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スクールバトラー 作者:時田一哉
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第06話 : コンテストでありえない事件

 さて、今日はコンテストの日だが、なんか物凄くめんどくさい。なんで俺が出ないといけないんだよ…生徒会の仕事で役員をまとめないといけないのに…はぁ…これは西崎に任せるしかないか…
 西崎は、生徒会書記の一年女子で、生徒会役員の中で一番真面目に仕事をしている。
 後の俺を含む生徒会長、副会長二人、会計一人は滅多に生徒会室に行かない。つまり西崎が放課後部活に遅れてまで、一人で雑務をやっているわけだ。まぁ、俺は綾羽に会う前まで毎日に行ってたわけだが…今では全然通えていない。
「会長ここに居たんですね」
 そんな声が後ろから聞こえた。
 ちなみに会長とは俺のことだ。
 振り返ると顔をつんっとしているポニーテールの女子がいた。西崎だ。
「最近なんで生徒会なんでに寄らないんですか?会長。いい加減仕事をしに来てください。殺しますよ?それと副会長たちに会長からも言ってください。まだあの人たち生徒会室に三回ぐらいしか、顔を出てきて居ないんです」
「あいつらは放っておけばいいだろ。それと俺は最近忙しい」
「なんでですか?」
「いや…話すと少しばかり長くなりそうだ」
「そうですか。では今から会長に仕事をきっちりしてもらいますからね?」
 …ヤバイ、途中で抜けられるか?
 それから俺はコンテストのあいさつなどをして、俺の出番が近づいてきていた。
「に、西崎」
「なんですか?」
「俺はしばらく抜ける。だから後はお前に任せる」
 そう言って俺はその場を去った。
「あ、ちょっと会長っ!?」
 それから時は流れ――
「優勝は久々津綾羽さんの執事&メイドさんです」
 …いやぁ…人に注目されるってやだ…
「ひとことどうぞ」
 ひとこと…?聞いてねぇぞ…
「本当にありがとうございます。綾羽様も喜んでいる思います」
 何が喜んでいると思います、だ。うぇ…きしょい…
「メイドさんもどうぞ…?」
「え…」
 真白さんはあまりの恥ずかしさだろうか、俺の後ろに隠れてしまった。
 おいおい…真白〜…俺も恥ずかしいんだぞ…?
「あ〜え〜っと…?」
 なんで俺にマイクを向けるんだよっ!
 真…真白っ…
 すると…真白から何か伝わってきた。『柊くん…私…人前駄目なのです…
 助けてください…』

 え〜…どうすれば…
 って言うか真白から出る電波は何?
「あの、司会者さん。このあと用事があるので、もう終わりで宜しいでしょうか?」
「あ、はい。ではこれでコンテストを終わりたいと思いま…」
 バリン!
 窓が割れた。
「!?」
 すると、舞台の横から
「キョ、キョウっ!!敵よ!」 はっ!?何で俺に言うんだよ!
「は、早く助けて!」
「そ…」
 そんなこと言われてもな…
「キョウ!!」
 すると黒いスーツを着た男たちが来た。
 な!なんで俺に向かってくんだよ!!
「奴らは私の…持っているものを狙ってるの…!助けて」 そんなこと言われても…
「なんだ…今度の守りはまた学生か
 久々津グループのお嬢様の見る目も変わったものだ」
 そう言ってあいての奴が俺に向かって拳を向けてきた。早い。
 俺は思わず右手を出した。
 そしたらその拳を受け止めた。
「んん!?なんだこの小僧!出来るな」
 な!勝手に出来ると思わんでくれ!
 俺はただの学生だっつうの!
 今のはまぐれだ!!
 パシ!ぺシ!バシ!ベシ!
 全部受け止めた。
「くっそ…なんだこいつ」
「キョウあんたすごいじゃない!」
 するともう一人の方は銃を出した。
 ちょ、誤解だっつうの!!!
 バン!
 俺はたまたま取った真白さんのお盆ではじき返した。
 カキン!
「なんだこいつ。ただもんじゃねぇ!」
「今日は引き返すぞ」
 そう言って引き返していった。
 なんだったんだよ今のは…
「キョウあんたなにか習ってたの?運動神経良いわね」
「いや…何にもしてない…です」
「本当に?」
「本当…です」
 自分でも信じられない…
「…すごかったです…」
「さっきの…怪しい人…誰ですか?」
「だから私の持っているものを狙っている悪い奴よ」
「え〜っと…みなさん速やかに教室に戻ってください」
 そうしてコンテストは終わった。
 なんだったんだよ…
 綾羽はなんで狙われてるんだ?
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