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スクールバトラー 作者:時田一哉
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第13話 : 新たな執事登場!

「ここが今日から通う学校ですか…普通でよかったです。さて――」



          ◇   ◇   ◇



「え〜…またこのクラスに転校生が来る」
「「「マジ!?前来たばっかジャン!?」」」
「はいはい。うるさい声揃えて言わない。入って来い」
 ガラガラ。
 そいつが入ってきたと同時に驚きの声が響き渡った。
 俺の嫌いなタイプ参上だ。
「今日から、この学校に転校してくることになった如月誠きさらぎまことです。どうぞよろしくお願いします」
「「「きゃ~かっこいい!!」」」
 と、女子の声。
 うぜぇ…俺やっぱこうゆうやつ嫌い。好きになることなんかぜってぇねぇ…
 だいたいなんだよ?俺と同じくメガネ掛けてるくせしてかっこいいとは?あ?
 そう思っていると、そいつは俺を見て微妙にニヤリと笑ったような感じがした。
 …なんだこいつ…なんか…普通じゃねぇ…
「じゃあ開いてる席に」
「はい」
 如月という奴は開いている席に座ると思いきや、俺の前に来た。
「あなたが柊さんですか。どうぞよろしくお願いしますね」
 なんだこいつ…なんで…俺の名前知ってんだよ?なんで俺に話しかけてくんだよ?
 しかも席はもっと後ろなのに…
「では…」
 如月はそれだけ言って開いている席に座った。
 …なんなんだろうか…何かが起ころうとしている…
 そして休み時間。
 当たり前ながら、転校生の如月の周りには女子が集っていた。
「ごめんなさい。ちょっと通してください」
 そうゆう声が聞こえてきて、如月が再び俺の前に来た。
「どうも~」
「去れ。そして散れ。その笑顔むかつくんだよ」
「酷いですねぇ」
「で?お前の目的はなんだよ?」
「はい。ちょうど今言おうと思っていたところなんですよ」
「…何をだよ」
「あなたには綾羽さんの執事には向いていないんですよ。あきらめて執事を止めることですね」
 ……………?
「は?」
「ですから、あなたには綾羽さんの執事は向いていないんです」
「そうかよ。お前はなんだ?」
「綾羽さんのお父様から頼まれて来ました。綾羽さんをあなただけにお守りするのは、完全には安全ではないので君に頼む、と。でもですね…」
 如月はニヤリと笑って言った。
「僕だけで十分ですよ。あなたが居たら足手まといなだけです」
 なんなんだこいつ…
「あ~今思い出した。お前学力テスト日本全国で1位だろ?どんな頭してんだよ?化けもん?」
「化け物ではありませんよ。ただ空欄に答えを入れてるだけです」
「…あ~腹立つ」
 あ~ちなみにいつもうるさい綾羽は固まってみている。
「嫌味か?」
「嫌味ではありませんよ。ちなみに話を逸らせないでいただきたいです。さすがの僕でも話しにくいですから」
「俺好きでやってるわけじゃねぇし?勝手にやりゃあいいじゃねぇかよ」
「それじゃ駄目なんですよ。僕の気がすみません」
「はぁ?」
 こいつは一体どうしたいというんだ。
「勝負と行きませんか?」
「は?勝負?めんど。なんで俺がそんなことしなきゃいけねぇんだよ?」
「問答無用です」
 如月が一瞬にして、シャーペンを俺の肩に刺そうとしたが、俺は咄嗟に教科書を取ってそれに当たるようにした。
 …如月…こいつ半端ねぇ…結構動きが早い。
 しかも教科書に先のほうが結構食い込んでいる…
「結構余裕ですね?リラックスの体制で咄嗟に教科書を取るとは、なかなか出来ませんよ?」
「そりゃそうだな。普通は出来ん。つか俺はお前の相手しているほど暇じゃない」
「そうですか。それはお邪魔しました」

「…まえ…」
「…?」
 如月の後ろから声が聞こえた。
「お前~…草間さまになってことをしているの…?許せない…」
 久しぶりに見たこいつ…
 後ろに居て邪悪なオーラを出しているのは佐藤美香だった。
「お前を落とし入れてやるぅ…ネットの怖さを体験させてあげるんだから…」
「これはこれはなんとも…怖いことをしようとするんですね?」
「佐藤、止めとけ」
「はい、草間様ぁ。止めておきます」
 俺の言葉を聞いた瞬間邪悪なオーラは何処へやら。コロリと態度を変えてにこにこでれでれ笑っていた。
「佐藤。何度も言うが俺は草間じゃない。柊だ」
「草間様は草間様です」
「この話はまた今度ということで」
 今度はいらねぇ…ほんと俺の嫌いなタイプだよあいつは…
今回綾羽と静江とつぐみの出番なかったw
変わりに美香が久しぶりに出ちゃったw
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