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スクールバトラー 作者:時田一哉
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第15話 : だからって…

「…はぁ…なんで今綾羽にポッキー買いに行かなきゃならねぇんだ…」

『ポッキー買って来い!!!』
『は!?』
『いいから行け!!』

 で、なんでこいつが一緒なのかがわからん。
 つかこっち向いて笑うな。
「まったく困ったものですね」
「…お前だけ買ってくれば良いじゃねぇか」
「でも綾羽さんの言いつけですし」
「きしょい。5m離れろ」
「そんなに廊下の幅ないですよ」
「横が無理なら、後ろか前行け」
「そうですか」
 そう言って如月は後ろに行った。
 そして売店でポッキーを買って、さっさと教室に戻った。
「おら」
「遅い。どんだけ待たせるのよ」
「どんだけって5分だけだろ」
「売店ぐらい30秒で行って戻ってきなさいよ!」
「は?アホかお前」
 30秒とか…無理だろ普通。急いでも2分。
「あ〜もう…のどか沸いた。なんか買ってきて」
「人使い荒すぎだぞお前」
「ってことで早く行って行ってこい!クソ眼鏡!!!!」
 …ぜってぇやだ…
 でも結局行くことになった。
「お前はついてくるな。うざい」
「そうですか」



          ◇   ◇   ◇



 俺は急がず自動販売機に行ってリンゴジュースを買った。
「はぁ…くそ…ぜってぇ綾羽の奴楽しんでるぞ…あれ…」
 先から俺を見てる視線があるんだがなんだ?誰だ?
「…俺に何か用か?」
 俺は後ろを見ず、その後ろの人物に問いかけた。
「へぇ…気づいてたんだ?優秀だね…あんたが今年の綾羽の執事。確かにクソ眼鏡だよ。隣のクラスまで聞こえてた」
「で、お前はなんだ?」
 俺はそう言いながらそいつを見た。
「あんまり名乗りたくないけど、俺は去年の綾羽の下僕。片岡俊、よろしく」
 …噂通りこいつ普通だな…おい…
 顔も背も普通だ。多分これじゃ頭も普通。
 こんな平均なやついるか?
 あ〜…居たか…つぐみが…
 結構つぐみとこいつ似合ってんじゃね?



          ◇   ◇   ◇



「くしゅんっくしゅんっ。あれ…誰だろ…私のこと思ってるの…」



          ◇   ◇   ◇



「お前か、去年の下僕」
「俺は去年綾羽と同じクラスで、ボーっとクラスの奴の微妙さを思っていたら、声掛けられたんだよ奴に」
「あっそ。そりゃあ、お気の毒にな」
「あんたもだよ。あんたのクラスに聞いたが、教室のドア開けて目が合って、下僕になったんだろ?」
「あれは失敗だった」
「アホだな」
 こいつむかつく…
「そう言えばあんた生徒会長だっけ?誰もやりたがらなくて、頭良いあんたにすぐ決まった生徒会長」
「そうだがなんだ?何しに声掛けてんだよ。おかげで綾羽にたっぷりと怒られる」
「そりゃあ、お気の毒にな」
 それさっきの俺の言葉じゃねぇか…むかつく…殺す…こいつ殺してぇ…
「じゃあな、また会おう」
「………」
 なんだったんだあいつ…
 そして帰って、綾羽は10分待たせられて不機嫌だった。
「お〜そ〜い!!!」
「仕方がねぇじゃねぇかよ。ちょっと話してたんだからよ」
「誰とよ?」
「お前が良く知ってる奴だよ」
「良く知ってるって…誰?」
「片岡俊」
「シュー?なんで?」
「シュー…?なんだそのシュークリームみたいで、おいしそうなあだ名」
「俊でシューよ」
「…そのままだし。つかお前自分の下僕に必ずあだ名付けるのか?」
「いいじゃない。呼びやすいし」
 だからってシューはねぇな…俺のキョウもまずない。
「何話してたのよ?」
「何でもいいだろ」
「話せ!!」
「うるせぇな」
うわ〜…なんかなげぇ〜
無駄になげぇ
片岡何したかったんでしょうね?
まぁ、この後出るようになりますけど…
片岡ね〜…そのうち片岡と綾羽の話も出しますw
ってことで次の話も見てくださいwお願いしま〜すw
+注意+
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