足音がひとつ(6/12)縦書き表示RDF



いよいよ、物語が大きく展開していきます!
どうぞ、続きをご覧ください!
足音がひとつ
作:睦月☆



6 流歌=楓・・・?


「流歌っ!!!」
みくるは夢中で流歌の元へ駆け寄った。
「流歌っ! 流歌!! 流歌あぁぁぁ!!」

何が、起こった??
自分の親友に、何が?

必死で、名を呼んだ。
無我夢中で、彼女を揺すった。
「流歌!!」
何度目かに名前を呼び、何度目かに体を揺すった時。
「ぅ・・・・・・」
微かに反応があった。
「流歌・・・」
安堵の息をついた。だが、流歌は起き上がろうとしなかった。
「・・・・平気・・・・?」
「う・・・・・・・く・・・・・」
「どこか痛いの? 大丈夫?!」
「ぅ・・・・・・っく・・・・く・・・ぁ・・・っく・・・・」
「流歌ぁ!!!」
「く・・・・・っくっくっくっくっく・・・・・・・!!」
ゆっくりと、流歌は起き上がった。
彼女のものではない、微笑と共に。
「・・・流・・・・・・歌・・・・?」


「きゃはははははははははははははは!!!!」


笑いと同時に、その場の空気が凍った。
「・・・・流歌・・・じゃない・・・・・」
その事実に気づいたみくるは、首を振りながら、彼女それから離れた。
「あんた・・・・・楓?!」
「え〜?何言ってんのぉ〜? あたしだよ? 流歌でしょ?」
と言いながら、流歌かえでは立ち上がった。
「違う・・・違う!! あんたなんか流歌じゃない!!」
みくるはあとずさった。
居る。
今まで、ずっと自分を苦しめてきた奴が、そこに居る。
「流歌は?! 流歌を返してよ!!」
「えぇ〜?? だから、あたしが流歌だって、言ってるじゃん?」
「何でこんな事に・・・なっちゃったの・・・?」
「・・・・・・だって・・・・・・」
流歌かえでは一瞬唇を噛みしめ、うつむくと、
まったく違う表情で、再び顔を上げた。
「・・・あの時の事、あたしは忘れられないんだもん・・・?」
そのには、悲しみと、哀れみと、小さい怒りが浮かんでいた。
「・・・みくるちゃんも、忘れてないんでしょ・・・?」




「・・・・その口調・・・・。あんたやっぱり楓なんでしょ!?」





いかがでしたか?
この後は、楓とみくるの過去が明らかになっていきます!
どうぞお楽しみに♪











ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう