第一章
1-8:使い魔を見捨てるメイジはメイジじゃないわ!
何もする事がない、という事はとても辛い。
無事デルフリンガーを手に入れ、学院への帰路に俺は居た。
デルフとの再会は嬉しかったのだが、流石に剣を抜き身のまま持ち歩く訳にもいかない。
したがってあいつは鞘に収められ、大人しくしている。
ルイズはというと俺の前を馬で進んでいる。
前回は慣れない乗馬でそれどころではなかったが、今の俺の場合乗馬自体問題は無い。
ここは未来の妻と楽しく桃色トークが出来ればいいのだが、生憎まだ俺達はそんな仲でもない。
世間話をするにしても俺の場合余計な知識があるので、ボロが出かねない為にすこし控えている。
馬は勝手に進んでくれるし、楽といえば楽なのだが……
何もする事がない。
と、いう事はとても辛い。
若い体はいろんな意味で持て余すのだ。
……そうだな、これからの事を考えようか。
まず、早急にしなくてはいけない事。
妻であったルイズからの手紙の処分、これだな。
正直処分したくない。
思い入れが強すぎる。
しかし、いつ何かの拍子でルイズに見られるか分からないしな・・・
そろそろ覚悟を決めないと。
それから、未来だ。
今の所記憶にある出来事は大体"合ってる"。
これから先もきっと同じだろう。
俺はルイズともう一度生きる決心をした。
今回はその……ルイズ以外の女は抱かないというか、浮気はしないと約束した。
ルイズと共に未来に進む、という事は虚無に関わると言う事、ガリアの無能王ジョゼフとロマリアの教皇ヴィットーリオと対決するという事だ。
ルイズはあの時、俺に問うた。
「私のこと、愛してる?」
「私のこと、守ってくれる?」
「もし……やり直せるならまた私の為に戦ってくれる?」
俺はすべて肯定し、誓った。
当たり前だ。
だれが違えるものか。
そしてもう一度チャンスを手に入れた。
だけど、勘違いしてはならないと思う。
このチャンスはルイズの為のチャンスなんだ。
俺の為でも、トリステインの為でも、ハルケギニアの平和の為でもない。
俺はルイズ唯一人の為に、身も、心も、全て捧げてここに居るのだ。
だから、皆の想いを踏み躙り、拒絶する事に迷いは無い。……躊躇しちゃいそうだけど。
それで未来が変わる分には問題ないはずだ。
よく内容は理解できなかったけど、ルイズの手紙には未来で生まれて来ていた子供達は心配要らないとあった。
それは信じる。
俺はルイズを信頼している。
問題は自分以外の女は抱くなと言う内容と、歴史を大きく変えようとするとその時空から拒絶される恐れがある為
大きな歴史の流れは変えるな、と言う内容。
これは俺がルイズとの約束を守る分には問題はないが、大きな歴史の流れを変えると"ここ"から消える恐れがある、と受け取った。
何故かはわからない。
俺は今も昔もガンダールヴ、虚無の使い魔だ。
ハルケギニアの事、虚無の事はルイズが考え、決めればいい。
俺は彼女を支え、剣を取って守り抜くだけだったし、これからもそうだ。
年食ってからもそれを貫いて、殆ど政治には関わらなかった。
それでよかったと俺は思う。
「なあ、ルイズ。」
「なによ、急に?」
「例の魔法、見つかった?」
「……まだよ。」
「そっか。……早く見つかるといいな。」
「うん。」
「なあ、焦るなよ。じっくり行こうぜ。」
「そうね。」
「俺、信じてるからな。」
「……ふん、見てなさい。」
「ああ。そうだ、今夜からでも一緒に鍛錬しないか?」
「……考えとくわ。」
なんとなく、ルイズに話しかけてみる。
ルーンの力なのか、それだけで俺の心に暖かな物が流れ込んでくる気がした。
さて、この勇気を使ってここで決めてしまおう。
残るフーケの一件が終わればもう迷ってはいられない。
ずっと引っかかっていた事だ。
俺の持つ未来の知識。
未来の知識を使い色々と手を回したくなるけど、正直俺はそんな政争なんて出来そうに無い。
