ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
マリアナ最終決戦5
 






 マリアナ決戦4日目。両軍機動部隊は朝からそれぞれ偵察機を飛ばしてお互いの位置を把握しようとしていた。
 この索敵においては、高速偵察機彩雲を要する日本側に軍配があがり、米軍より30分早く見つけた。
 機動部隊司令長官の山口中将は出せるだけの攻撃機、360機を発艦させた。
 一方の米軍も20分遅れで330機の攻撃隊を発艦させた。
 結果は・・・・日本側がやや有利に終わった。
 米軍側は前日の攻撃で護衛艦艇に穴が開いてしまっていたのと、戦闘機が不足し始めていたため、日本側の攻撃を許した。
 米軍は沈没こそ軽空母プリンストンのみであったが、他に正規空母3、軽空母2が空母としての能力を紛失し、要修理状態となってしまった。これは空母群が壊滅したに等しい打撃であった。
 一方、受けてた立った日本側も飛鷹沈没、瑞鶴、翔鶴大破という無視できない損失を負い、加えて航空機も稼動4割となったため、撤退せざるえなかった。
 米軍側は日本機動部隊撤退を知ると狂喜した。
 確かに彼らの高速空母群は半分の空母に打撃を追ったが、しかし護衛空母は無事なので、上陸部隊の支援は続行できる。また残存する高速空母にもハワイから護衛空母に搭載機の補充用機さい載せて出してもらいさいすればよかった。
 だが、そんな彼らの喜びは長くは続かなかった。
 まず最初に、上陸部隊の護衛艦隊から、日本の潜水艦と航空攻撃により大打撃を被ったという報告が舞い込んだ。
 これは硫黄島などから発進した陸海軍攻撃隊400機の仕業であった。
 これによって護衛艦隊の、特に護衛空母の3分の2を失ってしまい、有効な航空支援が不可能となった。また、それに合わせて、第6艦隊が派遣した伊・呂・波号潜水艦計50隻に加え、マリアナ配備の潜航艇で、空襲を逃れた残存60隻の攻撃も行われ、輸送船団も致命傷に近い打撃を負った。
 そして、とどめとなったのは、この一電文であった。
 「真珠湾、空襲を受く。」



+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。