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次世代嘘発見器、その名も“N.G.L.D”(T署、師弟コンビ見参!)
作:イボヤギ


 この県下にて名をとどろかしている著名な警察署と言えば、小寺蘭丸こでららんまる警部を筆頭とした個性派集団の“奇跡署”ことK署と、川島右近かわしまうこん警部を屋台骨とする頭脳派集団のT署というお隣同士の二つの署を挙げる事ができよう。前者は、とにかく、その豊富な話題性で有名だが、それに対し後者は、事件解決率の圧倒的な高さで有名だった。今は若干様相が変わってきたが、一昔前の“人気のセ、実力のパ”というのに近いものがある。
 では、“お隣なり同士だから仲が悪いのか”と言うと、仲悪いどころか、逆に親密ともいえる間柄であった。事実、奇跡署の面々は、川島警部に一目を置いている。いや、それ以上だ。その訳は、以前管轄内にて起きた“犯罪史上、類を見ない凶悪事件”の解決の際に、彼より多大なる恩恵を頂戴したからである。

 小寺警部に関しては、今まで“嫌!”というほど述べてきたので、今回は一切触れない。
 さて川島警部は、と言うと、一部では“現代の孔明こうめい”と称されるほどの頭脳明晰かつ知略家である。確かに、その銀縁眼鏡をはずして、顎に長い髭をつけて、当時の中国の服装をさせて、頭に冠をかぶせ、手に白扇を持たせたら……よく似てくるやもしれない。
 その孔明先生は、現在、“プロジェクトチームR”なるものを結成して、ある研究に精を出していた。ある研究とは、ご本人曰く、「警察の将来を左右する」ものらしい。今のところ、メンバーは彼と若手刑事の八木の二名だけである。ご本人としては、当面これ以上メンバーを増やす気はないようだ。
 その八木刑事は、周囲から“イボヤギ君”という奇怪なあだ名で呼ばれている。彼の名誉のために補足すると、“イボヤギ”とは、その容姿が綺麗なオレンジ色をした、珊瑚さんごの一種である。また、珊瑚のくせに、何故か光が嫌いという風変わりな特質も持っている。名前や容姿の他に、実はここにも共通点があるのだった。実際に彼は、刑事のくせに外に出るのが苦手であった。所謂いわゆる、“インドア派”だ。
 彼もまた、相当な知能を有した青年ではある。ここに孔明先生は目をつけて、室内で一日中、様々な研究などをさせていた。八木自身も、“水を得た魚”のように、この処遇に満足している。とは言っても、まだまだ師匠には遠く及ばない。さしづめ、孔明の実際の弟子であった“姜維きょうい”と言ったところであろうか? だが、そんな彼でも、唯一、師匠を上回る点があった。それは語学力である。それを得意とするゆえんは、帰国子女という経歴にあった。
 
 今、真夏の暑い中、八木刑事一人だけがクーラーの効いた署内の一室で、黙々と何かの作業に没頭している。
 そこに一人の男がやってきた。噂の師匠である。彼は、八木の横のイスに腰かけて尋ねてきた。その手には、意識しているのかどうか、扇子を持っている。
「イボヤギ君、どんな具合かな?」
「はい、警部。今、一通りのデーターの入力を終えたところです」
「そうか、それはご苦労さん」
 二人の目の前の机には、デスクトップ型のパソコンらしきものが乗っている。“らしき”と表現したのには訳があった。キーボード、モニターと、ほとんどパソコンと見た目は変わらないのだが、タワーの部分がやや特異だった。その前面には直径5センチぐらいの青いランプが光っているし、右の側面からはマネキンの右腕のような、なんとも気色悪いものが伸びている。そして、そこにはサインのように“The Next Generation Lie Detector”と書かれていた。すなわち、“次世代嘘発見器”という訳だ。
 この、略して“N.G.L.D”なるマシンこそ、孔明先生の言うところの「警察の将来を左右する」代物である。ここに事件の参考人たちのデーターを入力し、後は順次、彼らがマネキンのような手と握手するだけのごく簡単な事だ。そして、そのランプの色が赤に変わった時に握手している人物こそが“真犯人だ!”と教えてくれる、まさに“夢のような”仕掛けになっている。
 当然ながら、最初にこの話を聞いた民衆は皆、『先生も、とうとう焼きが回ったか?』と悪たれ口を叩いたが、今ではそんな言葉など聞く事もなくなった。何と、このマシンが実際に事件を解決したからだった。現在、一戦一勝とは言え、事件解決率百パーセントを誇っている。
 そのデビュー戦とは、近くの公園前で起きた“D公園野菜窃盗事件”であった。無人野菜販売の段ボール箱から、ごっそりと大根が盗まれた事件で、この辺りでは有名な事件である。
 この時、10名以上の容疑者が登場したが、この“N.G.L.D”は、ものの数分で真犯人を指摘したのである。それにより、観念した犯人は自白し、先生は、その自宅から何本もの大根を回収できたのであった。