ずっと腕一本、出たとこ勝負だったしな。
アンリエッタやルイズがそういうの全部やってくれてたし、思えば俺ずっと受身だったもんな。
変に引っ掻き回してルイズがあの未来から、更に不幸になりでもしたら目も当てられない。
……女絡み以外は成り行きに任せるか。
うん、きめた。
いくら"知っている"からとはいえ、俺とルイズだけで今の状況からレコン・キスタからアルビオン守ったり
ヴィットーリオ暗殺して聖戦止めたり出来そうにない。
これから戦争が起きて無数に人が死ぬ。
おれはそれを容認する事になるだろう。
だけど……最期はみんな笑顔だった。
あの笑顔は俺一人の力じゃない。
みんなで"あの未来"を潜り抜けたから勝ち得たんだ。
別に無理して変える事はないよな、うん。
戦争は止めたい。
だけど、俺にそんな力はきっとない。
俺の手はとても短い。
ルイズとほんの少しの人々しか届かない。
そもそも、おれはそんな事の為にここに居るんじゃない。
ルイズの為だけにここに来たんだ。
認めよう。
おれは自分勝手で、己の欲望の為に救えたかもしれない何万もの人をいまから見殺しにするのだ。
それでいて、手の届く範囲には出来る事をしよう。
血で染まった手で、ルイズを抱きしめて見せるのだ。
あ。
ウェールズはどうしよ?
手が届きそうだぞ?
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サイトの様子がおかしい。
多分、あの時からだ。
城下町からの帰り、不意に後ろで馬を進めるサイトがわたしの「魔法」の事を聞いてきた。
わたしは前を向いたまま、まだ見つからないと答えた。
するとあいつは見つかるといいな、と言ってきた。
次に今夜から一緒に鍛錬しないか、と誘ってきた。
わたしは武器も手に入れた事だし別にそれもいいか、と思い考えとくと答えた。
そんなサイトの様子が不意に気になったので後ろを向くと、あいつは下を向いていた。
寂しそうで泣いているようにも見えた。
どうしたのだろう?
念願の武器が手に入ったじゃない。
やっぱりもっと綺麗なものが良かったの?
私の事、新金貨五十枚しか出さないケチに見えたのかしら?
……それとも、未だに鍵となる魔法を見つけられない私に落胆してるの?
その時はそう思い、すこし不機嫌になり学院までそれ以上口を利かず戻った。
学院に戻った後、わたしは夕食を摂るべく食堂に向かった。
サイトは厨房に用があるらしい。
あいつ、コッソリ何か恵んでもらってるんじゃないかしら?と思い後をつけてみると、予想通り厨房で何やら歓迎されていた。
私は現場を押さえるべくその場に乗り込もうとしたが、どうも少し様子がおかしい。
サイトはカマドの前で座り込み、二枚の紙を取り出した。
暫くそれを眺めた後、不意に一枚だけすこし破いて残りはカマドにくべて燃やしてしまった。
あいつ、何やってるのかしら?
私はそう思い、当初の予定通りその場に踏み込んでサイトに問い詰めたけれど、結局あいつは何も言わなかった。
ただ、あいつの悲しそうで、それで居て愛しげな目が酷く印象に残った。
夕飯の後、サイトはいつもの調子に戻っていた。
私の機嫌もその頃には直っていて、早速サイトと共に中庭に出て鍛錬(私は魔法さがし)を行う事にした。
したのだけど……
「で、何の用?邪魔しないでくれる?ツェルプストー。」
「あなたには用はないわ、ヴァリエール。用があるのはサイトよ。」
ツェルプストーが大きな、綺麗な剣を抱えてやってきた。
いつもあいつと一緒にいる女の子と一緒に。
「なんだい?キュルケ。この前の申し出なら……」
「あのね、今日はあなたにプレゼントがあるの。ヴァリエールがあなたにあげた物よりずっと素敵よ?」
「気持ちはありがたいんだけど……」
(うおおおお!!タバサちっけえ!超ちっけえ!)
