from 二十世紀 【二百文字小説】
『二十一世紀になったら』
二十一世紀になったら、車は空を飛んでいると思います。
すごい薬もいっぱいできて、病気で苦しむ人もいなくなると思うし、食べ物もいっぱいあるから、おなかがすいて困る人もいないと思います。
戦争もないと思います。
だって、みんな幸せで平和なんだから、そんなことをするはずがないからです。
だからぼくは、そんな未来のために勉強をがんばりたいです。
幼い頃の自分の作文を見て、科学者は頭を抱えた。
某鉄腕ロボットはとっくに誕生しているし、某ネコ型ロボットは百年後くらいには完成しているはずです。