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  東方な日々。 作者:春風夜風
続きです。
専門用語多発注意。
妖々夢組
プリズムリバー三姉妹編③



●青の章:ルナサ・プリズムリバーの場合2
(以降、文々丸新聞別紙『BUNBUN!~お遍路ブーム再来!?八十八のありがとう~』プリズムリバー三姉妹独占インタヴューより)


――私たちの再会は驚きから始まった。通された彼女の部屋は私の記憶していたそれとは明白な乖離が起きていた。その部屋は、少し前まではヴィヴァルディの四季がゆったりとしたテンポで流れるような優美な一室だった。しかし今はまるで別物である。どんな風にか。いろいろと表現方法はあるかもしれないが、私ならばこう表現しよう。――お正月風。

ルナサ(以下 ルナ):東儀秀樹みたいになりたいんです。
射命丸アヤ(以下 丸):ブレすぎじゃないですか!

――それでも私たちのインタヴューは続く。真相の解明のため、容認ならざる現実の受理のため。彼女は嬉々として語る。私はそれをペンにて記録する。おそらくそれが理解への第一歩になろうはずだから。

ルナ:そもそも日本の音楽をやらなければ、本当の意味で神への祈りには成り得ない。そのことの気付いたんです。
丸:だから雅楽なのですね。それもずいぶん突飛な考えですけど。
ルナ:日本国、二千余年の歴史。雅楽はその歴史に裏打ちされた伝統の響きです。我が国では古来より、神事を執り行う際には、龍笛や(しょう)、和大鼓の奏でる調子は必要不可欠なものでした。神々しく不思議な音色は、聴衆を常ならざる世界、神の御元に導く役割があったのです。雅楽には、人と神と、境界をつなぐ橋渡し的な要素が含まれているのです。
丸:西洋名で“我が国”とか普通に言わないで下さい。てゆーか、雅楽は大陸からの輸入……。
ルナ:というわけで、この私もヴァイオリンから足を洗って雅楽の世界へ足を踏み入れるのです。
丸:あ・ヴァイオリンやめちゃうんですね。
ルナ:仕方のないことだったんです。私ってば、そんなにヴァイオリン好きじゃないし……。
丸:ええ~!? あんなに語っていたのに……。無駄に。
ルナ:いいんです。もう楽譜も処分しました。つくりかけの協奏曲だったんですけどね。もういいんです。私は新しい世界を手に入れたのですから。私はクラシックは卒業しました。ヴァイオリンと神は何の関係もなかったのですよ。
丸:ああ。メルランさんにディスられたのを気にしているんですね。
ルナ:それは関係ありません。元々ヴァイオリンってなんか面倒くさいなって思ってたんですよ。首筋とかたこが出来るし。だからもういいの。いいんです。
丸:……。
ルナ:というわけで雅楽なんです。まさに神々の意思がこの音楽に託されているようです。私は楽器を手に入れたんですよ。
丸:あら、そうなんですか。でも雅楽の楽器ってなかなか手に入らなんじゃないですか? 後継者の問題とかありますし。それにそういう世界って、師弟関係から入るもんだと思っていましたけど……。
ルナ:セビシック(教則本)に任せれば大丈夫です。それに木琴を手に入れました。知り合いの竹細工職人に200ユーロで作ってもらったんです。
丸:いや、木琴て……。竹て……。200ユーロて……。
ルナ:さあ、演りますよ。私は新しい世界の扉を開けるのです。あ、今、頭の中でドヴォルザークが『新世界』を奏でていますよ。
丸:いいから、さっさとやってくださいよ。
ルナ:いくよ? バチを持ったよ? 本当に演っちゃうよ?
丸:いいから早うせんかい!(怒)
ルナ:ふふふ。私の華麗なボーイングを見るが良い! えい、……ほら! 鳴った! 案外簡単に鳴った!
丸:いや、鳴るでしょうよ。普通。というか今初めて触るんですか。
ルナ:不思議なコル・レーニョですね。ビブラードは利くかしら。
丸:話を聞いてください。というかこの木琴すごく不格好なんですけど。節々から葉が出てるんですけど。あまりに野生的過ぎませんか。
ルナ:まさに“森の木琴”。
丸:Do●Moですか。いや、そうじゃなくて。騙されてるんじゃないですか。嘘つき兎にカモにされたんじゃないですか。
ルナ:そんなことはありません。雅楽を愛する人に悪人はいないのです。ほら、辺りに神聖な気が満ちているじゃないですか。まるで神の声が聞こえてきそうです。
丸:何を言ってるのやら。そんなワケ――……、
ルナ:『Silence. boy! (黙れ、小僧!)』
ルナ:『Can you save San ?! (お前にサンが救えるか!?)』
丸:いや、神だけど! 確かに神だけども! てか何故に English!?
ルナ:よく使う日常英会話より抜粋。
丸:使わねー! ぜったい使わねー!
ルナ:『富める者が天国に行くことはラクダが針の穴を通るより難しい……』
丸:ホンモノきた!
ルナ:『フフフ。僕がキ●だ!』
丸:KI●A! K●RA!
ルナ:――と、このように雅楽の音色には神聖な力が宿っているのです。私はこの雅楽の力で今度こそ、全宇宙の深遠なる真理の匣に触れてみたいと思うのです。
丸:そうなんですか。でも、その前に一度病院に行くのが真理だと思いますけど。
ルナ:では、次はこのエンヤのCDを聴いてみましょうか。
丸:今度はケルトかよ! 自由すぎるよ!
ルナ:あ・間違えてラヴェルが入ってました。
丸:グダグダかよ! もういいよ! どうも有難うございましたァ!
 


