第5話 くるみの国入国
クララは銀色の海に浮かぶ小さな島に立っていました。島と言うほどのものでもなく、本当に立っているだけの広さしかない白い丸い砂浜です。クリスマスツリーのうろは閉じ、周りにはなんにもありません。ただただゆったりとした銀色の海と七色に揺らめくオーロラの空が広がっているだけです。
一艘の小舟が砂浜に置かれ、その先の海にミルクを流したような白い道のようなものが伸びていました。このミルキーウェイを小舟で渡って夢の国に行くのです。
クララは、まあ、「オズの魔法使い」より素敵だわ、と思いました。「オズの魔法使い」の映画はこの間ようやく観ることができました。ドロシーは大きな竜巻に家ごと巻き上げられて夢の国に行くのです。グルグル目が回って気持ち悪くなりそうですし、画面は白黒でした。オズの国に着いてカラーになるのですが、こちらは最初からカラーです。それも映画でも見たことのない銀色と虹色の不思議な美しい魔法の景色です。こんな素晴らしい体験をできるなんて、クララはジュディ・ガーランドより得意な気分になりました。
「さあクララさん、夢の国にまいりましょう」
ピエロが小舟を半分海に押し出し、くるみ割り人形の王子さまプリンシバルトに手を引かれてクララは小舟に乗り込みました。ピエロが続いて、コロンビーヌの手を丁重に引っ張りました。でもコロンビーヌは慣れた様子でぴょんと軽やかに跳ねてふわりと船に降り立ちました。王子とピエロが前の方にこちらを向いて腰掛け、それぞれオールを持ちました。コロンビーヌがクララのとなりに腰掛けてニッコリ笑いかけました。クララも笑い返し、いよいよ楽しい気分が盛り上がってきました。
「それでは我らの国に向かって出発進行!」
王子とピエロが息のあった様子でオールを漕ぎ出しました。小舟はスムーズにミルキーウェイに進み出て、スーッと鏡の上を滑るようになめらかに進みました。船酔いすることもなく快適な旅になりそうです。
クララはニコニコ、王子、ピエロ、コロンビーヌを見ました。ドロシーはオズの国で西の悪い魔女を退治するためにかかし、ライオン、ブリキの木こりの仲間たちと旅をします。クララはもう悪役の女王ネズミは退治しちゃったんだから後は楽しい歓迎の宴が待っているだけだわと思いました。大きなきらびやかな宮殿でクララもお姫様のドレスに着替えてプリンシバルト王子とダンスしたりするのかしらと思い描いて、あらそういえばわたしったらネグリジェ姿だったわと王子と面と向かい合って恥ずかしくなりました。
あら、違ったわ、とクララは思い返しました。ドロシーは思いがけず来てしまったオズの国から故郷カンザスに帰るためにオズ大王から西の魔女を退治してこいと命令されたのでした。まさかクララも夢の国からスワンシーの家に帰るために何か冒険しなければならないなんてことにはならないでしょうか? まあそれならそれで楽しいかしらと思いました。このメンバーでの冒険ならきっとファンタスチックで楽しいものになるに違いありません。
でも映画「オズの魔法使い」の終わり方はちょっとがっかりでした。けっきょくオズの国の出来事はみんなドロシーの夢の中のことで、いいえ、わたしは本当にオズの国に行って来たのよ、と言うドロシーを大人たちが寄ってたかって、ああきっと気を失っている間に恐い夢を見たんだねえ、でももうだいじょうぶ、もう君は安全だよ、となだめるのです。とっても楽しい映画でしたがあの最後だけは見ていてなんだかもの悲しい気分になってしまいました。
これはクリスマスの夢の中の出来事なんだわ、夢から覚めたらおうちのベッドの中で、ドロシーと同じ悲しい思いをしなければならないのかしら、とクララはまだ旅が始まったばかりで「夢の国」に着いてもいないのにもう夢の終わりを思って寂しい気分になってしまいました。
クララはニコニコ笑顔の王子から目を逸らしてミルキーウェイを見下ろしました。となりのコロンビーヌがさっとクララの手を握り肩を抱きました。クララはその柔らかく温かい手の感触にハッとしました。このきらびやかな夢の景色の中にあってその感触はとてもリアルな生身のものだったのです。
コロンビーヌは優しく言いました。
「クララさん、あんまり身を乗り出すと危ないですよ。この海は底なしで落ちたらいったいどこに流されるか分かりませんよ」
「危険なの?」
クララはびっくりしました。夢を見ているのは自分自身のはずです。その自分の夢の中で自分が溺れ死ぬなんてことがあるでしょうか? それとも海の底で誰か別の人の夢に紛れ込んでしまって自分の夢に帰って来れなくなってしまうのでしょうか?