「みて?この剣。ほら、あなたが持ってる剣よりずっと綺麗よ?」
「おあいにく様。使い魔が使う道具は間に合ってるの。ねえ、サイト?」
「あ、ああ。ごめんな、キュルケ。」
「そんな……金貨千枚もしたのに……」
「せ、千枚?!バカなんじゃないの??サイトのボロ剣の二十倍なんてあんた正気?!」
私は思わず口に出していた。
計算は昔から得意なのだ。
ちなみにあの口うるさい剣は、色々とチャチャを入れてくるのでサイトには鞘を付けさせたまま素振りをさせている。
「な、ヴァリエール?!あなた金貨五十枚で買えちゃうような剣を持たせてるの?!」
「な、なによ!私の勝手でしょ!」
「そんな剣、すぐに折れちゃうに決まってるじゃない!!」
「そ、そんな訳ないでしょ!あのね、年代物は良い鉄使ってるから大丈夫なのよ!」
「ル、ルイズ?もうちょっとほら、仲良くしような?友達なんだしさ。」
「なんでよ!こいつはツェルプストーなのよ?!」
「ねえ、サイト。剣も女も、生まれはゲルマニアに限るわよ?トリステインの女なんて、このルイズのように嫉妬深くて
気が短くて、ヒステリーで、プライドばかり高くて、おまけにペッタンコなんだから。」
「ちょっと!やめてよ!わたしはまだ発展途上なんだから!大体ね、あんただって唯の色ボケじゃない!どうせゲルマニアで
男を漁り過ぎて相手にされなくなったもんだから、トリステインに留学してきたんでしょう!」
ピキ!!って音が聞こえそうな瞬間だった。
その時、私とツェルプトーの間につむじ風が舞う。
ちなみに、サイトはその間ずっとツェルプトーと一緒にやって来た女の子をチラチラと見ている。
ご主人さまが揉め事に巻き込まれている時に、暢気に色目使ってるなんて……
この使い魔にはあとでしっかり教育する必要があるわね。
「もう帰っていい?」
「なによこの子、このつむじ風あんたがやったの?」
「わたしの友達よ。」
「大体なんでここにいるのよ?」
「いいじゃない。」
「や、やあ。俺平賀才人って言うんだ。よろしぐぅ!!?」
やだ!
思わず手刀を放ってしまっちゃった!
もう、爪の手入れを昨日したばかりなのに、割れたらどうするのよ!
余計な事をさせた犬には、あとでしっっかり肉体言語で躾をしとかなきゃ。
私がち、と小さく舌打ちをしながら喉を押さえて蹲るサイトを余所に爪をチェックしていると、女の子がツェルプトーになにやら耳打ちをする。
ふんふん、と頷いていたツェルプトーはにやりとして私の目を合わせ、ある提案を持ちかけてきた。
「……!!……!!!!……!!…………!!!…………………………!!」
(なにすんだよルイズ!声出せなくなったじゃないか!俺が何をしたっていうんだちくしょう!)
「ねえ、ヴァリエール。勝負しない?」
「は?勝負もなにも、サイトは私の剣を使うの。決着はもう付いているじゃない。」
「ねえ?私が勝ったらサイトにこの剣を使ってもらうわ。でも、もし、あなたが勝ったら私はあなたに土下座して
今までの無礼をお詫びし、クラスの皆の前であなたに魔法で負けた事を宣言し、以後あなたの下僕としてこの身を捧げるわ。」
「……!!……!!…………………………!!!・・・…………………………!!!!!!」
(だめだルイズ!これは罠だよ。騙されるな!!キュルケはさり気なく「魔法で」勝負しようって言ってるぞ!)
