ただいま …友の涙…縦書き表示RDF


始めに…



























この小説には作者が勝手に考えた妄想文・グロ・出血・暴力・ネタバレ・キャラ壊しの表現が含まれて居ます!!


更に一部のキャラが擬人化しています!!(ノクターンノベル行きにしようと考えましたが、作者の都合で止めました。)





















上記の中で一つでも当てはまったお客様・年齢制限以下(精神年齢17以上は必要かもしれません。)の方はご退場お願いします。




































大丈夫!自分の年・精神年齢は17以上あるよ!グロ?擬人化??そんなの平気だぁ!!な方はどうぞ!!



















なお、苦情は一切受け付けません。自己責任で閲覧をお願いいたします。










今回は長めなので携帯閲覧者の方は、パケット代にご注意ください。(ようやくこの回で、ネスの右腕が繋がります。)
ただいま …友の涙…
作:夜蝶


…スマブラ寮 地下一階 手術室前 …




マリオ「ネス…準備はいいか?」




白いストレッチャーの上にネスは仰向けになっていて、更に体の上に暖かい毛布を二重に掛けられすぐ近くにいた医者の姿をしているマリオに言った。…これから俺の右腕を繋げるオペが始まるからだ。




ネス「どうぞ、マリオさん。俺を…」





その一言でマリオは無言でうなずき、目の前にあった大きな扉が開く。





リュカ「先輩…」





マルス「ネス君…」





ロイ「ネス…」





後ろから付いてきてくれたスマブラメンバーである「リュカ、マルス、ロイ等」がいて、彼らはいつもながらの乱闘を中止し、手術室前まで付き添ってくれたのだ。俺は少し微笑して彼らに言った。





ネス「それじゃぁ…みんな、行って来るね。」





ガノンドロフ「ああ、行って来い坊主。俺達はここで…待っているからな。」





ソニック「Good Ruck! 待っているぜ、ネス!!」





ガノンドロフ・ソニックがネスに言った後、ネスを乗せたストレッチャーが手術室のドアの中へと入り、静かにドアが閉まった後、ドアの上にあるランプが赤く点灯した。





フォックス「無事に…繋がるといいが…。」





フォックスが少し呟いた後、付いてきた仲間達はそばにある異常に長いソファーに座る。






リュカ「僕らは…出来る事ぐらいはやってきたハズだよ。後は先輩が帰って来ることを信じて……」






マルス「祈ろう……。」






リュカ・マルスが言った時仲間達全員は、手を組み合わせて祈り、この瞬間が全員一つになった。




















…無事に…繋がりますように……


































… 闇に染まった世界 …





ネス「…暗い…何もかも……」





ネスの精神体は漆黒の世界へとゆったりとした速度で、頭から落ちていく。






ネス「…僕の…俺の心が…離れそうだ……」





精神体のネスが、そっと呟いた時…





?「離れちまえよ。如何わしい俺の光ぃ!!」





ネス「!?…」





突然、どこからもなく自分と同じ声…否自分ならぬ憎しみの声が響き渡り、ネスは先ほどのスタイルとは違い、乱闘前の警戒態勢を取った。





ネス「誰だ!?」





?「オイオイ!俺さえ分からないのか?…なーんて悲しいぃんだろう!!」





バキッ!!





ネス「ぐっ!?」





右頬に硬い拳のようなものを的もに受けて、ネスの体は後方へと吹き飛んだ。






ネス「S…Shit!…暗闇の中の攻撃は卑怯だぞ!…堂々と姿を現せ!!」






ネスの身体が硬い床らしきものに叩きつけられる前に、残っていた左手で受け身を取り、身体をクルンと回りながら綺麗に着地する。ネスは首を振り回しながら、不意打ちを仕掛けた誰かに言い放つ。






?「ただの不意でピーピーと五月蝿い奴だなぁ〜。避けれなかった自分の腕を怨みやがれ!!」





ガツッ!!





