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スクールバトラー 作者:時田一哉
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第12話 : なんとっ!?親公認!?

「キョウ遅い!!何分待たせてんのよ!!!」
「何分ってまだ約束の時間来てねぇじゃねぇかよ」
 今日は日曜日。
 綾羽の家の使用人が休みの日だ。
 俺は綾羽に頼まれ、つぐみとの映画を見る約束を次にし、朝の6時しぶしぶ来る破目になった。
 俺は綾羽の家に行くのに、学校で待ち合わせした、と言うわけだ。
「バカ!!歩くわよ!」
「は?」
「いいから歩く!」
「あのさ…お前の家どこ?」
「ここから…どのくらい歩くのかしら…まぁいいから付いてきなさい」
 それで歩いて2時間。
「おいおい…でかすぎだろ…」
 そして遠かった…
「そう?庶民の家が小さすぎるだけでしょ?」
 何を言うかこいつっ…にしたってでかすぎだろ…東京ドーム軽く5個分はあるぞ?
「あのねぇ~…まだこれは小さいほうなんだから。別荘はもっと広いから安心しなさい」
 これの上あった上っ…怖ぇ…
「自転車はそこの置きなさい」
「はいはい…」
 そして綾羽はでっかすぎるドアを開けた。
「これ着て紅茶出しなさいよね」
 綾羽は玄関の隅に置いてあった執事服を俺にぶん投げた。
 これは…ちょっと懐かしい執事服…って…
「は?わざわざ着るのかよ?」
「当たり前でしょ?バカじゃない?」
「当たり前じゃねぇ」
「はい!すぐ早く!!いいからこの部屋で着替える!!10秒で着替えて来い!!!」
「無理だ」
 テンポ良く早口で言われても困るし…
 そして着替えて3分。
「お~そ~いっ!!」
「無茶言うな!この服着にくいんだよ」
「じゃあこっち来なさい。ほら早く!」
 綾羽に連れて行かれたのは、30畳ほどのキッチンだった。
 つかもはやキッチンじゃねぇ…厨房だ厨房。
 使用人のコック何人いるんだよ?
「ほらこの茶葉使って紅茶作りなさい!」
「は?紅茶?俺作ったことな――」
「うるさい!早く!」
「無茶苦茶だ…」
 俺はポットに適当に紅茶用のジャムとお湯を入れて、ティーカップに入れた。
「おらよ」
「乱暴するな!」
「るせぇ」
「まぁ、いいわ。あんたが始めて作ったと言う紅茶…不味かったら唯じゃおかないわよ…」
 綾羽は俺をものすごく睨みながら飲んだ。
「っ不味…あぁ~もういい。片付けちゃって」
「はいはい…」
 俺はしぶしぶ片付けた。
「…何こいつ…使用人より美味しいじゃない…初めてだって言ったくせに…」
「は?なんか言ったか?」
「な、何も言ってないわよ!!」
 …んだよこいつ…言いたいことがあれば大きい声で言えば良いじゃねぇかよ…
「次は昼のごはんなんか作ってよ。冷蔵庫のものなんでも使って良いから」
「は?良いのかよなんでも使って」
「いいのよ。使用人は何でも良いので、自分で作って食べてくださいって言ってたし」
「…そうかよ」
「じゃあ作り終わったら王広間にでも持ってきてよね」
「は?何処だよ?」
「いいから持ってくること!!いいわね?」
「はいはい。わかりましたよお嬢様っと」
「言葉遣い良くしてよね。お父様とお母様もう少しで部屋から出てくると思うから、後2人分追加ね。じゃ」
 そう言って綾羽は出て行った。
 さて…どうする…すごいでかい冷蔵庫様にはいろいろ食材が入ってるが…
 …つか綾羽の父さん母さんがどうなのか全然予想がつかん…
 まぁ、そのことはほっといて…とりあえず豪華なもんは作れないがやるしかないか…
 俺が作るのに取り掛かってから、10分後。
 なんて言う魚かは知らんがさばいてたところ、物音が後ろからした。
 なんか知らんが俺は無意識、反射的に近くにあった包丁を取って振り向いた。
「…えっと…何か美味しい匂いがしたので…誰ですか…?」
 誰かに似ている…!綾羽だ!!この人もしかして綾羽の母さん!?