 さて、そろそろ本題に入るとする。
 プロジェクトチームRは、明日第二戦を控えていた。隣のN署管轄で起きた難攻不落の“Pマンション下着盗難事件”の解決がその任務であり、二戦目にして早くも遠征という訳だ。ちなみに本件は、当初、マンション付近の男という男全員が怪しいとされたが、N署の見解により、容疑者らしき人物が現在4人まで絞られている。先方の課長さんが、『是非とも、“N.G.L.D”の力をお借りしたい』という話らしいので、今回の運びとなったのである。所謂、“三顧さんこの礼”に応じたのであった。
 
 今、データーの最終チェックに余念がないT署刑事課の師弟コンビ。
「よし、イボヤギ君、OKだ。問題点は微塵もない」
「そうですね、警部。これ以上のチェックは無駄でしょう」
「キミに、あらかじめ先入観を与えるのもどうかとは思うが……」 師匠が真面目な顔をしている。
「本件の担当は、N署の“鬼瓦おにがわら”こと藤拓とうたく警部だ。彼は、自他共に認めるぐらいの“アナログ人間”で、未だに電卓ひとつまともに扱えないと聞いている。よって、このようなマシンにはきっと多大なるアレルギー反応を起こすはずだ。その点を注意して欲しい」
「そうですか。まあ、その類の事でしたら問題はありませんよ。こちらは、あくまで“デジタル”で事を進めますので」
 さすがに、弟子もなかなかしっかりしている。

 翌日、N署の一室で、サービスマンさながらに八木はマシンの組み立てから調整までを行っていた。どこをどう見ても、刑事には見えない。その一連の作業を、一人の若い警官が、先ほどからずっと見守っている。
「すごいですね、お一人で全てされるとは」
 作業を続けながら、八木はそれに答える。
「いや、人手が足りないもので、これぐらいは一人でしませんとね」
 その言葉を裏付けるように、本日の遠征は彼一人だった。もう一人のメンバーである師匠は師匠で、T署にて早くも第三戦の“E小学校鶏傷害事件”のデーター分析をしているのだ。
「しかし、たったそれだけの機械で犯人を当てるとは……やはりすごいと言うか、何と言うか」
 若い警官が、さらに聞いてくる。
「物の価値などは、大きさで決まるものではありませんし、それに“当てる”という偶然性に頼った代物でもありませんよ……よし、次は最終チェックだ」
「は、はあ。では、人間と比べてどちらのほうが正確なんでしょうか?」
「感情の侵入を許さない分、マシンのほうが比較できないほど正確です……よし、特に異常なし」
「でも、そう言われても、所詮しょせん機械は機械ですから、誤動作もあるんじゃないですか?」
「その日の気分や温度や周囲の目など、ありとあらゆるものに左右される人間よりも、何百倍も誤動作などには無縁です……よし、完了だ」
 不安げに、警官はしつこく質問を重ねようとした。
「ですが……」
 この時、新たに一人の男が部屋に入ってきた。名乗らなくとも、八木には、彼が師匠の言っていた“鬼瓦”だと、すぐにわかった。
「どないなもんでっか?」
 どす黒い顔から発せられるその口調は、露骨に皮肉っぽい。おまけに喋り方なんぞは、どこぞの悪徳金融業者そのものである。川島警部は彼の事など何とも思ってはいないが、この“鬼瓦”こと藤拓警部は、年が近い川島の名声や功績を常日頃からいたくねたんでいるのだ。今日の、このマシンの持ち込みも、当然、彼が本意とするところではなかった。
「ええ、今完了したところです。準備は整いましたので、いつでもスタートできます」
 そう答える八木は、鬼瓦の口調など一切介しない。
「あ、そうでっか。ほな、ぼちぼち始めまひょか」
 鬼瓦は、先ほど、八木に質問をしていた若い警官に命令した。「おい、旅父りょふ巡査よ。はよ、4人を連れてきーや!」
「は、はい」
 命令された若い警官は、走って部屋から出て行った。その姿を見ながら、鬼瓦は吐き捨てた。
「ほんまに、おどおどした根暗なやっちゃ。名前とはえらい違いやわ」