ネス「!?…うぁ!!」





暗闇の中から突然何かの手が現れて、ネスの首をそのまま掴みながら床へと押し倒す。ネスは首を掴んでいる手を残っている左手で引き離そうとするが、掴まれている腕がとてつもなく強く、思うように引き放すことが出来ない。





ネス「うぐ!…うぅ!!」





?「ハハハ!お前の苦しむ顔を見るだけでゾクゾクしちゃーうよ!!なあ俺の光??」





ネス「(お…お前は!!)」





ネスは苦し紛れに顔を上げると、暗闇から現れたのは自分と同じ顔と服…否顔は不気味に歪んでいて、背中から悪魔のような翼が出ていた。






ネス「な…何故だ…お…お前は……あの時……ぐぅぅ!!」






ギリリリリ…






ネスが続きを言おうとした時、更に強く首を絞められ意識が飛びそうになる。






ネスの悪魔「俺は死なない…いや、死は存在しない。お前が陰の…闇の心を持っている限り、俺は何度も蘇るんだよ俺の光!」







ネスの首を掴んでいるネス…否ネスの悪魔は嘲笑いながらネスの体を持ち上げて、余っていた右腕を至る所にネスの体を殴り始める。






ネス「うぐっ!がはっ!!ぐぅ!!!」






ドスッ!ガスッ!!バキッ!!!







ネスの悪魔「オラオラどうした!?右腕が無いから思ったどおりに力が出せねぇのか!?あぁ!?!?」






ドンッ!!






ネスの悪魔は、ネスの口から吐き出す返り血を顔に十分浴びた後、PSIでネスの体を浮かびあがらせて無造作に投げ捨て、ネスの体はうつぶせのまま硬い床に叩きつけられる。




ドサッ!




ネス「ぐっ!…うぅ……。」



ぐぐぐ…



ネスはうつぶせの状態のまま、左手を震わせ両足に力を入れて、痛みをこらえながら立ち上がる。





ネスの悪魔「おーおー。タフになったなぁ〜。俺の光!」




ネス「くっ……(3年前……あの時よりも強くなっている。……だけど!!)」





口から出ていた血を左手で拭い、両目を少しの間だけ閉じてゆっくりと目を開いた時、ネスの両眼はいつもの黒い瞳ではなく浄眼に変わっていた。(PSIの力を出す時に出る、蒼い目の状態のことです。(設定))







ネス「また…しつこく蘇ったなら、もう一度三年前と同じように葬ってやる!」





バシュッ!…ネスの指先に緑の光が迸る。






ネスの悪魔「出・来・るかなぁー?片腕を無くした大怪我人がよぉ!?!?」








タンッ!…両者は走り出し、全身体にPSIを宿した体術・超能力が同時にぶつかり合った。





































… どこかの草原 …




ゴォォォォ…




?「…ネス??」






ザァッ…と少しばかりの風が吹き満月の下の緑一色に覆われた中心部分に佇む人間…否どこにでも見かける白い服を着た下の部分から、紫色の長い尾が出ている人の形を保った生き物がいて、かつての仲間の気を感じてその名前を呟いた。




ヒュゥ…




?「何者かと…戦っているのか?…」







乱れのない銀髪が風で揺らぎ、表情は無表情のままでも、やや懐かしい彼との思い出でも見ているかのように、満月をそのまま見上げる形で見つめていた。






…そうか…己自身が産み出した闇の存在と戦っているのだな…ネス。







彼は遠くに離れていている場所でもコンタクトができ、他人の行動を読み取れるのだ。彼の目は先ほどの紫の瞳から黄金色に変わっていて、そのままの状態で満月を見上げる。







?「私に新しい名前を与えて、人の心という物を教えてくれた…私にとって大切な主……そして…」





































… 闇に染まった世界 …





ネス「ハァ!せぃ!!でやぁ!!!」





ネスの悪魔「オラ!オラ!!オラァ!!!!」






両者は無駄の無い動きでPSIを宿した拳・蹴りで打ち合う。そして両者は身体を捻らせて渾身のスマッシュ攻撃が同じ技で炸裂する。






「「PK連打!!」」(リュカの下スマッシュです。)







バチッ!バチィィ!!







強いPSIの連発攻撃が同時にぶつかり、たがいの身体はその生じた波動で後方へと遠ざかり、お互いの両足に力を入れて後ずさりを短くする。







ネスの悪魔「そぉれ!!」






バチィ!!…ネスの悪魔が右手に溜め込んだ紫色をしたPSIの塊を、野球選手のように球を投げつけて、PSIの力を加えただろうか豪速並みでネスに向かってくる。






ネス「はっ!」






ドォォン!!…ネスは落ち着いて横ステップで回避する。ネスは先ほど居た位置に視線を向けると、大きなクレーターが開いており、真顔でネスの悪魔がいる位置に見つめ直す。







「やはりあの時の件で、こんなぁ〜に強くなっちまったぜ。お前がヤツ(マスターハンド)の魂を売ったことから!の…影響かなぁ??」





ドドドドドッ!