とても不思議な海です。遠くを見るとまさに銀色にキラキラ輝いているのですが、近くの海を見下ろすと上の方は銀色の粒子がキラキラ輝いてサラサラ流れているようなのですが、底の方へ行くとどんどんその粒子が少なくなっていって黒い水が底なしに続いているようです。覗いているとぐんぐん引き寄せられていくようで、確かに身の危険を感じてぞっと背筋が寒くなります。そもそもこの銀色のキラキラはなんなのでしょう? 白いミルクの道はいくらかでも質感がありそうですが、その周りの銀色はフワフワ漂っているようで、水という感じではありません。よくよく見ると表面も霞のようで空との境が極めて曖昧です。底の黒い水も、水ではなくなんにもない真っ暗な闇夜のようです。
小舟はどうやら水の海ではなく夜空の雲の上を走っているようです。
クララのこのとてもリアルな夢もどうやら本当にただの夢ではないようです。
クララはちょっと心配になって王子に訊きました。
「これから行く夢の国ってどういうところなの?」
小舟は素晴らしいスピードでグングン進んでいましたがすっかり流れに乗ったようで王子とピエロはもうオールを漕ぐのをやめていました。王子はのんびりリラックスした様子でこれから帰国するのが嬉しくてたまらないように弾むように言いました。
「女神様に護られたそれはもう美しくて豊かで平和な国だよ!」
「女神様? どんな方なの?」
「どんなって?・・・ お会いしたことはないけれど、とっても美しくて優しい方だよ」
「ふうーん・・」
夢の国の女神様と聞いてクララはギリシャ神話のような神々の国を想像したのです。でもどうやらそうではなくイエス様のような天上の存在のようです。
「それじゃあ王様や女王様はいるの?」
「それは、まあ、いると言えばいるねえ」
なんだかあやふやな答えです。
「あなたは王子様なんでしょ? あなたのお父様かお母様が王様なんじゃないの?」
「いやいやとんでもない!」
王子は慌てて手を振りました。
「僕は人形の王子。僕もあの国のお客なんだよ」
「あら、あなたの国じゃなかったの? それじゃああなたの国はどちらなの?」
「僕の国? さて、どこなんだろう?・・・」
王子は首を傾げてしまいました。
「僕は王子なんだけど、僕の国はどこなんだろう? あった、・・と思うんだけど、どこだったか思い出せないなあ?・・・・・」
王子に困られてクララも困ってしまいました。国を持たない流浪の王子様。あんまりクララと立場は変わりなさそうです。
クララはおかしそうにクスクス笑っているピエロと優しくいたわるような眼差しを王子に向けているコロンビーヌに訊きました。
「あなたたちはどうなの? あなたたちもやっぱり人形の国の人たちなの?」
「さて、なんと説明したら良いのだろうねえ」
ピエロがおかしな化粧とはイメージの違った理知的な口調で言いました。
「僕とコロンビーヌは人形しかいなくなった国から女神様に導かれてあの国に来たんだよ」
「あなたは女神様にお会いしたことがあるの?」
「うん、あるよ。それはそれは美しい優しい方だったよ」
ピエロはニッコリ笑ってしみじみと言い、コロンビーヌもその意見に賛同して美しい笑顔で頷きました。クララは胸をときめかせてぜひ自分もその女神様にお会いしたいと思いました。
「その人形しかいなくなった国と人形の王子様の国は違うの?」
「うん、違うよ。僕らの国はうんとうんと、はるか遠くの、神さまにしか手の届かない世界にあるんだ」
「ふうーん・・・」
なんだかよく分かりませんが、夢の世界の話なのであやふやなのか、それとも何か複雑な事情があるのか、クララには判断できません。
「女神様の国は本当に素晴らしい、理想の国よ」
コロンビーヌが愛しくてたまらないように言いました。コロンビーヌはまだしっかりクララの手と肩を押さえてくれています。コロンビーヌはかわいらしい顔立ちにまつげの長いとても綺麗な大きな目をしています。プリンシバルトと同じに魔法でオルゴール人形になっていたのでしょう、すっかり人間に戻ったコロンビーヌは白い肌にほんのり頬を上気させてなんとも美しく魅力的なお姉さんになっています。クララはそんなコロンビーヌに優しく護られているのが嬉しくてなりませんでした。コロンビーヌばかりでなくピエロも道化の化粧を落としたらきっと素晴らしい美男子に違いありません。きっと二人の国は美男美女の世界にあるのです。
クララはピエロと王子を見比べてわたしの運命の王子様はいったいどちらなのかしらと内心だらしなくにやける思いがしました。それともこれから訪れる夢の国に二人よりもっと素晴らしい第三の王子様がクララを待っているのでしょうか?