 綾羽と違っておしとやかそうで、優しそうな人だった。
「すいません。俺、綾羽さんのクラスメイトで…」
「あら、そうなのですか。去年も使用人がいない時そうゆう子が来て…どうせまた綾羽が無理矢理頼んだのでしょう?」
「いやいや違います」
 本当はそうだけど…
「そう?だったら良いのですが…朝ごはんまで作らせるなんて」
「いやいや大丈夫です。慣れてますから」
 ってやべ!!慣れてるって言っちまった。
「あらあら…やはり強引に…あなたは優しいのですね。あの子のためにありがとうございます」
「いやいや、大丈夫です」
 俺先からいやいやって言ってばかり…
「あの、朝ごはんもうすぐ出来るんで、待っていてください」
「本当にありがとうございます。でわお言葉に甘えて王広間、主人にも言って待っていますね」
 …綾羽とちげぇ…
 そして俺は後20分掛けて作り、王広間とやらを探した。
 何処だよ?広すぎだろ…そう迷っていると、一人の男の人が向かってきた。
「君が今年の子かね?」
 多分綾羽の父さんだろう。
「あ…はい。勝手に入ってすみません」
 敬語疲れる…
「いやいや構わんよ」
「は~…」
「それで君は何をしてるんだね?」
「それが…王広間の場所がわからなくて…」
「それだったらここだよ」
 綾羽の父さんはすぐ左隣の戸を指差した。
「あ…え?ありがとうございます」
 真横かよ!?
 がちゃ。
「遅いわよ!」
「綾羽。作ってくれたのですからそうゆう事は言わないのですよ」
「だってぇ…」
「頂きましょう」
 …美味くなかったらどうしようか…
「あら、おいしい」
「そうだな」
「それは良かったです」
 よかった…金持ちって正直どうゆうのが良いのかわからんかったし。
「…美味すぎる…庶民の味って所ね」
 へいへい悪かったですよ庶民の味でよ…
 っ…!!なんだこの殺気!!
「来る。床に伏せろ!」
「何がよキョ」
 バリン!!!
 前のコンテストで見た黒尽くめの男たちだった。
 俺は咄嗟に近くにあったナイフとフォークを取った。
「なんだよ前の小僧じゃねぇか」
 そう。この前の悪党は隙を見て逃げたんだった。
「そうだが。なんだ?用があるんなら俺が相手する」
「そうか。じゃあそうさせてもらう」
 そして拳銃を出してきた。
 バン!
 大丈夫俺は出来る。
 手をかざし、弾を取り、ナイフを投げて相手の肩に刺した。
「うっ…」
 さすがにあの黒○○のセ○ス○○○までは行かねぇな。
「早めに帰えっとかねぇと殺すからな?」
「ちっ。今日のところは帰ってやる」
 そう言って呆気なく帰っていった。
「はぁ…」
 疲れた…遠くからナイフを投げて刺すって肩脱臼しそうになった。
「すごいじゃないですかあなた。何かやっていたのですか?」
 綾羽の母さんがそう言ってきた。
「あ、いや。やっていません」
「すごいではないか君!!」
「………」
 俺は綾羽の両親に圧倒されてもはや何も言えなかった。
「ありがとうな。えっと…」
「柊です」
「柊くんとやらありがとう」
「ちょっと質問が…」
「なんだね?」
「さっきの人たちって何ですか?前にも学校に来たんですが…」
「ライバル会社の手下だよ」
「ほほぅ…」
 なるほどねぇ…
「これで学校では綾羽の心配はあまりしないで済むな。よろしく頼むよ柊くん!」
「よろしくお願いしますね」
 …任されちまった…
長~い長い。
長く書きすぎたね。
あはは。
学校始まっちまったよ…orz...
最悪…やだよぉ…めんどくさいよぉ…(泣)
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