ネスの悪魔の全身から闇の光が放たれ、マシンガンのようにネスの全身体を狙うように襲い掛かる。





ネス「っ!…っく!…そんなの…昔の話だ。過去の産物など俺には…」






ネスはPSIを駆使しながらネスの悪魔の攻撃をギリギリのタイミングで避けつつそっと呟く。






…正直言って、要らないもの…聞きたくも無い話だ。







ネスの悪魔「クッ!ハハハハ!!だがなぁ…あの時の思い出はお前がクタバル時まで永遠に消すことすら出来ねぇ!!いや違うな…」







パチリ…ネスの悪魔は攻撃を止めて、背中の翼を広げ腕を組みながら、未来予知でもするかのように歪んだ顔で前方にいるネスに言い放つ。







ネスの悪魔「例えまたお前が来世に生まれ変わっても同じ過ちを繰り返す…断ち切ることさえ出来ない、悲しみ・憎しみが連鎖する輪廻…ヤツの意思をそのままの形を受け継ぐ…ってことになるだろうなぁ!?クッハハハハ!!!」






キィキィ…キキキ……






ネスの悪魔がそう言って遥か前方に立っているネスに向けて高笑いし、ネスの悪魔が笑えば笑うほど周りの世界が永遠の闇へと染まっていく。





ネス「?」





ネスの下半身から何かの声が下から聞こえ目線を足元に向けると、複数の細い黒い手が現われて、ヒタリと下半身を掴んで徐々に上へと伸ばしていく。








ネス「そうやって、人の弱い心の部分をバンバン言って、三年前と同じ戦法で俺の力を半減させて自分のペースに持ち込んでいく…非常にズル賢いヤツだな。…This cruelty!(この非道が!)」






ブチッ!!キィィィ…






ネスは下半身に掴まれている複数の黒い手を覇気で吹き飛ばした時なんらかの悲鳴の声が響き渡った後、右足にPSIを宿した飛び蹴りで、ネスの悪魔の体に向けて飛び掛ったが、彼は見下したような視線ですんなりと避けられる。







ネスの悪魔「おーおー、精神面がめちゃくちゃ強くなっているなぁ〜。これはどうしてなんだろうねぇー??」





ネス「Shit…」





ネスの悪魔がそう呟き、ネスはやや舌打ちをした後左手に緑の光を集結させて、先ほどのネスの悪魔が仕掛けたPSIを飛ばす攻撃をしようとした時…







グチッ!!







ネス「ぐっ!?」







ネスは何かに噛み付かれた感覚を受け、やや痛恨の声をあげて左腹部を見ると、先ほどの覇気で引き千切った黒い手の一部から鋭い牙を持った口が現われて、ネスの左腹部に噛み付いていた。







ネス「くっ…はっ!?」






シュルルルル!!






ネスは喰らい付いている黒い手を引き離そうと黒い手を左手で掴んだ時、瞬時に数えられないぐらいの黒い手がネスの全身に纏わり付き、そのつかの間ヘドロ状の液体になった。






ネス「(ぬ…抜けない!!それに…PSIが使えない!!)な…何をした!」






ネスの悪魔「お前が溜め込んでいた闇が投影されて、お前が知らない間に考えていた物と同じように…そのままの形となって具現化したんだよ!クハハ!!」






グププププ…






ネスの悪魔が右手を上げた時、ネスの悪魔の背後からあのヘドロ状の液体が複数表れ、ある程度上った後静止する。






ネスの悪魔「あははっ!その浄眼の目でしっかりと、お前がこれから受ける出来事を焼き付けておけ!」






ネス「な…何を!?…っ!!!!」





ゴポポポポポ!!!!