 旅父巡査に連れられ、4人の男が部屋に入ってきて、壁に沿って置いてあるイスに腰を下ろした。
「ほな、後はお任せしますわ」
と、無愛想に言って、鬼瓦は部屋のドア付近まで移動した。
「わかりました」八木は手元のリストを見て、
「では、まずは馬場ばば圭吾さん」
 4人の中の、まさにタテガミのような茶髪のサングラスをかけた若者が立ち上がった。何やらチャラチャラした感じだ。
「俺だけど」
「では、こちらまで来てもらえますか?」
 八木は、目の前のイスを勧めた。
「おたくさ、今からさ、いったい何始める気?」
 鬼瓦の言葉使いが荒いので、この場の人間も普段の話し方になっているようだ。しかし、八木にとっては、このように自然に振舞ってもらうほうが好都合だった。その方が、より精度が増すのだ。そういえば、サングラスを外せとも言わない。
 彼はキーボードの1を押して、言った。モニター画面に、何やら様々な文字や数字が現れてきた。
「すぐに終わりますから、さあ、ここに座って、その手と握手してください」
「はあ? こいつと握手すんの?」
 若者は、タワーから出ているマネキン如き腕を指差している。
「はい、お願いします」
 若者は、しぶしぶマネキンの手と握手をした。離れた場所から、旅父巡査が息を飲んで見守っている。その隣にいる鬼瓦は「ふん」と鼻を鳴らしただけだが。
 
 タワーのランプは10秒経っても、青色のままだった。
「はい、もう結構ですよ」
 その八木の声で、若者は立ち上がった。
「えっ? 俺って、もう帰っていいの?」
「ええ、どうぞ」
 ここで、鬼瓦が猛烈に抗議してきた。
「ちょっと八木はん、待ちなはれ。せっかくこいつを探してきたんでっせ!」
「そうおっしゃられても、この人は犯人ではありませんので」
「そんな機械ごときに何がわかるっちゅうんや」
「そこまで信用されないのであれば、これを片付けて早々に署に戻らせていただきます」
 そのように言った八木は、本当に片付け始めた。
「くっ……わかった、わかった。ほ、ほな、先を続けなはれ」
 このマシンの招待は、鬼瓦の上司である加伸かしん課長が決定した事だったのである。鬼瓦は、その怒りの矛先を、その場を去ろうとする若者に変えた。
「おまえなあ、今の居場所からトンズラするんじゃないぞ!」
「はあ? まだ俺を疑ってるの? たった今さ、そこのパソコンが“犯人じゃない”って証明してくれたじゃん。おたくってさ、バッカじゃねえ? じゃあな、バイバーイ!」

「では、次は関崎かんざき順平さん。どうぞ、こちらへ」
「わしですが」
 その男は、よれよれの格好をしており、蒼白い顔は無精ひげで一面覆われている。年齢は……どこをどう見ても、不詳だ。
「ええ、こちらに座ってください」
 八木は、キーボードの2を押す。先ほどと同じ様な画面が現れてきた。
「別に構わんけど、わしは下着なんか盗んでないぞ」
「それはすぐに判明しますので。さあ、先ほどの人みたいに、それと握手してください」
「もし、こいつが壊れてたらどうするんじゃ?」
「その点は大丈夫ですから、早くお願いしますよ」
「しかし……」
 まだも躊躇する男に向かって
「はよ、せんかい! 握手せんかったら、その場で捕まえるぞ!」
 理不尽とも言える鬼瓦ではある。
「はいはい、わかりやしたよ」
 そう言いながら、ようやく男は握手を始めた。この時ばかりは、さすがに緊張するのか黙り込んでいる。
 
 10秒間、旅父巡査が唾を飲み込み見守る中、またもやランプは青のままだった。
「ああ、良かった。じゃあ、わしも帰っていいんですな?」
「はい、どうぞ」
 鬼瓦は、少なくともこの住所不定の男だけは帰したくなかった。何せ、ここで別れたら一生会えないかもしれないからだ。そこで、出てゆく男に声を浴びせる。
「なあ、おまえさん。下着ドロじゃない事はわかったけどな、他で何か悪さしてるやろ? そやから、ここに泊まっていけや」
「え? 悪さなんてしてませんよ。それって、別件何とかでしょ? そんな無茶な事言ったら、新聞に投書しますよ。旦那、それでもよろしいんですか、な?」

「では、次の方。典堂てんどう裕さん、どうぞこちらへ」
 中年のスーツを着た恰幅かっぷくの良い男が返事をした。
「はい、私です。まだ仕事の途中なので、さっさと終わらせてしまいましょう」
 協力的な男は、すぐにイスに座った。八木は、今度は3を押した。
「まるで、病院にでも来たみたいですね。今にも、『今日は、どうされました?』とか聞かれそうですよ」
 と、明るく言いながら、彼も握手を始めた。
 
