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標的78 X BURNER VS 紺龍破
霧の炎のソウルフレイム・紺龍破(こんりゅうは)が覇王を襲った。
その力は、辺りの森をすべて破壊しつくすほどのパワーだった。

「ハハハハハハハ、さらばだ覇王、我々の仲間にならなかったことを後悔するがいい」

ペガサスは勝利の雄叫びを上げ、焼け野原と化したフィールドを見つめていた。
すると、あるものに目が行った。

「バ・・・バカな」
焼け野原に本来あるはずのないものが存在した。

「なぜ肉体が残っている」

紺龍破によって、すべてのものが破壊されたはずなのに、そこには横たわっている覇王の姿があった。
「真の龍の力を喰らってなお、肉体が残るはずはない・・・」

ペガサスは死んだ(と思い込んでいる)覇王を睨みつけた。だが少しすると、冷静さを取り戻した。

「まあいい、肉体が残っていようが死んでいることには間違いはない」

ペガサスは覇王に背を向け、他の仲間のところへと向かおうとした。

ザッ!!


謎の物音にペガサスの足が止まった。悪寒がペガサスを襲う。


恐る恐る振り向くと、そこには覇王が立ち上がる姿があった。

「どこへ行くんだ?」
「そ・・・そんな・・・バカ・・・・な」

「闇属性のことは知ってるんじゃなかったのか!?」

そして覇王の体からかすかに鼓動のような音が聞こえてきた。

(何だ、この音は!?)

やがて鼓動は収まり、覇王の体が光り出す。

「うおおおおおおおおおおおお!!」


コオオオオオオオオオオオオ

その光の直後、巨大な炎が覇王を纏った。


「くくく、闇属性の特徴は吸収、てめえの紺龍破の力、確かにいただいたぜ」

「くっ」

ペガサスはその巨大な炎を纏った覇王に思わず後ずさりをしてしまった。

(まさか、あれほどの炎を吸収するなんて・・・)

ペガサスは闇属性のことは熟知していたが、真の紺龍破ならば、吸収させずに体内の炎エネルギーをパンクさせられると思い、全身全霊の紺龍破を放ってしまったのだ。

「てめえのフルパワー、試させてもらうぜ」

ドゴンッ!!

「ぐあっ」

先程のペガサスのスピードを上回る速さでペガサスを撃ち抜く。

「まだだぜ」

そのままペガサスの服を掴み、膝蹴りを放つ。
そして追撃!!

「ビッグバンフレイム!!!」

ドゴオオオオン!!

形そのものはツナのビッグバンアクセルにそっくりな技だった。

「ぐふっ」

口からドバッと血を吐き、手と膝をつく。

「オレをコケにした罰だ、跡形もなく葬ってやるぜ」

「くっ、貴様こそ私の力を見くびってないか、やっと貴様は私と互角、それか少し越えただけ、それだけで調子に乗るな」

覇王もペガサスも互い顔を真剣に見合わせていた。


「ならば、互いの最高炎圧で勝負といこうか」

「よかろう」

ペガサスは一瞬でその誘いを受け入れた。考えがあってのことかはペガサス自身にしかわからなかった。


「ペガサスの奴、今の状況で勝ち目があるのか?なあウィンディ」

「・・・・・・」

ウィンディはジェラートの問いには答えず、モニター越しにペガサスをじっと見ていた。


「覇王の奴これで決める気だ、勝てるんですかねリボーンさん?」

「わからねえ、だが信じるしかねえ」


リボーンや獄寺達もモニター越しに覇王をじっと見ていた。

そして覇王とペガサスの2人は最高の一撃を放つべく、その準備段階にいる。

ペガサスはすべての炎エネルギーと合体した霧龍の力を右手拳に集めていく。

対する覇王は左手で後方に炎を放っている。

やがて互いに準備は整い、攻撃段階に入る。


「いくぞ覇王、最大最高の紺龍破---------------!!!!」

ペガサスの右手から放たれた紺龍破は、覇王を攻撃した時よりも遥かに炎圧が上回っていた。


「ペガサス、てめえには負けるわけにはいかねえ、いくぞ!!!」

後方への炎が更なる大きさへと変わる。

「X BURNER!!!!」



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