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マリアナ最終決戦4
 



 米軍がマリアナへの攻撃を始めて三日目、ついに上陸作戦がスタートした。
 8隻の戦艦の艦砲射撃。さらには護衛空母から絶え間なく飛来する艦載機。さらには中部太平洋の基地から出撃したB29も空襲に参加した。
 この爆撃によって海岸線の陣地は徹底的に叩かれ、大打撃を受けた。
 しかし、日本軍は既に内陸部に避退しており、実際の打撃は少なかった。
 一方、海上ではついに日本連合艦隊の反撃の火蓋がきって落とされた。
 本土より南下した本土防衛艦隊の空母から発進した攻撃隊150が、電波妨害などを実施のうえ攻撃。軽空母サイパンを撃沈し、空母エンタープライズ2を中破させた。
 米軍は日本機動部隊はフィリピンにいると思い込んでいたため、これは完全な奇襲となってしまった。
 一方、米軍も偵察機によって本土防衛艦隊を発見し、直ちに210機からなる第一波、つづいて120からなる第二派攻撃隊を発進させ、2時間に及ぶ波状攻撃の上、空母赤城、蒼龍を含む7隻を撃沈させ、巡洋艦青葉を含む5隻が打撃を受けた。こうして米軍は見事敵をとる形となった。
 しかし、勝利に沸く米機動部隊に冷や水が浴びせられた。
 ついに本命の日本機動部隊が攻撃隊を発進させたのだ。
 その数270機。
 ちょうど薄暮の、しかも米攻撃隊の収容中になってしまったため、大乱戦となった。
 しかし、次第に日本側が押し出した。
 日本軍はこの日ために、最新鋭の排気タービンつきの烈風32型、流星22型を配備しており、それらは性能で米軍機に勝っていた。
 さらに、硫黄島から出撃した援護部隊により、アンチVT信管兵器やチャフが多用され、米軍艦艇の対空砲火の有効度を大きく低下させた。
 結果、空母ホーネット2、サラトガ2、軽空母バターンを含む9隻が沈没。戦艦アイオワを含む10隻が大きな損傷を受け、さらに直援機や攻撃隊の内の200機あまりが失われた。
 もっとも、日本側も大きな代償を払った。
 夜間帰還になったため、行方不明ならびに事故機が続出。実に140機を失う結果となった。
 こうして、海戦1日目は終了した。
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