それにしても船はずいぶんすごいスピードで走っているようです。陸地がまるでないのでよく分かりませんが比べる物があったらそれこそ目が回って気持ち悪くなってしまいそうです。夢の中の夢の世界だというのに夢の国はずいぶん遠くにあるようです。
「あら、ほらクララさん、見えてまいりましたわ!」
コロンビーヌが嬉しそうに声を上げてようやくクララの手を放して前方を指さしました。
何が見えたわけではありません。ただ、ランダムに揺らめいていた空のオーロラが遠くの先にミルキーウェイを挟んでカーテンのように整然と並んでいるのが見えてきました。
「あの根元に国に通じる入り口が開いています」
どうやらようやくクリスマスツリーのうろの反対側に出られるようです。
さあ今度はいったいどんな美しい光景が待ち受けているのかしらとウキウキしていると、こちらを向いていたピエロがクララの後ろの方を見て何かにびっくりしてとなりの王子に言いました。
「プリンシバルト殿、あれは」
王子がうん?と目を細めて遠くを見る仕草をして、クララもなんだろうと後ろへ体をひねりました。
渡ってきたミルキーウェイのずーっと向こうが小さくかすかに煙っています。
「なんだろう?」
王子が不思議そうに首をひねると、ピエロとコロンビーヌが同時に「あっ!」と声を上げました。
「女王!」
クララがあら高速艇に乗った女王様のお迎えと行き違いになっちゃったのかしら?とのんきに眺めていると、見る見る白い煙が大きく天上高く舞い上がり、どんどんどんどんものすごいスピードで近づいてきました。
「プリンシバルト殿!」
ピエロが叫んで王子も「うん!」と二人は慌ててオールを漕ぎ出しました。
白い煙は見上げる高さまで噴き上がり、接近してくる物の正体が明らかとなってきました。
なんと、ミルキーウェイを蹴散らして猛スピードで突進してきたのはあの恐ろしくも憎たらしいオモチャの女王ネズミでした。しかも手のひらに乗る大きさだったものがクララたちが小さくなったので自分たちと同じ大きさの巨大ネズミになっています。
クララはヒーッと心の中で悲鳴を上げました。
「こおらっ! おまえたち、お待ちっ!」
ヒーッと王子とピエロはオールを全力で漕ぎましたが女王ネズミはしっぽをグルグル回して後足を大回転させてぐんぐん迫ってきます。
クララは女王のしっぽを見てすっごく怒ってるわと震え上がりました。
「早く早く!」
コロンビーヌも焦って二人をせかしました。王子とピエロも必死です。
ガチンガチン! 女王ネズミの鋭い三角の歯が獲物を求めて音を立てました。
「きゃあっ!」
ついに女王の歯がガブリと船の縁に噛みつき、クララとコロンビーヌは前に逃げました。ガチリガチリ、食いついた顎をふりほどかれないように歯を立てて少しずつ着実に前進してきます。コロンビーヌはピエロに、クララは王子に、その脚にすがりつきました。女王は目玉をギョロギョロさせてギギギギギ、例の嫌な声で笑いました。
「早くう、頑張って!」
コロンビーヌは震えながら「えいえい!」女王ネズミの鼻先をけっぽり、空を見ました。小舟はオーロラのカーテンの中に入り、猛スピードで進んでいます。入り口は? クララが王子の体の脇から覗くと黒い四角い穴がぽっかり開いて見えてきました。
クララも叫びました。
「もう少しよ、頑張って!」
コロンビーヌに蹴られた女王の鼻がピョコンと飛びだして下からピーッと蒸気を噴き出しました。女王の鼻息です。おじさまったらまったくなんて物を作ってくれたのよとクララはドロッセルマイヤーおじさまを恨めしく思いました。
ガチン!
