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本話より第二部です。
基本的に四話程度のオリジナルエピソード中心にお話が進みます。
原作進行ではありますが、原作イベントはキンクリする予定。



第八章
8-1:白の国から来たるは幻影



 そろそろ冬の終わりも見えてくる、ハガルの月の中程でのこと。



 約八ヶ月に渡る神聖アルビオン共和国との戦争は、トリステイン王国と帝政ゲルマニアの連合軍による勝利によって幕を閉じ、ハルケギニアに一時の平穏が戻って来ていた。
 戦後、ロンディニウムに各国の代表を招いて開かれた“諸国会議”は滞りなく進み、程なくトリステイン王国、帝政ゲルマニア、ロマリア連合皇国、そしてガリア王国の承認の元、ウェールズ王の即位が承認されアルビオン王国は無事復権したのであった。
 しかし“諸国会議”においてアルビオン王国の復活を心から祝う者は、出席していたトリステイン王国女王を除き、誰一人としていない。
 なぜならば、“諸国会議”に出席していた各国の代表は皆、大幅に国力が弱ったアルビオン王国への支援と引き替えに、ある者は自国に有利な通商条約を、またある者はアルビオン大陸の一部領有や権利譲渡を目論んでいるからだ。
 アルビオン王国としてもハルケギニア随一を誇っていた艦隊や竜騎士隊の多くを失い、長期にわたる内戦と先のトリステイン遠征によって国内は疲弊しきっており、これらを断る事は難しい状況である。
 当然、多少不利な条件であっても国力の回復を最優先したいアルビオン王国側は、呑まざるを得なくなるのではあるが。

 ただ唯一アルビオン王国にとっての救いは、トリステイン王国と帝政ゲルマニア間に結んだ講和条約において、割譲された領地が遠い将来に返還されるという内容であったことであろう。
 無論返還の為の条件として莫大な賠償金を必要とするが、それでも先祖伝来の地を取り戻せる道が残された事は、ウェールズ王にとって希望であり得た。
 この、恐らくは“諸国会議”においてアルビオン王国にとり、唯一有利な部分を有する条約を締結できたのは、“アルビオンの英雄”による所が大きかったと言えた。
 と、いうのも浮遊大陸に飛び地として領地を有する場合、当然そこに統治者として貴族を封じ、軍隊を置く必要がある。
 勿論、平時は飛び地からの税金や交易による収入が得られようが、有事の際、あるいはそうで無くてもウェールズ王の気持ち一つで簡単に奪還される恐れが常につきまとう。
 これが陸続きの領地であれば援軍を送り領地を守れるのであろうが、浮遊大陸であればそうはいかない。
 先の遠征に見るように、いざ援軍を送るにしても莫大な戦費と準備期間を必要とするのだ。

 一方、アルビオン王国側としては陸、空軍共に甚大な損害を出し、軍隊そのものは大幅な弱体化をしていたものの、“アルビオンの英雄”が未だ王国を軍事強国たらしめていた。
 何せ、たった一人で城を破壊し、十万以上の軍隊を壊滅させる事ができるのである。
 正体はトリステイン貴族の使い魔であるが、各国の要人らには知る由などなく、英雄は彼らにとって間違いなくアルビオンの貴族であり、“諸国会議”で交渉を行うに辺り無視はできぬアルビオン王国の軍事力であった。
 その“アルビオンの英雄”を相手にしては、万一の有事の際飛び地である領地では防衛おろか時間稼ぎすら不可能に等しい。
 結果永続的な領地の獲得よりもアルビオン王国と友好的な関係を築き、かつ税収や利権だけは確保しようとする動きが主要国で見られ、今回の講和条約と成ったのである。

