”約束を守ってくれてありがとう”。そしてこの場で宣言するよ。僕はプロケルからマルコを奪って見せる」


 強がりではない。

 ただ、真剣に真摯に放った言葉。

 どこまでも一途でまっすぐな【刻】の魔王の気持ちそのもの。

 この男に奪われないようにするのはなかなか骨が折れる。


「そうはさせない」


 俺は力強く告げる。

 マルコは俺のものだから。


「わかった。マルコのことはそれでいい。ただ、一つ教えてほしいことがあるんだ」


【刻】の魔王が笑った。

 それはひどく冷たい笑いだ。


「さっきから、君がマルコのことを好きと言うたびに僕の大事なフェルが悲し気な顔をしているのはどういうわけだろう? まるで君に恋しているようだ。プロケル、教えてくれ。君はいったいフェルに何をした?」


 刺すような殺気。 

 逃げられない。

 俺は覚悟を決めて、口を開いた。

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