「で?どんな勝負にするのよ?さっさと説明しなさい!!」
「…………!?!………………!!…………………………??!?」
(うわー!即答だよ!受けちゃったよ!!お前できる子じゃなかったのかよ!?)
「そうねえ。お互いの剣をあの塔の天辺にロープで吊るして、魔法でロープを切って剣を落とした方が勝ちとしない?」
「いいけど、切るのは相手の剣のロープにしてよね!勝った後剣が折れちゃってたらもったいないし。」
「…………!?!………………!!」
(デルフゥゥゥ!にげろ!にげるんだ!!)
「ええ。それでいいわ。タバサ、お願いできるかしら?」
果たして、塔には二本の剣が吊るされていた。
あのボロ剣は鞘に入っている癖になにやらかちゃかちゃと震えて、今にも鞘から抜けそうだったので抜けないようにしっかり紐でくくって置いた。
変に動いて勝負の後にツェルプストーからいちゃもんを付けられでもしたら、たまったものじゃないもの。
「じゃ、お先にどうぞ、ヴァリエール。」
ふん、みてなさい。
ファイアボールは目標に確実に飛ぶ魔法だからこれで行きましょう。
あんな動いてもないロープ、直ぐにでも焼き切ってやるわ!
えい!
「あら?外れちゃったようね、ヴァリエール。」
「うぐ!」
「じゃ、わたしの番ね。それ!」
「…………!?!………………!!……………………!!!!!!!」
(デルフゥゥゥ!うわああああ!!こんなつまらない事でお前を失うのかあぁぁ!)
……見事に命中したわね。
ボロ剣、大丈夫かしら?
年季が入ってるから良い鉄使ってるし、多分大丈夫よね。
「どうやら私の勝ちのようね?」
それにしても……はあ、落ち込むわ。
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デルフは無事だった。
もう一度言わせてくれ。
デルフは無事だった、こんちくしょう。
さすがだな、デルフ。
六千年も存在していた剣だけあるよ。
いい鉄でできてるんだな、お前。
だけど、そろそろ喋ってくれないか?
壊れたと勘違いしちゃいそうなんだ。
あの武器屋、保証書くれなかったからなあ!あはははは!!
俺はデルフの無事を確認すると鞘に治め、その鞘を背中に背負った。
そして "ソレ" を待つ。
さっきルイズの魔法が当たった壁はこの上だから、俺がいる近所にソレは来るはずだ。
向こうではキュルケが高笑いをし、ルイズが地面の草を引っこ抜いている。
ああ、カメラがあればあの可愛い落ち込むルイズを収めるのに!!
と、それ所じゃないよな。
ほら、きた。
キュルケの後ろの方、地響きを立てこっちに向かって歩いて来る巨大な影。
フーケのゴーレムだ。
「きゃああ!!!」
キュルケが悲鳴を上げ、逃げ出してしまった。
仕方ないよな、いきなり後ろからあんなデッカイのが湧いたら俺でも怖い。
しかし……大きい。泥棒やらないで土木作業でもやった方がもうかるんじゃないか?
ゴーレムはまっすぐこっちに向かってくる。
俺は背のデルフに手をかけ、ルーンを発動する。そして、ゴーレムへ一気に近寄り……
「ぐ!!!」
「サイト!!」
ルイズの悲鳴が聞こえた。
俺は巨大なゴーレムの歩みに突っ込む形で蹴飛ばされていた。
丁度カウンターになってしまった様だ。
まるで小石のように吹き飛び、元居た場所まで飛んで、デルフが吊られていた外壁にしこたま体を打ちつけた。
ぼて、とそのまま地面に落ちて、呻いていると今度は上から石の破片が落ちてくる。
直ぐ傍で重量物がどす、どす、と落ちる音がするのはゾっとしない。
上を見上げると、フーケのゴーレムが学院の宝物庫の壁を破壊している所だった。
やばい、さらに石が落ちて来る!