 結果は、前の二人と同じだった。信号機みたいなランプは、“進め”を示したままである。 それを見ていた旅父巡査は、落胆している。
「では、失礼します」
 男は、八木に頭を下げて出口に向かった。そこに、またもや鬼瓦が余計な一言を投げかける。
「あんた聞いたけど、あの○○会社の課長やてな。あそこは激務ちゅうから、日頃のストレスからやったんちゃうか?」
 八木には協力的だった男も、さすがに今の言葉には反撃してきた。
「おい、あんた! 警部か何か知らんが、よくも、そんな個人情報をペラペラと喋れるもんだな。まあいい、上司を今すぐここに呼んできてもらおうか!」
 さすがに、組織を知ったサラリーマンの台詞である。同じく組織を知りえている鬼瓦は、ぐうの音も出てこない。
 それを見て笑いながら、男は出て行った。その間際に、横で蒼ざめている旅父巡査に向かって感想を述べた。
「いやあ、本当に問診を受けているみたいでしたよ」
「は、はあ、お大事に」
 若い巡査は、上の空で返事をした。

 さて、一人ぼっちになってしまったのは、オタク風の学生である。はたから見ても、気の毒になるぐらいに緊張しているのがわかる。
「ぼ、僕は、下着なんて盗んでいませんよ」
袁野えんのさん、それは、すぐに判明しますから」
「だ、だって、もう僕しか残ってないじゃないですか!」
「あなたが潔癖ならば、何も心配される事などありませんよ。さあ、こちらへ」
 あくまでも、丁寧に接する八木刑事であったが、またもや鬼瓦が横から割って入ってくる。
「もう、握手する必要なんてないんちゃいまっか? そいつ自身が言うように、他には誰も残っておりまへんで」
 八木は無視して、学生に声をかけた。
「私はあなたを信じていますよ。アイドルならばともかく、一般人なんて興味がないでしょ?」
 こう言われて、学生はようやくイスに腰を下ろした。八木が4のスイッチを押した。学生は、画面いっぱいに映っているデーターを見て、
「それって、さっきの人も言ったように私の個人データーでしょ?」
「安心してください。100パーセント、外部には漏れませんから」
 やっとの事で、握手が開始された。鬼瓦は、苦虫を噛んで飲み込んだしまったような顔をしている。一方の旅父巡査は、額に汗までかいている。
 
 果たして、10秒後の結果は、これまた同じであった。ランプは、“止まれ”とは言ってこない。
「や、やった! じ、じゃ、僕、帰ります!」
 彼は、走って一目散に部屋から出て行ってしまった。
「お、おい、こら! 待たんか!」
 鬼瓦が呼び止めようとしたが、あっという間にその姿は消えてしまった。ちょっと気まずい彼は、振り向いて八木を見た。
「あーあ、時間の無駄でしたわ。ほんまに、川島さんは“しょーもないもん”を作られたましたなあ。こいつはまるで、できそこないの信号機やわ」
 しかし、八木はピシャリと言った。だが、ランプ同様、顔色は変わってはいない。
「今回、マシン自体には問題は見られませんでしたし、データーにも不足はありませんでした」
「うん?」
 いぶかる鬼瓦に向かって、彼はボリュームを1レベル上げた。
「要は、あなた方の捜査に不備があっただけです」
「何やて? もういっぺん言うてみい!」
 この一言に、鬼瓦の顔色の方が、黒から赤へと一変する。
 さらにもう1レベル、八木のボリュームが上がった。
「何度でも申し上げます。先ほどの4名とは別に、真犯人がいるのです!」
「あ、阿呆な事抜かしやがって! もう、話にもならんわ!」
 捨て台詞を残して、鬼瓦はドアを大いに蹴飛ばし、退席してしまった。後に残された形の旅父巡査は、板ばさみになり困り果てている。彼は八木の方に近づいてきて、頭を下げ、
「す、すみません」
「いえ、いいんですよ。それより、加伸課長様にも宜しくお伝えください。詳しい報告に関しましては、私の上司を通じて届きますので。では、ここを片付けて早々に引き上げさせていただきます……本日はお世話になりました」
 そう言いながら、米国育ちの八木は旅父巡査に手を差し伸べた。
「い、いえ、こちらの方こそ……」
 彼も、それに応えて手を差し出した。そして、つい八木の横に見える手をも握ってしまった。
 
 その時、ランプが今まで見られなかった色に変わった。
                                       ―了―


イボヤギです。最後まで愚作にお付き合いいただき、誠に有難うございます。ちなみに、今回は“三国志”に登場する人物をもじっております故、ここに追記として載せておきます。
孔明こうめい=蜀の軍略家ならびに発明家。その力は神や天候をも操る事ができたと言われるほどのスーパーな人物
姜維きょうい=孔明にその才能を高く評価され、弟子となった人物
董卓とうたく=混乱に乗じて、朝廷を我が物とし、好き勝手に悪さを続けた男。結局は、養子の呂布に殺害された。
呂布りょふ=三国志上、最強の武将。だが、裏切りを重ねに重ね、最後には捕らえられ処刑された。
以上です。では、またお会いしましょう!(なお、ご感想・ご指摘を頂戴できれば、今後の励みにさせていただく所存です)08/07/30













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