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スクールバトラー 作者:時田一哉
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第16話 : 今日は――

「あ〜…やだな今日…」
「今日と言う日の何が嫌なのよ?」
 …何でいちいち綾羽こいつに言わなきゃならねぇんだ…
「…嫌だから嫌なんだ」
「む…」

「恭介~」
 …?あぁ…なんか最近出なかったから一瞬誰かと思った…
「なんだつぐみ」
「あのね。私すっかり忘れてたんだ。ごめんね」
「いきなり何の話をしてるんだ」
「今日は恭介のた」
「それ以上言うな」
 あっぶねぇ…綾羽に聞かれたらなんて言われるか…
「え~…なんで?」
「なんでじゃねぇ」
「とにかく今日放課後どこかに寄らない?」
「めんどい」
「良いでしょ?恭介」
「やだ」
「ちょっとつぐみ!教えなさい!今日はキョウの何の日なわけ!?」
 なんで割り入って来るんだこいつ…
「あ…初めて綾羽さんに名前を呼ばれたのに呼び捨てだぁ…」
「そんなことはどうでもいいから教えなさい!!!」
「つぐみ教えるなよ?」
「教えなさい!!」
「恭介、そんなに恥ずかしがることは、無いんじゃないのかな?」
「いいから言うな」
「えっとね今日、5月18日は恭介の誕生日なの」
 終わった…最悪だ…
「おい、なんで言うんだよ?」
「へぇ…今日がキョウの誕生日…」
 嫌な予感…悪寒がする
「キョ」
「やだね」
「何よ!まだ何も言ってないじゃない!!とにかく放課後残りなさい!」
「は?」
「残ってないと――」
 綾羽は俺に指を指して…
「死刑確定だからね?」
 にやりと嫌な笑みをした。
 …死刑…誰かさんにかぶる台詞を言わないでほしい…ほんとに俺キョ○みたいじゃねぇか。
「…はぁ…」



          ◇   ◇   ◇



 そして放課後…
「ほら行くわよ!!」
 綾羽は俺のネクタイを勢い良く引っ張ると、ある人物たちに話しかけて自転車小屋まで来た。
「…はぁ…死ぬかと思った…」
「それはそれは…合掌ですね」
 如月はにこにこ笑いながら俺に向かって合掌をしてきた。
「笑いながら合掌されたくねぇ。つかお前にされたくねぇし。しかもなんで俺が合掌されなきゃならねぇんだ」
「そうですよね。僕もされたくありません」
「じゃあするなキザ」
「僕そんなにキザですかね?」
「キザだ。キモキザだ」
「悲しいですね。僕があなたにそんな風に思われているのは」
 うあああっ…キモいっ…ぞわぞわくるっ…
「そこだ。まずそこがキモい」
「そうですか。それはそうと、柊くんお誕生日おめでとうございます」
「お前に祝いをされたくねぇ」



「ね…ねぇ…綾羽さん…」
「何よつぐみ」
「…恭介とあの人っていつもあんな感じなの…?」
「…そうよ…おぞましいったらないわ…
 どっちがゲイなのかしら…そこが気になるところよね」
「きょ、恭介はゲイなんかじゃないですっ!」
「つぐみ。何話してんだよ?」
 ゲイ…?俺はゲイもホモもクソもなったことは無い。
「え!?えっと…なんだろうね…ね…」
「あ~もう!キョウ!如月くん!ついでにシュー!早く女子を自転車の後ろに乗せて近くの喫茶店に行って!」
 なんで女子を自転車に乗せねぇといけねぇんだろうか…
「僕は未だにニックネームなしですか」
 如月は残念そうに言いながらもにこにことしている。
 …正直言ってあだ名で呼ばれてない如月が羨ましい…
「なんで俺まで…去年で綾羽とは縁が切れたはずなのに…」
 つか片岡居たのか…
「何か言った?シュー?あんたとはクラス違くなったけど、私の執事には変わりないんだからね?」
「…はぁ…って言うかなんで『ついでに』俺?『ついで』って付けるなら俺必要ないよね?」
「必要なの。あまり一人の自転車に何人も乗せると危ないでしょ。女子は合計で4人なんだから。
 まぁ男子は3人だから誰か一人が二人乗せないといけないけどね」
「あのなぁ…綾羽。なんで女子は自転車乗らないんだ?」
「口答えしないの!下僕の癖に!!キョウと如月くんとシューは、さっさと自転車出して来い!!!」
 綾羽の奴…真面目に俺の誕生日祝ってくれんのか…?
 つか…なんか綾羽に祝ってもらいたくない…
あ〜…キャラクターが多いよぉ…
あ〜でもまだまだ増えるんだよなぁ…
…はぁ…頑張りますか…
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