●白の章:メルラン・プリズムリバーの場合2



――しばらくぶりの再開に、しかし、私は言葉を失ってしまった。彼女はもう変わってしまった。今や彼女が奏でるのは光煌めく黄金の楽器ではない。肩から下げたレスポールのエレクトリック・ギターである。元々派出好きだったが、服装はさらに派手になったようだ。やたらとトゲトゲのついたアクセサリが鈍く光る。以前よりメイクも濃い。あまりの豹変ぶりに、その変化をどう表せばいいのか。残念ながら私はまだ的確な語彙を知らないが、間違いなく言えることがひとつある。即ちそれは――……、やりすぎ。

メルラン(以下 メル):ロックしてなきゃ音楽じゃねぇぜ!
射命丸アヤ(以下 丸):一体どういう変り身なんですかっ!?

――散らかってはいるが明るく生命力に満ちていた彼女の部屋は今や見る影もない。破壊と暴走。それは紛うことなきロッカーの部屋であり、ともすればステレオタイプに過ぎるロッカーの部屋でもあった。白かった壁には有名ギタリストの写真が所狭しと貼られてある。ジミヘンと目が合った。……どうも。いや、ホントすみません。

メル:やっぱりね、音楽っていうのは、こう、革命がなきゃダメなんですよ。
丸:核爆発並みの革命でしたね。一体、どういった心境の変化なんでしょうか。
メル:私、もっと、目立ちたい。
丸:分かりやすいご説明どうも。それでギターというわけですか。バンドでも始めるんですか?
メル:八百屋のおじさんがドラム叩けるそうです。
丸:どんなバンドになるか想像も付きません。というかまだ形にはなってないんですね。
メル:メン募の張り紙はしているんですが。イマイチ反応が薄いようです。誰か知りませんか?
丸:私、ベースなら弾けますけど。
メル:じゃあアヤさん、弦バスで。
丸:普通エレキベースですよね、この流れだと。というかどんなバンドを目指しているんでしょうか。一口にバンドと言ってもピンキリでしょうし。
メル:ヴァイオリンと鍵盤のいないコンボなら何でも。
丸:我が固着してますよー。執着しまくりじゃないですか。
メル:あとはヴォーカルだけですね。
丸:話逸らしたし。てか私やるんですか。もっと言えば八百屋のおじさん決定なんですか。
メル:バンド名は決めてあります。『evenness(平等)』です。目指せ、武道館!
丸:……。

