標的18 フィルマーレの計画
「まさか、私の雲のレーザーを消し飛ばすなんて」
「こ、これは『炎破の波動』、なぜこの力を」
焦るディアナとジェラートの前にはオーラを纏ったツナが立ちはだかる。
「お前ら、許せねえ」
カッ!
「ぐっ、こいつ『畏怖の波動』も使えるのか」
ツナの目が開くないなや、突然の威圧感がディアナとジェラートを襲った。
「さすがはボンゴレのボスといったところか沢田綱吉、今まともにお前の相手をしたらいくらオレでも無傷というわけにはいかねえな、だが我々の計画は順調だ」
そう言い残すとジェラートとディアナは姿を消した。
そしてまもなくしてツナが倒れた。
(まさか炎破と畏怖の波動を使うとはな、ウィンディが仲間にしようとするわけだぜ)
ジェラートの心は揺れ動いていた。
「う、う~ん」
「起きたかツナ」
ツナの目の前にいたのはリボーンだった。
「リ、リボーン、ここは?」
ツナは辺りをキョロキョロ見回す。
「お前の部屋だ、獄寺と山本、京子とレイアが送ってくれたんだぞ」
「そっか、オレあの時・・・」
ツナの脳裏には先程のことがよぎる。
「リボーン、オレ・・・」
「わかってるぞ、全部聞いた、そしてジェラートが言ってた『計画』の意味がわかったぞ」
リボーンはそう言ってツナにテレビを見せた。すべての局があるニュースで埋め尽くされていた。
世界のあちこちで謎の襲撃が起こっていた。ニュースを見たツナは愕然とした。
「おそらくフィルマーレファミリーの奴らだぞ、お前達はディアナだけを見ていただろ、奴らはそれを利用したんだ、奴らのリングと同じものつけたものが現れたり、ましてや転校生としてクラスメートになっちまったら監視しないわけにはいかねえからな」
ボンゴレファミリーは目先の小さな罠にかけられてしまったのだった。
「そ、そんな」
ツナの顔が青ざめる。
「早く手を打たねえとヤべーぞ」
フランス、スペイン、ドイツ、アメリカ、イギリス、様々な国々を襲っているフィルマーレファミリー、彼らは死ぬ気の炎を使っているため軍隊を派遣したり、強力な武器を使用しても無駄である。
そして・・・「もうひとつのボンゴレ」にもフィルマーレの魔の手が迫る。
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