 特にトリステイン女王、アンリエッタはうら若き外見とは裏腹に、講和条約において強欲な暴君のごとく貪欲に発言し、自国の利益になるよう働いて、各国の代表を大いに驚かせていた。
 アルビオン戦役において、連合軍に参加した国々には兵を派遣した費用等を規模に応じ、アルビオン王国に請求する権利があったが、それらに上乗せされるべき賠償金は戦果に因る。
 しかし、大きな戦果といえば直接的にレコンキスタの軍を殲滅した“アルビオンの英雄”を除けば、トリステインの秘密兵器によるものが殆どで、故にアンリエッタは講和条約においての発言力は強かった。
 結果、飛び地の無償借り上げ領地とは言え、トリステインがアルビオン王家から得た領地は浮遊大陸の五分の一にも及び、その中にはロサイス空軍基地を始めとした主要な港も含まれていた。
 帝政ゲルマニアやロマリア連合皇国も一部の港や借り上げ領地を得はしたが、トリステインと比べると規模は小さく、二国合わせてトリステインの半分といった所であろうか。

 この結果に連合軍へ兵を多く出していた帝政ゲルマニア側に不満が噴出したが、ウェールズ王へ“個人的に”支援していたゲルマニア貴族であるビットナー西方伯が講和条約とは別に、いくつかの物資の専売権を獲得した事によって、丸く収まる結果となった。
 と、いうのも帝政ゲルマニアの皇帝アルブレヒト三世には政敵が多く、ビットナー西方伯は彼の数少ない、信頼に足る支援者であったからだ。
 アルブレヒト三世としては、帝政ゲルマニアが権益を得て政敵が含まれる国内が富むよりも、自分の支援者が富み力をつける事の方が望ましかった面もあったのである。
 以上のような経緯を辿り“諸国会議”は二週間にもわたる交渉の果てに閉会し、最後にアルビオン王国、トリステイン王国、帝政ゲルマニア、ロマリア連合皇国、そしてガリア王国による王権同盟が締結されたのであった。

ハガルの月、第二の週・ヘイムダルの週が終わりに近いオセルの曜日での出来事である。





「で、なんでそこでクルデンホルフ大公国が出てくるのよ」

 ルイズは不機嫌にそういって、ジロリとケイトを睨んだ。
 場所は魔法学院にある女子寮の自室である。
 時刻は朝の十時を回っていたが、アルビオン王家の特使がトリステイン女王の手紙を携え、ルイズ――ではなく才人を訪ねて来たので、授業には出席せずその応対をしていたのだった。
 才人も又、アルビオン王家とは別にアンリエッタからトリステイン王国の名誉貴族号である“シュヴァリエ”に叙せられた後配属された、魔法学院の生徒を中心として編成される“水精霊(オンディーヌ)騎士隊”の訓練を抜け出しての応対である。
 才人は兎も角、ルイズの強い視線に真新しい軍服に身を包んだケイトはう、とたじろいで一歩下がりながらも、アンリエッタ女王から賜った手紙を差しだして見せた。

「あによ、これ。ニセモノじゃないでしょうね? なんで姫さまの手紙が私じゃなくてケイトに渡されてるのよ?」
「し、しりませんよ! 私だって、ウェールズ陛下の命でトリステインの王宮に寄ってからここへ来ただけですし!」
「ま、ま、二人とも。落ち着けよ。ケイト、ルイズじゃなくて俺に用ってことは……」
「はい。ウェールズ陛下から、アルビオン貴族である“黒騎士”殿への依頼があります」
「うぅ……やっぱ俺、貴族社会向けには“黒騎士”って事になってるのか?」
「? ええ、サイトとルイズさんの希望により“アルビオンの英雄”の詳細は国家機密としましたので……それに伴う呼称は我が国では自由騎士を意味する“黒騎士ブラックナイト”としておりますが……不都合ありますでしょうか?」
「ある! なんだってそんな恥ずかしい名前にすんだよ! 折角、“イーヴァルディの勇者”の方を広めようと妖精亭のみんなや、“麗しのアンリエッタ号”のみんなに頼んで広めて貰ったのに!」

 意外にもルイズより先に暴発した才人は、うがと叫び、頭をかきむしり始めた。
 余程“黒騎士”というアルビオン貴族として“表向き”の名が恥ずかしいらしい。

「そんな事言いましても……貴族にとって“イーヴァルディの勇者”は平民向けの物語であり、あまり良い心証は抱かれないかと思いますよ?」
「それでもいいって! 今からでも訂正できないか?! 頼むよケイト! 俺が貰ったサウスゴータ地方の関税権、お前にやるから!」
「な?! い、いりませんよ! サイトが陛下に貰った関税権って塩の関税権じゃないですか! そんなの、私みたいな小娘が貰ったら命が幾つあっても足りませんって! 大体、“麗しのアンリエッタ号”の船長代理だけで一杯一杯です!」
「頼む! この通りだ! なんだったら“麗しのアンリエッタ号”をお前にやっても良い!」
「王国空軍の旗艦(フラグシップ)の船長職を猫の子みたいに譲渡しようとしないで下さい! 大体、サイトが乗らない“麗しのアンリエッタ号”なんてフリゲート以下の戦闘能力しかないじゃないですか!」
「そこをなんとか! な? “黒騎士”だけはイヤなんだ!」
「お断りします。って、いうか、無理ですよ。陛下を含めて一部の人間しか知らない機密扱いですし」
「あああ! いやだ! “黒騎士”はいやだ!」
「なによこれ!」

 ダダをこねる才人の叫びに割って入ったのは、ルイズであった。
 突然の事に才人もケイトもひとまずはじゃれ合う事を忘れ、恐る恐るルイズへ視線を投げかけると、彼女はアンリエッタの手紙を持ったまま怒りに肩を震わせていたのである。

「ルイズ?」
「ケイト……あなた、サイトを迎えに来たのよね?」
「え? ええ、ウェールズ陛下より依頼を伝えた後、“黒騎士”殿の了承を得られましたら速やかに“麗しのアンリエッタ号”でクルデンホルフ大公国へ送り届けるよう仰せつかっております」
「ふざけないで! なんでサイト“だけ”なのよ!」
「う……そうはいいましても、私が決めたわけじゃ無いもので……」

 語尾を荒げるルイズにケイトは少し俯いて、困ったような顔をした。
 どうやらアンリエッタの手紙にはケイトが才人を迎えに来た理由の詳細と、ルイズが納得できない何かが書き記されているらしい。
 そもそも、如何なる理由でケイトが魔法学院に訪れたのか。
 事の始まりは“諸国会議”が終わった、数日後の事。
 平穏を取り戻し新たな始まりを迎えた白の国に、とある国からの外交使節が訪れていた。
 トリステイン王国内にある、クルデンホルフ大公国からである。

 クルデンホルフ大公国は元々トリステイン王国の一部で、名目上は独立国であるが外交や軍事はトリステイン王国に依存している新興国だ。
 大公国を治めるクルデンホルフ家はハルケギニアでも有数の資産家で、巨万の富の一部をトリステイン国内の貴族へ貸し出し、王政に対して政治的な影響力も強い名家であった。
 “諸国会議”に出席しなかったのは、外交を担うトリステイン王国に憚っての事であるのだろう、“諸国会議”が閉会するや計ったかのようにアルビオン王家に謁見を申し出てきたのである。
 果たして、珍しくトリステイン王国とは別に外交使節を送り込んできたクルデンホルフ大公国は、アルビオン王家に対して多額の資金援助を申し出たのであった。
 それも、破格の条件で、だ。