――彼女は私にギターを披露してくれると言う。確かに言動はめちゃくちゃだが、これでもプロの音楽家だった人物だ。音楽に対する価値観はそれ相応のものと言わざるを得ないだろう。彼女のロックはどう表現されるのか。6本の弦が厳かに弾かれた。

丸:メルランさん。ギターも弾けたんですね。トランペットだけかと思ってましたけど。 
メル:見くびってもらっては困りますね。見てください、この替え指。
丸:普通そういう言い方しないですけど。でも器用ですね。
メル:真の天才はなんでも器用にこなすものです。ほら、ビートルズのジョン・レノンだっていろんな楽器使えるじゃないですか。
丸:ジョン・レノンと比べてしまうのですか。
メル:任せてください。ニルヴァーナのカート・コバーンなみのギターテクを披露してやるぜます!
丸:はいはい(やるぜます?)。……って、何やってんですか。シールドがアンプに繋がってないですよ?
メル:……へ? アンプ? シールド? 何それ?
丸:アンタにロックを語る資格はねぇ!!
メル:ああ。これですね。分かります。分かります。嫌だなぁ。ただのジョークですよ。
丸:本当に大丈夫なんでしょうか。
メル:あーあーあー。
丸:今さら発声練習ですか。
メル:ノープロブレム。今でも気合ですべて解決してきたのです。それでは聴いてください。AKBもびっくりの魂のロックを!


(♪~ロシア民謡より『カチューシャ』~)


丸:……って、何を目指そうとしているんですか!!
メル:無論、全露デビューです。もはや今の時代、全米デビュー程度ではお話になりません。米国での評価など当てにならない。時代の潮流は北の大国にシフトしています。私のギターでクレムリンの連中をあっと言わせてやるぜます! その姿、自走式多連装ロケット砲のごとく!
丸:あまり変なことは言わないで下さいね(また、やるぜます?)。セ●ウム入りの腕時計が送られてくるかもしれませんよ。
メル:うっ、急に目まいが。まさか首筋に注射針。
丸:ていうか、まさかレパートリーはそれだけですか。
メル:何を言いますか。今のはホンの練習ですよ。本番はこれからです。天才ギタリストのメルランさんを舐めてもらっちゃ困ります。
丸:今度こそ頼みますよ。


(♪~Deep Purpleより『スモーク オン ザ ウォーター』リフのみ~)
 

メル:……本当はレッチリとかやりたかったんです。
丸:気持ちは分かりますよ。でも楽器屋さんでは止めておいた方がいいです。
メル:まさに“禁じられた遊び”。
丸:うまいこと言ったつもりですか。
メル:シェイクなら得意なんですが。
丸:そんなものはありません。やっぱりギター弾けないんじゃないですか。
メル:言い忘れていましたが、実は自作の曲を作っていたんです。
丸:今ですよね。今この瞬間に作りましたよね。
メル:瞬間瞬間。それが音楽。
丸:意味が分かりません。
メル:ロックはソウルで奏でるものです。では聴いてください。たった今降りてきたオリジナル曲を。


♪ 渚のネイビー
(作詞/作曲:メルラン)

ああ 何てこったい
トムの奴が退役しちまった
上の連中の決定らしい
俺たちの戦友はこの船を降りちまった
だが俺は知っている
奴はまだ第一線で飛べるんだ
そうさ 俺は知っている
スズメバチなんか目じゃないさ
だから ああ トムよ
また一緒に空を飛びたいよ
お前のピストンを見せてくれよ
そして俺たちはまた
タンギングで語りかけるのさ


