[ ♯2・入学式 ]
(SIDE・コナン)
4月、出会いと別れの季節
そして俺は小学生から中学生へ…
なんだかもう、この生活には慣れすぎた
実年齢はもうとっくに20歳を過ぎているが、でも中学生
人は時間が経つと、心が変わってしまう
あんなに好きだったアイツのことを、女として好きじゃなくなった
それに俺には、アイツを好きでいる資格はないだろう
もう、人を待たせておくのは嫌だ
もとの体には戻れないかもしれない、でもいい
俺には、今大切にしたい人がいる
二人で一緒に入れるなら、それだけでいいんだ
「ちょっと、なぁに考え込んじゃってるのコナン君?学校始まっちゃうよ!」
びくっとして振り向くと、歩美がいた
俺が言うのもなんだが、歩美は綺麗になってきたと思う
歩美を好きなになる奴は、中学校でもたくさん出来るはずだ
「おはよ、歩美ちゃん」
「おはよ〜あれっ哀ちゃんは?一緒じゃないの?」
「あ、うん。なんか博士が体壊したみたいで、いろいろやってから来るみたい」
「そっかぁ。ってコナン君時間!急ごう」
【 中学校入学式 】
入学式の前に自分の教室にとりあえずわかれる
俺のクラスは[1−B]
入ってみると知っている奴は3人ほど
その中に少年探偵団のメンバーはいなかった
クラスがわかれたみたいだ
しっかし、みんなういういしい
俺なんか2回目だし、もうときめきなんてあったもんじゃ…
「あら、工藤…江戸川君もB組?宜しく。他のメンバーは?」
誰かに肩をたたかれたと思い、横を向くと灰原だった
そして俺は恥ずかしながら見とれてしまった
たしかに歩美ちゃんは綺麗、しかし灰原はもっと…
「何、どうかしたの?」
ふっと我に返る
「んなんことねぇよ。アイツらは他のクラスらしいな」
「そう、残念だわ」
「まぁな、でもお前が同じクラスで良かったよ」
「そう?ありがと。あなたがそんなこと言うと以外ね…」
周りを見渡さなくても雰囲気で分かる
クラスの男子も女子も、灰原を見てる
前から大人っぽかったが、最近体も成長してきて…
そして中学校のセーラー服が、とても似合っていて…
コイツほど完璧な奴がいるのか?って思う事もある
でも、性格はちょい悪いけど
とりあえず…同じクラスで良かった
きっと灰原ファンに俺はにらまれるんだろうな
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