女王の鋭い歯に噛みつかれそうになってコロンビーヌは思わずキャッと脚を引っ込めました。女王の短い前足が床をかき、ついに後足が船の後ろの縁にかかりました。
「ギギギギギ! くるみ割りっ!」
女王のお尻が持ち上がり、ドンと船に乗り上げました。
「うわあっ!」
船は大きく揺れて、ドッと白いミルクの波しぶきを上げました。
「ギギギギギギギ」
女王ネズミは嬉しさにビヨンビヨン目玉を飛び出させ、ンガッと大口を開けるとプリンシバルトに襲いかかりました。王子は為す術もなく、飛びかかってきた女王ネズミに押し潰されるのをよけたクララは、
「あっ・・」
思わず船の縁からミルキーウェイに転げ落ちてしまいました。
「クララさん!」
コロンビーヌが叫んで縁に駆け寄りミルキーウェイの中に手を差しのばしましたが後の祭り、クララはスーッと海の底に落ちていきました。
クララは銀色の海に落ちていきました。
白いミルクパウダーがかすかに体に触れたような感じがありましたが、それも一瞬で、なんの抵抗もなく底へ底へと引き込まれていきました。オーロラの七色の輝きが消え、銀色の粒のきらめきが消え、ただただ真っ暗な何もない空間へと落ちていきました。
「王子様ー、コロンビーヌー、ピエロさーん!・・・」
叫んでもなんの反響もなく、自分の声さえ口から発せられた途端に耳には聞こえなくなりました。落ちているのか浮かんでいるのかただ漂っているのか、上も下も分からなくなってしまいました。
完全な無。
危険だと言われた闇の中に落ちてしまった!・・・
クララは胸が張り裂けそうな絶望的な寂しさを感じました。不思議なことに恐いとかどうしようとか、そういうパニック的な気持ちにはなりませんでした。ただただ寂しい。完全な絶望の中にはそれしか思うことができないようです。クララは誰かに会いたくてたまらなくなりました。
突然わっと涙がわいてきました。
心の底から叫びました。
「王子様! わたしはここよ! わたしを、見つけてっ!」
遠くの闇にポツリポツリと小さな銀の輝きが浮き上がってきました。それはどんどん増えていき、まるで見上げる星空に浮かんでいるような気分になりました。
新しい世界に出る、そう思いました。
でもそれはクララの暮らしていた世界なのでしょうか、くるみ割り人形に導かれた世界なのでしょうか、それとも、まったく知らない別の世界なのでしょうか?
クララの心にようやく恐怖がわき起こってきました。
「誰かーっ、助けてーっ!」
その声に応えるように遠くに新たな光が灯りました。熱を感じさせる金色の光です。それはゆっくり大きくなり、グングン近づいてきました。
「まあ・・・・・・・・・・・・・」
クララは思わず息を飲みました。金色の光をまとって近づいてきたのは、なんと、背中に大きな羽を広げた美しい天使様だったのです。
白い翼を広げ白い衣をまとい、黄金のフワフワの髪をなびかせ金色の瞳をした天使様は、腕と翼でふわりとクララを包み込むと安心させるように優しく微笑んで言いました。
「だいじょうぶですよ、わたしがあなたを送ってあげましょう」
天使様はクララに両手を翼のように広げさせ、軽く肩を抱いていっしょに飛びました。
ふたたび夢のように銀色の星たちが美しく流れ出しました。
クララは大いなる安心感にいだかれながら天使様の横顔を見ました。なんと綺麗な顔でしょう。胸も柔らかく膨らんで、女の人です。宗教画に見る天使は大人も子どももみんな男性です。ひょっとしたら、とクララは思いました。
「あなたは夢の国の女神様では?」
天使様は目をクリッとさせてクララを見てなんとも魅力的に微笑みました。
「さあ、どうでしょう? それはまた今度会ったときに教えてあげましょうね。ほら、見えてきましたよ」
天使様に促されて前方を見ると、銀色の絹が広がったようになめらかに七色の輝きが揺らめき、その中に何か丸い物が浮かんでいました。先のちょっと尖った果物の種のような形です。だんだん近づいてきて表面の質感が分かってくると、ああ、あれはくるみの実だわ、と思いました。でもそのくるみの実はグングングングン大きくなっていって、まるで山のように巨大にそびえ立ちました。
「彼らとは別の入口を使いましょうか」
天使様は言ってゴツゴツとした巨大なくるみの表面に沿って上の方に向かいました。完全に上に出るとつんと尖った先っぽを目指しました。その真上にやってくるとその先っぽ目指してまっすぐ降下を始めました。
「きゃあっ」
突き刺さると思ってクララは目を閉じました。
すぐ耳元で優しく声がしました。
「くるみの国にようこそ、クララ」
クララがハッと目を開けると、クララは、今度こそ間違いなく街の灯りをはるか下に見下ろす夜の星空の中にいました。そして、クララは重力に引っ張られてグングン地上目がけて落下していきました。
「キャーッ・・・・・・・・・・・・・・・」
長く悲鳴の尾を引いてクララはまっすぐ落ちていきます。
なんなのよ、死んじゃうじゃない!?
クララは完全にパニックに陥りました。
「いやよーっ、早く目を覚ますのよーっ!」
いや、違う、
「これは夢よ、夢なのよ、夢なら、空だって飛べるわ!」
クララの内に不思議な力がみなぎり、『飛ぶ!』と思うと、その背中にふわっと大きな白い翼が広がりました。
「やったー!」
クララは嬉しさを爆発させて叫び、くるりと体勢を整え、着地地点を捜してゆっくり降りていきました。光の集まる街の中心地らしいところがあり、近づいていくと丸い大きな屋根の建物の影が見えてきました。
クララはそこに向かって翼を羽ばたかせました。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。