 勿論クルデンホルフ大公国側にはある意図があるのだが、財務の方々から早くも火の手が上がっていたアルビオン王国側は、これをいとも容易く呑んでしまったのである。
 大公国が示した“条件”とはどのような物であったのか、この時の才人やルイズには知る由もない。
 しかしその結果、ケイトが“アルビオンの英雄”を極秘裏に迎えに来たと言う事実は、他ならぬケイトの口から説明が成されていて、冒頭に至るのである。
 才人は悪くなる場の空気に嫌な予感を感じつつも、怒りの理由を説明してもらうべく、優しくルイズの肩に手を添え落ち着けよ、と少し低い声をかけた。
 だが、愛らしい彼の主は怒りを鎮めるどころか更に激高して、歯を剥きケイトに食ってかかったのである。

「これが落ち着いていられるものですか! 只でさえなんでサイトだけ、クルデンホルフ大公国に行かなきゃならないのかわからないのに、どうして私がついて行っちゃいけないのよ!」
「なぬ?」
「それを私にいわれましても……」
「どういう事だ? ルイズ?」
「どうもこうも、姫さまの手紙にはクルデンホルフ大公国はアルビオン王国のみならず、トリステイン王国にも先の戦費として貸りたお金の棒引きを申し出てきた事が書かれていたわ。――あんたが一人で大公国に来られるよう、“便宜”を図るのを条件にね」

 吐き捨てるようにそう言って、ルイズはベっとあろう事か女王陛下からの手紙を机の上に放り投げた。
 それだけでも十分不敬であるが、本当ならば床にたたきつけ踏みつけたかった彼女の心情を汲めば、十分己を押さえていたのであろう。
 ――なんで、クルデンホルフ大公国が俺を呼び寄せたいんだ?
 それも、アルビオン一国だけでなくトリステイン王国にまで資金援助を申し出てまで……
 才人は腕を組み首を傾げながらも、その意図を推測できずうむと唸ってしまう。
 ただ一つ、言えることと言えば――

「……つまり、姫さんも条件を呑んだって事か?」
「む……そうなりますね。大公国は何を目的としているのでしょうか?」
「しらないわよ! サイト、とにかく、行っちゃダメよ!」
「こ、困ります!」

 アルビオンで才人と一層“仲良く”なっていたルイズの、当然の反応に焦ったのはケイトであった。
 その焦り様は任務を遂行出来ぬ為というよりも、もっと重要な何かを成し遂げられなくなるという悲壮感が漂い、聞く耳も持たず否定するつもりであったルイズの興味を知らず引いた。

「なんでよ! サイトは“自由騎士”の筈よ?! アルビオンとトリステイン王国の貴族籍は持っているけれど、叙勲の時忠誠は誓わなかったわ! つまり、サイトに命令なんて誰も出来ないはずよ?!」
「それはその……そうなんですが……」
「あによ!」
「その……もう、お金を貰っちゃったんです」

 耳にいたい、沈黙。
 ケイトの台詞は“引き返せない”という意味も含まれていた。
 というのも、個人とは違い国家間では約束が果たせないならば貰ったお金はすぐ返せば良い、という単純なものではない。
 今回の場合を例に出せば、一度約束の金子を受けとらばそれは“契約成立”を意味し、必ず約束は果たさねば成らないのである。
 それが誇りや面子を重んじる貴族である所か、国家間の物ならば尚更だ。
 事は、復権したばかりのアルビオン王家にとって、その威信に関わる話となっていたのだ。
 勿論、名目上はアルビオンの貴族である才人ではあったが、ルイズの言のとおり忠誠を誓ったわけでない以上、これに従う道理は無い。
 無いのだが……