咄嗟に背中のデルフに再び手をかけ、ルーンを発動させる。
「サイト!!」
「来るなルイズ!いいから逃げろ!!」
おれは近寄ろうとするルイズを制止し、落ちてくる石を見る。
やばい。
直撃する。
いやだ。
いやだいやだいやだ!
強く、つよく、さらに強く念じる。
知らずにルーンがさらに強く発光し、一気にトップギアまで上り詰める。
瞬間、世界は赤く見えた。
俺に直撃する石がスローモーションで近寄ってくる。
ここで動けばきっと俺の体はズタズタになってしまう。
"せっかくわざとゴーレムにボコられている" のにそれではまずい。
かといってこの状態を解くのはちょっと……。
お?
あの石、それとあの石!あれらさえ避ければ助かるんじゃない?
お、おおおお、おれラッキーだな!
助かる!助かるぞ!!
よし、さっそくルーンを通常状態に戻して……
よ、ほっ、そりゃ!っと。
よーし!生還したぜ!!
あぶねぇ、慣れない頭は使うもんじゃないな。
もう少しで死ぬところだった。あは、あはは……
あたりはもうもうと土煙が舞う。
俺は壁に穴を開けたゴーレムを見上げる。
暫くすると、フーケらしき人影が壁の穴から出てきた。
これだ、これを待っていたんだ!
「待て!ドロボー!」
俺はわざと叫ぶ。
フーケと思わしき黒ローブの人物の手には破壊の杖らしき物。
月夜の為、黒ローブの人物"以外が"良く見える。
俺はある考えの基、今夜ここで破壊の杖をこの目で見る必要があったのだ。
目的は達した。
あとは……
素早くルイズと逃げようと思った所で、なんとルイズが駆け寄って来ていた。
「サイト!!」
「ルイズ!ばか、何で逃げないんだよ!!」
「使い魔を見捨てるメイジはメイジじゃないわ!」
俺は何か言おうとしたが、不意に月明かりが遮られる。
やばい、踏み潰される!
そう感じると左手で背中のデルフを掴みルーンを発動させ、右腕でルイズを抱いて思い切り前へ飛んだ。
ズン!と後ろでゴーレムの脚が地面にめり込む音がする。
ほ、と安堵したのもつかの間、再び月光が遮られた。
が、今度はルーンの発動をするまでも無くタバサの風竜が二人を掴んで飛び去っていた。
俺たちは空中で一度レビテーションをかけられ、風竜の背に乗る。
「サンキュ、えっと、タバサ?」
彼女はコクリと一度だけ頷いた。
一応、知らない振りしとかないとな。
俺たちはそのまま月夜の空を旋回していると、フーケのゴーレムが突然土の山になった。
フーケの姿は消えていた。
俺は最期の芝居に取り掛かる。
「あいつ、壁をぶち壊していたけど何がしたかったんだ?」
「宝物庫」
「あそこが?そういや、あいつなんか持ってたな。」
「随分派手にやったものね……って!サイト!!あんた怪我は?!!」
「あ、ああ。蹴りと壁に激突したのは大丈夫、アレくらいならなんとも無いさ。」
「ちがう!あんた途中で "アレ" 使ったでしょ!!」
「あ、うん。でも微塵も動かなかったから。」
「そう、よかった……」
ルイズがはああ、と安堵したかのように肩を落とした。
ふと、俺の服の袖を引っ張る感触。
タバサだった。
「アレって?」
「あ、ああ。俺の必殺技さ。使うと"俺が"死ぬんだ。すげえだろ!」
俺はニカっとタバサに笑いかけると、後ろから笑い事じゃないわよとルイズに拳骨で殴られた。
タバサはそんな俺たちには興味なさそうにして、土の山となったゴーレムを見ていた。
※現在暫定的に復帰中です。
このSSはArcadia様のサイトでも公開いたしております。
リンクはこちら→ガンダールヴは夢を見る。/1(一章~四章)
リンクはこちら→ガンダールヴは夢を見る。/2(五章~八章)
リンクはこちら→ガンダールヴは夢を見る。/3( ~最新話)
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