7ノ者・『政治家』
都内に明らかに何かがありそうな竹林がある。
その竹林の中には政治家達御用達の高級料亭があった。
『山本派閥は無事に頂点にいきましたなぁ!山本先生、流石です!流石です!』
『こらこら!山本先生じゃなくて山本総理だろぉ!がっはははははは!!』
今回は私の総理になった祝いでこの料亭にきている。
見えるのは、政治の世界では有名な人達ばかりだ。
『まあ、山本総理!今回はどんなお力を使ったんで?』
今しゃべっているのは好郎先生だ。
自分よりはっきりいってお偉い人達だ。正直に言うとするか…
『ほっほー!そんなものがあるのですか!便利ですなぁ!!世界も進化したものだな!がっはははは!!』
おかみが料理を運んだきた。
いつみても綺麗な人でみんなハシを止めてしまう。
時計を見てみるともう皆帰らないといけない時間らしい
『奥さんにはかなわないからなぁ…がっはは…』
今日はおしまいとなるみたいだ。
疲れた…なんだかいけない事をしゃべった気もしたがいいか…
家が近いから歩きで帰る事にして
夜道をふらふらと歩いていた。
『…ヤマモトォ…ソウリ。シニタイノカ?』
響く声が聞こえた。
背筋に何か冷たいものがはしり、血が凍るような感覚になった。
気色悪いその声は近づいていた。
体が動かない…ただ不気味な何かが近づいている…
声も出ない…ただ不気味な何かが近づいている…
『ヤマァモミエズニ。ヒラカレタ。カナシキアイィノゲキジョーワ…』
人間の声じゃない…なんなんだ!この声は!!!!
『オマエノセイデ、ホロンダ。ホロンダ。ゲキジョー。タノシキ。ゲキジョウ』
その瞬間、目の前に青白い光が見えると
鐘の激しい音が聞こえると山本総理はその場にたおれた。
後日、山本総理自殺という見出しが新聞各紙にでた。
次の総理は好郎派閥の好郎議員だった。
政界では怪しい空気が流れ始めた。
7ノ者・政治家『完』
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