「……ルイズ」
「嫌」
「いや、話は最後まで聞こう?」
「聞かなくてもわかるもん」
「いいから。俺が行かないと、殿下――じゃない、ウェールズ陛下が困るし、ウェールズ陛下が困ると姫さんが悲しむだろう?」
「そんなの、私とサイトには関係無いもん」
「あるって。お前、今のアルビオン王国が苦しいのはわかるだろ? あそこが安定しないと、姫さんがいつまで経ってもウェールズ陛下と結婚出来ないじゃないか」
「え?! 陛下とアンリエッタ女王陛下って、結婚するんですか?!」
「ん? 知らないのか? ちゃんとした話じゃないけども、そういう話はあるんだぜ?」
「……迂闊に喋り過ぎよ、サイト」
「たはは……悪い。ケイト、今のは内緒、な?」
「え? え、ええ……。そうですか……陛下と女王陛下が……。あ、それでアンリエッタ女王陛下はあんなにも貪欲に領地や権利の獲得に……」
「そ。結婚しちまえば、アルビオン王国から見ればトリステイン側からのいい持参金になるし、トリステインが得られるアルビオンの権益も、更にデカくなるしな。何より姫さんの想いも成就できる。よく考えたものさ。そんな事より、な? ルイズ」
「嫌ったら、嫌」

 ルイズはまるでだだっ子のように、ぷくりと両頬を膨らませプィっと明後日の方向を向いてしまった。
 一見甘えているように見えるこの仕草ではあったが、最早道理で無く感情で否定しており、何が何でも受け入れない、という意思が明確に才人へと伝わるのである。
 つまり、こうなってはどのような説得も意味を成さない状態であるのだ。
 才人はほとほとに困った表情を浮かべしばし何かを考え込んで居たが、苦いため息を吐いた後、複雑な表情でその場に立ち尽くしていたケイトに声を掛けた。

「すまん、ケイト。明日まで待ってくれるか? ルイズは説得しておくから」
「え? ええ、まぁそれ位ならば……」
「説得なんて意味ないもん」
「ほんと、悪いな。俺もルイズも、ウェールズ陛下を困らせるような事はしたくはないんだ。――だけど、次からはちゃんと相談してくれよ?」
「それはもう。陛下からも、くれぐれもサイトに謝っておいてくれと仰せつかってきましたし」
「そか。なら、今回だけはなんとか陛下と姫さんの顔をたてて行くから。後でそう伝えておいてくれ」
「……いかないもん。サイトはいかないもん」
「はい。では明日、この時間にお迎えにあがりますので。“船長”」
「ああ、頼むぜ“副長”」

 ケイトは俯きむくれ続けるルイズを一瞥してからそう言って姿勢を正し、綺麗な敬礼を残して部屋を後にした。
 残されたのは、苦笑いを浮かべ続ける才人と、小動物のよいうに頬を膨らませ小声でダダをこねるルイズだけである。
 相も変わらず頬の内に空気を張るルイズは、唇を尖らせ不機嫌な表情を浮かべているが、先程とは違い青白く怒りを湛えていた頬には薄紅色の朱が差していた。
 怒りの為ではない。
 裏腹に大きく膨らむ、期待の為である。
 ルイズとしても、やはりアンリエッタやウェールズを困らせるのは本義ではない。
 二人の幸せを心から願い、親友として、忠臣として、アンリエッタの意向に添えるのは吝かではないのだ。
 しかし、そんな貴族としての彼女とは別に、女として譲れないものもまたあった。
 大切な使い魔を、愛しい恋人を、一人旅立たせ離ればなれとなる事は今の彼女には耐えられないのである。
 そして、そんな今のルイズをどう説得しどう穴埋めをすべきか、その術を才人はよくわかっていた。
 同時にルイズも又、それをよく理解していて、故に何時までもむくれ、だだをこねていたのである。
 つまり、いけない奴だとなじらる為。
 または、急速に飢えた心を満たす為。
 あるいは、夜の孤独を越えられるよう体中に才人を刻み込む為。



 翌日、ケイトが迎えに来るその時まで、愛しあう時間はたっぷりとあった。



※現在暫定的に復帰中です。


このSSはArcadia様のサイトでも公開いたしております。

リンクはこちら→ガンダールヴは夢を見る。/1(一章~四章)
リンクはこちら→ガンダールヴは夢を見る。/2(五章~八章)
リンクはこちら→ガンダールヴは夢を見る。/3( ~最新話)


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