4)
ベッドの上に仰向けになり、言われるままに両膝を立てた。
衣類は何も身につけていない。達也は私の両膝の上に左右それぞれの手を載せると、ゆっくりと両側に開いた。
次に、閉じた弾力のある柔らかな部分を、両手の指で押し広げた。普段、誰にも見せることのない秘密の内側が、達也の目の前で丸出しになった。
「いやらしい・・・、ヌルヌルしたものが、いっぱい出てくるよ。やらしいなぁ・・・安奈」
達也はそう言って、私の秘部を間近でじっと眺めた。
「それじゃ、はじめるよ」
達也の手には、殺菌消毒用の脱脂綿を挟んだピンセットが握られていた。
いつもの儀式が始まった。
冷たい感触が粘膜に触れると、身体がブルッと震えた。ひだ状の層の上を脱脂綿がなめらかに滑っていく。
消毒が済むと、今度は軟らかくなま温かいものが、内側のひだを掻き分けていった。生き物のように。
「あ・・・・」
私の脳髄は瞬間的に痺れ、恍惚とした気分になった。
「ひくひくしてる、やらしい・・・、やらしいなぁ・・・」
達也は私の中心部で、舌をベロベロ這わせながら言った。
「気持ちいい・・・」
「そんなに腰動かして。やぁらしいなぁ、杏奈」
「ああん、イッちゃいそう」
「もう、びちょびちょだよ」
「もう、我慢できない・・・」
「欲しいの?」
「うん、欲しい」
「何が欲しいの?」
「達也のアレが欲しいの」
「アレって何?」
「おち・・・」
「はっきり言ってごらん」
「おち…んこ…。達也のおちんこ。欲しい」
「やぁらしいなあ、杏奈。俺のどんなおちんこ欲しいの?」
「おっきくて・・・」
「おっきくて?」
「硬くて・・・」
「硬くて?」
「黒い・・・」
「黒い?・・・」
「達也の・・・」
「俺の?」
「おちんこ」
「ようし、いい子だ・・・」
「はぁはぁ・・・早く入れて」
「はぁはぁ・・・どこに?」
「あたしのアソコ」
「あたしのアソコじゃわかんない」
「あたしのおま・・・」
「何?」
「お、おま・・・ん・・・」
「ん?よく聞こえなかった。もう一回」
「あたしのおまんこ」
「ようし、よく出来た。ほら、杏奈のまんこもうぐっちゃぐちゃ。ほら、ほら、ほら、こーんなに」
達也はクリを舌先でベロベロ舐めながら、今度は右手の指(2本)をその下の洞窟に進入させた。
「あーーーん。気持ちいい・・・最高、ほんとにもうイッちゃいそう。あはん、入れて、はぁはぁ・・」
「はぁはぁ・・・、入れて欲しい時は?なんて言うの?」
「達也の・・・」
「俺の?」
「硬くて・・・」
「硬くて?」
「黒くて」
「黒くて?」
「大きなおちんこ、早くあたしのぐちょぐちょのおまんこに入れてえ!はぁ、はぁ・・・」
「もう一回」
「達也の硬くて黒くて大きな大きなおちんこ、あたしのグッチョグチョのおまんこにぶち込んでえーーー!!はぁはぁ・・早くぶち込んでよう・・・はぁはぁ・・」
「はぁはぁ・・よく出来きました。そんなに腰を振って、いやらしい・・・はぁはぁ・・」
「はぁはぁ・・早くう・・・」
「あせるなよ・・・はぁはぁ・・」
達也は私をじらしたいのか、なかなか入れようとはしない。今度は私の左の乳房の上にスルスルと手を滑らせ、中心の突起物を摘んだ。親指と人差し指で乳首をくりくりと動かした。
「ああん、もう、我慢できない。早くう、早く入れてよう」
私はそう言って、大きく開いた自分の太腿の間に視線を移した。開かれた両脚の間に、舌をベロンと垂らした達也の顔が見える。両手は私の股間に当てられている。
・・・・・じゃ、今、私の乳房を揉んでいるのは・・・
誰?・・・
誰なの?・・・
顔を上げると、目の前に大きな塊が目に入った。黒褐色をして所々血管が蛇のように浮き立っている。目を凝らしてみると、勃起した巨大な男根だった。しっかりと右手で握り、しごいている。左手は私の乳房を揉みながら。
「だれ??・・・」
巨大な男根が邪魔をして、顔はよく見えなかったが、位置をずらしてよく見ると、見覚えのあるマスクをした痩せぎすの男が私の頭の上に跨り、私を見下ろしていた。
「キャアーーーーーーッ!!!!!!」
私は大声で叫び、達也にしがみついた。
「どうしたんだい」
達也は唇の周りに、粘液を滴らせながら驚いた顔をした。
「マスクの男、マスクの男がおチンチンしごいてた。黒くて大きいやつ」
私は振り向かず、後ろを指差して言った。
「えっ?大丈夫か?杏奈」
達也は私を抱きしめ、なだめるように言った。
「後ろ。私の後にマスクの男がいる。下の階の男。今いたの。私のすぐ目の前に」
「何言ってるんだい?この部屋には僕と君以外だれもいないよ」
「怖い・・・」
身体の震えがとまらない。
「大丈夫誰もいないから。ほら、見てごらん」
私は達也にしがみつきながら、恐る恐る後ろを振り向いた。
しかし、そこには誰もいなかった。
「ほら、誰もいないだろう。安心しろよ」
達也はそう言うと、私を押し倒しすぐさま挿入しようとした。
「やめて。やめてよう!」
私はもう、到底そんな気分にはなれなかった。
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