丸:……ってF-14戦闘機じゃないですか! どんだけ未練あるんですか! もう無理ですよ。もうトムじゃ無理。
メル:そんなハズはない! あんなに格好よかったのに!
丸:そんなわがままを……(この人ぜったい『トップガン』が好きな人だ)
メル:私はこの曲でメジャーデビューを目指します。
丸:露国では無理だと思いますけど。面倒くさいので止めません。
メル:……少しは引き止めてくださいよ。
丸:本当に面倒な人ですね。というか30年以上もったんだから十分じゃないですか。もう十分働きましたよ、彼も。
メル:そうか。そういえばギタリストは30歳にはなれないんでした。
丸:唐突にそんな迷信を。
メル:うっ、今度は持病の偏頭痛が。きっと循環呼吸をしすぎたのです。
丸:何このグダグダな展開。
メル:アヤさん、お葬式はよろしくお願いしますね。そして生命保険は後でこっそり懐に。
丸:それは保険詐欺だ! もういいよ! 有難うございましたァ!



●赤の章:リリカ・プリズムリバーの場合2



――最後の砦だと思っていた。この人がダメならもうプリズムリバーは再起不能だろうと。そう覚悟を決めて入ったのだが、室内に大きな変化は見られなかった。黒を基調とした落ち着いた色合いの家具。壁にはビル・エヴァンスのポスターが貼ってあり、彼女がこうならば、プリズムリバーにもまだ希望はあるのかもしれないと思わせられた。しかし彼女の第一声は意外に過ぎるものだった。

リリカ(以下 リリ):スウィングしなけりゃジャズじゃねぇ!
射命丸アヤ(以下 丸):あなたもなんですか!!

――あのビル・エヴァンスはフェイクだったのか。私は失意のあまりに膝をついて倒れてしまいそうだった。彼女の真意が分からない。彼女はまず鍵盤の完全否定から始めたのだ。彼女はさらに言葉を続けた。

リリ:私、旅にでていたんです。キーボードで。弾き語りの旅なんですけど。
丸:そういえば休暇を楽しむと言ってましたよね。でも、そういうのは普通アコギとかだと思いますけど。てか重いでしょ、それ。
リリ:それでね、ビリー・ジョエルの『ピアノマン』を演っていた時に、こう、なんか空から降ってきたんです。きらめくアスペジオのごとく。
丸:全然説明になってないですよね。つーか、ずいぶん懐かしいものを演って……。それで、空から降ってきた謎のモノにインスピレーションを受けて路線変更をしたんですか?
リリ:まあ、そうなります。でも、実は以前から考えていはいたんですよ。ほら、私たちのユニットってヴァイオリンとトランペットでしょう。どちらも全面に出てくる楽器です。となると、まとめ役としてキーボードってのは重宝していたんですよ。
丸:でも、それは自分が本当にやりたい音楽ではなかった。そういうことでしょうか。ユニットとして仕方なくkeyを担当していたけど、本当はこういうジャジーな音楽をやってみたかった、と。
リリ:そうですね。そういう解釈で結構です。そしてユニットが崩壊し、自由の身となった私は、自由な音楽をやると決めたんです。ジャズに鍵盤は似合いませんもんね。そもそもキーボードなんてチマチマしたものは私の性に合わなかったんですよ。もっと自由で開放的な音楽こそが私の目指す音楽なのです。
丸:ということは、以前は嫌々キーボードを弾いていた、ということでしょうか。
リリ:嫌、というのは言い過ぎかもしれません。ですが、私はもっと違う音楽をしたいのです。もっと私にスポットが欲しいのです。居るのか居ないのか分かんない、なんて言われたくないのです。もっと私も見て欲しいのです。もっともっと輝きたいのです。ああ、もっと私に光を!
丸:それ、結局自分が目立ちたいだけじゃないですかっ!
リリ:お前にムギちゃん(一期)の寂しさが分かるのか!
丸:知らねーよ!!