身動きが取れないネスにそう言って右手を前へと振り下ろした時、ネスの悪魔の背後にあった複数のヘドロが、なだれ込むようにネスの身体を覆い尽くす。





グチッグチュッグシュッ…




ネス「は!!?!ぁ…!!!?」





グププププ…





ネスは声さえあげられないまま具現化したすさまじい量の闇の心をまともに受けて、視界がブラックアウトになり、自分自身の体と感覚が徐々に奪われていく。







ネスの悪魔「潰れろ。楽になれ。…そのまま俺のように闇に堕ちてしまえ!アハハハハ!!!!」





ゴプッ…





ネスの悪魔はヘドロの塊に覆い尽くされ、ネスがいた位置に向けて嘲笑うかのように、更に大きく高笑いした。











































ネス「(気が…重い…こ…このまま…では!!)」




ォォォォォ…





視界が漆黒の闇に染まり、ネスの身体の至る所から黒いヒビのような物が伸び始める。






ネス「(お…俺は…あ…の時と…ち…違う!!…俺に…は…くぅぅ!!)」






ビキ…ビキ……ビキ………






ヒビが現われた所からネスの体が少しずつ分解し始め、ネス自身はどうすることもできず体と心が段々と闇の中へと消えていく。






ビキ…ビキ……ビキ………






ネス「お…俺は…」






ビキ…ビキ……ビキ………両足が消える。







ネス「か…帰って…く…くるのを…」







ビキ…ビキ……ビキ………左腕が消える。







ネス「ま…ま…待って…い……る…」








ビキ…ビキ……ビキ………体が消える。








ネス「…………な……か…まが……いる!」





ビキビキ…ビキ……




体の部分が消えていくにつれて言葉が片言になり、ネスの顔があと半分ぐらいまで消えていった時…








?「『俺には…帰ってくるのを待っている仲間がいる!』とでも言いたかったのか?」








ネス「!?」






顔まで消えかけていた時、何者かの声が響き渡って…ネスは、はっ!?と大きく目を開くと、目の前には白い発光を全身に放ちながら、乱れの無い銀髪・服の下半身から紫の長い尾を出している、人の形を取った男が目の前にいた。







ネス「あ…アンタは……」







ネスは安堵の笑みを出し、目の前の男がやや不適に笑った後、自分とは異なる力で消えかけていた体を再生してくれた。…ネスはこの男を知っていた。2年前、どこからの草原で彼と二度も戦い、不器用でありながらでも、力のコントロールを教えてもらったネスならではの「師」と呼んでいた男…そして、









ネス「ミュウツー…いや、白き風…White wind…ウインド…か。」







ウインド「お前の危機を感じて…私の精神体をこの世界へ飛ばしてやって来た。」







ウインド…ミュウツーの新しい名前であり、ネスはそのミュウツーの名付け親であってミュウツーの主人である。彼はクレイジーハンド軍団の戦いの後、様々な世界をこの眼で見るためにスマブラ寮から旅立ったのだが…







ネス「この世界にいるだけで精神体を保つのきついのに…」





ジジジ…ネスが言っている通りに、ウインドの精神体がテレビがよく映らない画像になりかけていて、雑音のような音も聞こえてくる。だがウインドはそんなことに気にしていないのか、余裕の表情でネスを見つめていた。






ウインド「大丈夫だネス。私は色んな世界をこの目で通し…経験して精神面も強くなっている。このぐらいの世界ならば私にとって易い物だ。」







ネス「アチャー。溜め込んでいた不の世界が「易い物」と言われちゃぁ…俺…しょげるぜ(汗)」







ネスは苦笑しながら左手を額に当てて、やや落ち込む仕草をする。ウインドはそのそぶりにやや微笑した後、ネスの右腕の無い部分に向けて白い手をかざした時…














失った右腕が再生され、それと同時に銀色に光る長い物を持っていた。





キィィィィィィン…








ネス「う…ウインド!!これって!?」






ネスは、右腕が再生されて手に持っている銀色の長い武器を見て、やや驚愕する。ウインドは無表情のままでも言葉はやさしく、その瞳には師を越えてしまいそうな感激の心が揺らいでいた。






ウインド「お前は私の技が使える…私はただ右腕を再生させただけなのだが、その銀色の武器はお前自身が産み出した物。つまり、お前自身には気づいていないようだが、私の技を受け継いでいたのだ。」






ネス「っつ…。」






ウインドがそう言った後、手を闇に満ちた空に向けてネスに言った。







ウインド「ここから抜け出せ、今のお前の状態なら破れるはずだ。それとあの空から…仲間達の声も聞こえてきているだろう??」






…ス……





…ネ……ス……







…ネス!!…






ネス「!!…ああ、…もちろん聞こえるよ。」







ネスは耳を澄ませて静かに瞳を閉じると、ネスとウインドしか聞くことが出来ない、何も無い世界から聞こえる祈りの声…








ゼルダ(ネス…どうか…無事に帰って来て!!)





