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スクールバトラー 作者:時田一哉
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第03話 : 俺の大変身!?

「キョウ、あんた眼鏡ないとそんなに見えないの?」
「当たり前だ」
「コンタ…」
「やだね」
「む…まだ最後まで言ってないのに即答しないで。
 あんたって面倒くさく生まれてきたのね…」
 めんどくさくて結構…
「ちょっとあんた。こいつの髪を切ってちょうだい」
「は、はい。わかりました」
「ちゃんと頼むわよ」
 30分後。
 俺の髪はだいぶん切られている。
 と思う…
 ん?なぜと思うといったと思う?
 切る寸前久々津に目潰しされていまだに見えてないからわからんのだ。
 なんで目潰しするんだよコン畜生っ…
「一応出来ました…」
「ふん。いいんじゃない」
「いいです…」
 ん?真白さん居たのか…
 うぅ…やっと目が見えてきたような…
「はい、眼鏡…」
 美容師の人から眼鏡を取ろうとした瞬間。
 久々津に取られた。
「駄目。こんな眼鏡!」
「何がだよ」
「ダサいっ!」
 だ…ダサい…また言われた…
「もう、あんた。そのまま見たらぼやけて見えないんでしょ?
 コンタクトいやなんでしょ?
 だったらダサい眼鏡を変えるしかないでしょうが!
 いまどき黒ぶち眼鏡って…はぁ…センスないわ…」
「う…」
 毒舌吐くなぁ…こいつは…
 そして、今度は眼鏡屋に行った。
「今はコンタクトいやでも絶対付けさせるからね…」
「げ…」
「あんた今視力いくつ?」
「わからん…」
「相変わらず面倒くさいわね…こいつの視力測ってくれる?」
「は、はい」
 視力は0.02だった。
「ふぅ〜ん…キョウ、あんたこれ掛けてみて」
「ん?あぁ」
 言ったとおり掛けた。
「…微妙ねぇ…次これ」
「はぁ?」
「むむむ…ダサい…次」
「はぁ…」
「ダサいっ!あぁ〜もう!」
 『あぁ〜もう!』は俺の台詞だよ…ったく…
「これは…どう…?」
 俺はめんどくさいと思いながらも掛けた。
「…」
「なんだよ」
「い…いいんじゃないかしらこれ…」
「いいです…」
 久々津と真白が顔が赤い。
 かも。
 …いやいや、気のせいだろ。
 真白さっきと同じ無表情だし…?
「そうか…?」
 俺は鏡を見た。
「…普通だな…」
「何を言ってんのよ…あんたバカ…?」
 ゲシッ!!
 久々津が俺を蹴った。
「蹴るな。俺は糞真面目だ」
「…」
 真白は無表情で俺を見ていた。
 ん?あれ…無表情ではないかもな…
「何だ…?」
「い…いぇ…」
「これ、よろしくね」
「は、はいっ!!」

「次は…顔洗いなさい」
「は?」
「だいぶ汗かいたでしょ」
「…あぁ…」
 で、先から周りがざわめいているのは気のせいか…?

「あの男の子かっこいい…」
「モデル…?」
「学生…だよね…?制服着てるし…でも…大人っぽいよね…」
「眼鏡が良く似合うわ」

「…?かっこいい?誰のことだ…?」
 この時間周りに学生なんて真白と久々津と俺しか居ないが…
 かっこいい奴なんていないぞ…
「こほん…あんたよ」
「…?俺?」
「そうです…かっこいいです…」
「……」
 俺がかっこいい…?
 そんなこと…嘘だ…だって俺…かっこいいなんて一度も言われたことないのに…
「さ、顔洗ってさっぱりして来なさい。今のあんたどうかしてるわ」
「あ…あぁ」


「遅いわよ。キョウ」
「…あぁ」
「むむ…今考えてみれば…キョウ、一週間後の学校のコンテスト出ない?ほら、静江もさ」
「ぇ…」
「はぁ?」
「出なさい。命令よ。ってことで、眼鏡戻せ」
「?」
「黒ぶちによ」
「あ?あぁ」
 俺は黒ぶち眼鏡に戻した。
「うわ…こう…いっきに変わるものかね…」
「そんなに違うか…?」
「違うに決まってるじゃない」
 なぜ怒る!?
 ホワイ?なぜ?
 女はわからん…
「はぁ…」
「一週間それでいいわ。かっこ悪くてもダサくても私、目を瞑ってあげるわ」
「は、はぁ…」
「それから〜♪静江ちょっとこっち来て」
「…?」
「いい?・・・・・・ってことでよろしくね」
「…私が…?」
「そうよ、私はやらないわ。死んでもこいつとやるなんていや」
 死んだら出来ないだろ…?そのなんかをやるんて…
「静江」
 何をむすっとしながら話してる?久々津さんよぉ…
「…わかりました…」
 真白さんは目でまた問いかけてきた。

『手を握ってもいいですか…?』

 !?なぜだ。まさか…久々津いや…綾羽だ。綾羽が命令したんだ。

『…正直…ちょっと…』

『そうですか…私のことが嫌いなんですね…』

『なっ!?そんなことないって』

「な〜に見詰め合ってんのよダサキョウ」
 ダサキョウ!?
「別に…」
 真白さんは俺の手を軽く握ってきた。
「!?」
 吃驚した…
「何を遠慮してんのよ静江!もっとくっつきなさい!」
 おいおい久々津、なんでそんな怒る!?
「…」
「ま、真白さんもこんな俺とじゃ、いやなんだよきっと」
「…」
 真白は首を小さく横に振った。
 あ、そこ否定しないんだ…
「静江は恥ずかしいだけよ!」
「…」
「…綾羽が言うな」
「!?私を呼び捨てするな!」
「いいじゃねぇか。綾羽」
「…むぅ…仕方ないわね…いつか綾羽様って言わせてやる」
「は、やれるもんならやってみろ」
「む…」
「お前顔は可愛いのに性格悪いよな」
「なっ!?」
 綾羽が顔を真っ赤にしながら怒っている。
 トマトみたいだ。
「もうちょっと可愛く出来…」
 ピト…
 真白さんが俺にくっついてきた。
「ま、真白…?」
「…く〜…」
「寝てる…」
「あんたさっきまで静江のこと真白さんって呼んでなかった?」
「あ?あぁ…そうだったな」
「あ、あんたのさ…こうゆうのを頼みたいんだけど…」
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