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スクールバトラー 作者:時田一哉
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第11話 : 喧嘩

「恭介。前ぬいぐるみくれてありがとね。すんごく可愛い。大事にするからっ」
「そうかよかった」
「その…お礼ってことなんだけど…さ…今度映画行かない?奢るからっ」
「は?お礼なんかいらねぇよ。ただの100円のぬいぐるみだろ?」
「い、いいから映画行こうよ奢るから」
「…わかったよ。ったく…」
 つうことで、俺は今度の日曜につぐみと映画を見に行くことになった。
「絶対来ないと駄目だからね?」
「わかったから」


 そして、教室に入ったとたん。
「キョウ。今度の日曜うちに来れない?」
 綾羽がそんなことを言ってきた。
「は?俺は用事ある。無理だ」
「なんでよ。こっちのほうが優先よ?」
「なんでお前の家に行くのが優先なんだよ」
「そんなの当たり前じゃない。あんたが私の下僕だからよ。だから下僕は速やかに主の言うことを聞くものよ」
「アホか。付き合ってられん」
 そして俺は綾羽を避けて椅子に座った。
「む…」
 そして1時間目が終わってから、綾羽がまた話かけてきた。
「キョウ。やっぱり日曜来て」
「なんでだよ」
「その日は使用人が皆居ないのよ」
「は?それでなんで俺が行かないといけないんだよ」
「当たり前でしょ。私の下僕じゃない」
「…めんど…」
「ってことで来なさいよね」
「やだね。その日は都合が悪い」
「いいからこっちを優先しなさい」
「無理だ。多分相手は怒ると思う」
「…まさか…デートとか言うんじゃないでしょうね…キョウ?」
 なんでそうなる。
「…そんなんじゃねぇけど…」
「そうなんでしょ?本当のことを言いなさいよ」
「ちげぇって言ってるだろ」
「じゃあ何よ」
「ただ、つぐみと映画を見に行くだけだ」
「デートじゃない。こっち優先にしなさい!!」
「駄目だ駄目だ」
「キョウ…なんか…もういい!!!全然わかってないわ!!!!やめて結構よ!!」
「なんだよ。止めれて精々する」
「むっ…何よダサ眼鏡のどアホ!!!!」
 そう言って綾羽は教室から出て行った。
「柊…言い過ぎなんじゃないか?もしかして退学させられるかも知れねぇぞ?」
「…いいんだよ別に」
 …ちょっと言い過ぎたかもしれん…
 それにしても…ダサ眼鏡にどアホ?
 ………。
 ダサ眼鏡なのは承知するが、俺はどアホじゃない。
 …なんだよ…つか…もう授業始まるじゃねぇかよ。アホはあいつじゃねぇか。



 そして昼休み、つぐみにそのことを話していた。
「ねぇ、恭介。それ…可哀想だよ。今度の日曜は綾羽さんの家に行ってあげて」
「お前との約束はどうすりゃいいんだよ」
「…それは…次の次の日曜で良いから」
「わかった」



 教室に戻ると綾羽はぶすっとして弁当を一人で食っていた。
「…………」
 かなり機嫌が悪そうだ。
 これは話し掛けれない。
 放課後にしよう。
 そして放課後になったが、綾羽は相変わらずむすっとしたままだった。
 ………。
「…………」
 …仕方ない…
「綾羽」
「…………」
「綾羽」
「…………」
「綾羽~」
「…………」
 こいつ…無視するつもりか。
「綾羽さん」
「キモい失せろ」
「俺がお前にさん付けしたらキモいか?それより、次の日曜良いことになったんだ」
「え…?ほんと?」
「あぁ。つうことで俺帰るから。じゃ」
 俺はさっさと帰りたかったら教室を出て行った。
…思いつかなかった末これですよ?これ…
キョウが酷いよね、どんどん酷くなってるよ…
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