カービィ(戻ってきたら…一緒に野球しよう!いっぱい遊ぼうねネスぅ!)





アイク(俺はお前と戦ってみたかった!退院後…俺と一発試合しようじゃないか!!正々堂々で☆)







ピット(時間が空いたら、ハンバーグの作り方…僕にも教えてくださいよネスさん!!)







マルス(ネス君。…あの時君に出会ったことを…僕は誇りに思う!だから…帰ってきてくれ!!)








リュカ(僕は…祈ります!!先輩が…この世界に帰ってくるまで!!!!)








ロイ(俺は…いや、俺達は…お前の目が開くまで、ずっと傍にいてやるから…目覚めるまで俺達がお前の肉体をなんとしても傷一つも付けないように守る…いや、絶対に守ってやる!!…)


















ネスは仲間達の祈りの声を聞き、仲間が答えると共に銀色の長い武器を両手に持ち変えて、包んでいた闇の世界そのものを縦一筋に綺麗な軌跡を残したまま振り下ろした。






































…これで、お前は私を……


































ピシッ!






ネスの悪魔「アハハハハハ!!!…あ”?何だぁ!?!?」






突然ネスを包み込んだ黒い塊にヒビが入り、ネスの悪魔は先ほどの歪んだ笑顔とは違って驚愕の表情になる。







パキパキパキ…





ネスの悪魔「な…何なんだよ!!??」





ヒビが出た部分からだんだんと大きく広がっていき、ヒビ割れた部分から銀色の光が数箇所差し込んだ後…







パァァァァアアアン!!!!







黒い塊が割れて、中から銀色の長い武器を持ったネスが出てきた。








ネスの悪魔「んな!?…何だよソレ!?す…スプーン!?!?スプーンで割ったのかよぉ!?!?」








ネスが持っている銀色の長い武器…銀のスプーンを見て、ネスの悪魔は数歩後退りし、スプーンから発する光は、この闇の世界にまぶしすぎるほどの銀色の光を放っていた。







ネスの悪魔「く…苦しい!眩しい!!その光を止めやがれぇ!!!!」






ドォン!!…ヒュゥゥン……







ネスの悪魔は苦し紛れに先ほどと同じようにPSIの弾を投げつけたが、ネスは全身の周りに蒼いバリアを張って、PSIの弾を吸収し受けた傷を癒す。





ブゥゥゥン…







ネスの悪魔「っ!!サイマグネットか!!それにぃ…!!!!」







ガイィィィィン!!!!







ネスの悪魔の右手に、表のネスが必要な時だけ使う青い剣が現われネスの左肩から右脇腹まで狙い定めて斬りつけようとした時、ネスは瞬時にネスの悪魔が振るう蒼い剣を、銀色に光るスプーンで受け止めて、鉄と鉄が摺り合い、火花を飛び散りながら鍔競り合いの状態になった。





ギギギギギ!





ネスの悪魔「何ぁー故、お前の右腕が繋がったのは知らねぇが…お前がどんだけ強くなっても!!」




ズズッ!




ネス「っ…」






ズズズ…ズ…







段々とネスが押され始めて、ネスは歯を食いしばりながら右足が少しずつ後ろへと下がっていく。ネスの悪魔は苦渋の表情を浮かべているネスを見て、嘲笑いながら余裕の笑みで言い放つ。







ネスの悪魔「この世界が存在する限り…今のお前でも俺には絶対に勝てにゃしねぇ!!…光の俺ならわかるだろう?この世界はお前が溜め込んだ陰の「ごちゃごちゃと…五月蝿い奴だな。」」







ドスッ!ドスッ!!ドスッ!!!