――彼女の新しく手に入れた楽器はサックスであるという。今は練習中とのことで演奏は見せてもらえなかったが、彼女は今後の活動について語ってくれた。やはりジャズを中心とするようだ。

リリ:実はひょんな切っ掛けから引きこもりの盗撮趣味の人と知り合いになったんです。
丸:……あいつ、なんですね。リリカさんをそそのかしたのは。
リリ:『今どき』はジャズだと伺いました。私は時代の流れに乗るためにキーボードをキッパリ止め、サックスを中心に活動することに決めたのです。
丸:悪いことは言いません。あんな奴の言うことは信用しないで下さい。あれは何でもかんでも写真を撮れば済むと思ってるんですよ。スクープは足で探さなきゃ。特ダネは話術で引っ張り出さなきゃ。あれはジャーナリズムの何たるかをまるで心得ていないのです。写真はそれはそれで大事かもしれませんが、読者を引き込む魅力的な記事があってこその新聞であり、それを蔑ろにするようでは三流もいいところです。日々移ろいゆく時代の潮流は穴ぐらに引きこもっていたのでは捕まえられません。時代を捉えられずに、何を取材するべきか、記事にするべきか、果たしてそれがわかるのであろうか? ――否。断じて否ッ!!
リリ:ストップ・ストップ。落ち着いてください。アヤさん。語尾がスタッカートになってますよ。
丸:は。すみません。つい熱が入ってしまい……。
リリ:とにかく私はジャズサックスを始めたのです。今はマウスピースで練習しているんですよ。いつかビッグバンドに入って『シング・シング・シング』や『テキーラ』なんかのブラスをやってみたいのです。
丸:……それは誰かからのアドバイスなんでしょうか。
リリ:はたてちゃんに手伝ってもらっているのです。初めは彼女の行為を卑怯だとも感じましたが、付き合ってみればいい人です。とってもリリカルな人ですよ。私にジャズメンバーの紹介もしてもらったり、いろいろ手を焼いてくれています。今ではトリルのように仲良しですよ。
丸:それが騙されているって言うんです! ダメですよ、ダメ。あれを信用してはいけません。あれは卑怯で薄汚くおまけに小賢しいどうしようもない変態なんです。バンドなら私が紹介しますから。あんなのと関わらないでください。そもそもですね、私とあのやろうとは因縁の仲でして……、
リリ:ストップ。ストップ。またクレッシェンドになっていますよ。アヤさんらしくないですね。二人の間に何があるかは知りませんが、私にとっては大事なパートナーなんです。
丸:いや、申し訳ありませんでした。とにかくこれからはジャズを中心に活動するということなんですね。
リリ:そうです。サックスは一度やってみたかったのです。はたてちゃんとの連弾を今度アヤさんにも見せてあげますよ。
丸:そうですか。リリカさんのピアノ好きだったんですが。
リリ:いいんです。もう過去のことです。私はもう新しい世界を手に入れたんですから。それでいいんです。
丸:わかりました。今日はどうも有難うございました。



●――いかがだったろうか。彼女たちの異変は誰の目にも明らかな段階まで来ているだろう。彼女たちの目指していた音楽そのものが変わってしまったのだ。長女は雅楽へ。次女はロックへ。三女はジャズへ。この変化は何を意味しているのだろうか。思うに鍵となっているのは三人が三人とも自分の楽器を手放したことだ。特に目立ったのは三女のキーボードだろう。彼女の言は嘘である。ジャズと鍵盤楽器の相性は悪くない。いや、むしろ類い稀なる良好関係と言えるだろう。しかし、彼女はそれを手放したのである。このインタヴュー記事が世に出回って数週間後、突如として彼女らはユニットを再結成する。復活ライブまでのこのわずかな時間に何があったのか。全てが終わった後、私はようやくひとりの人物のもとにたどり着いた。それは私にとっても意外な人物だった。元歌姫だった彼女は私たちに何を語ってくれるのだろうか。

続きます。
次で最後です。


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