突然スプーンの先端がフォークに変わって、一つ一つの針が意思を持っているかのようにネスの悪魔の左目・右肩・左脇腹を刺し貫いてしばらくの沈黙の後、悲鳴声が響き渡った。







ネスの悪魔「ぁ”!??!…あ”!!あ”…アアアアアアア!!!!」






ズリュ…






尖ったフォークが引き抜かれて、ネスの悪魔は苦痛の声をあげながら、潰れた左目から血が一直線に勢いよく出ているのを無理やり手で押さえて止血しようとするが、ネスはその暇を与えず更なる攻撃を仕掛けた。







ネス「カービィ…技を借りるぜ。」






ダァンッ!ズビシュッ!!






軽く跳躍しフォーク形態から元のスプーンに戻し、スプーンの先端にPSIを宿して身体を前方空中回転しながら一刀両断に振り下ろし、後に生じる衝撃…それを飛ぶ斬撃としてネスの悪魔の左肩部分を切り落とす。(ネス式…ファイナルカッター)








ネスの悪魔「ガッ…うぉああああああ!!!!」





ブシュゥゥゥゥゥ……






ネス「切り落とされたぐらいで、大きくわめくなよ。」







切り落とされた部分から噴水のように血が出て、ネスの悪魔は悲鳴に近い声をあげる。ネスは身にしめた経験をなれているかのように、やや冷酷の表情でネスの悪魔に言った後…







ドスッ!…シュゥゥゥゥ……







ネスの足元にネスの悪魔の左腕が転がり落ちて来て、ネスはスプーンからフォークに変えてネスの悪魔の左腕を刺し、刺されたところから紫色の胞子(亜空の使者のザコ敵が出てくるアレ)が吹き出て、左腕がボロボロに崩れ落ちながら消えていった。







ネスの悪魔「ふ…ふざけんな!お…俺が負ける要素なんて!!!!…み…認めねぇぞ!!!!おおおおおお!!!!」







ネスの悪魔は、痛みと追い詰められている苛立ちと憎しみで我を忘れて、がむしゃらに蒼い剣を振り回しながらネスに近づいて来る。ネスは眉毛を少し下へ曲げてスプーンを斜めに構えながらそのままの体制を保つ。







ネス「マルス…ロイ…アイク…技借りるね。」








ドシュッ!!!!








ネスの悪魔が振り回す蒼い剣がわずかにネスの体に当たった時、一瞬の内にネスの悪魔の体が横一筋に両断され、ネスの悪魔自身は何が起こったのかさえも解らず、臓器が零れ落ちる中体…否肉の塊が二つに分かれた。(見真似のカウンター)







ネスの悪魔「!???!!!??」







ネス「悪いけど…俺の帰りを待っている仲間がいるんだ。決着を付けさせてもらうよ。」








キュゥィィィン!!(スマッシュボールを取った時の効果音)







ネスがそう言った時、ネスの身体が黄金のオーラに包まれて瞳は浄眼から黄金色に変わり果てる。(スマッシュボールを取った時の状態)







ネスの悪魔「あ…アハハ!…だったら…な…尚更ぁ……尚更ぁぁぁぁ!!!!」






ネス「!」






シュゥゥゥゥゥゥ!!!!







ネスの悪魔はその状態になっているネスを見た後不適に苦笑し、ネスを囲っていた黒い霧がネスの悪魔に取り込まれて段々とその黒い霧が膨れ上がっていき、大きな巨人の形(ガレオム級)を保った怪物が現われた。







ネスの悪魔「この世界を取り込んだ…莫大な闇の嵐に…その身ごと潰れろぉぉ!!!!」







ドォォォォォォン!!!!







腹の部分から巨大な黒い光線?みたいな物が吹き出て、覚醒状態のネスに襲い掛かる。








ネス「…いくぜ!」









ネスはそのまま動かず両腕を交差させて集中し、何かが弾けたように透き通った声で天に轟くほどの大きく叫んだ。

















ネス「PK Star Storm!!!!(PKスターストーム!!!!)」






















ドドドドドドドドド!!!!!





ネスの悪魔「グォォォォォォォォ…おおおおお!!!!」






空から蒼い流星が雨のように落ちてきて、一つ一つの隕石が闇の塊を引き裂き、大きな巨大の体を後欠片も無く打ち抜き、周りを覆っていた闇と獣の咆哮が蒼い流星群に取り払われていった。







ォォォォォ…































… 空色に満ちた世界 …





ネス「(世界が空色…これは……)」





サァァァァ…






ネスは目を開けると、先ほどの闇に満ちた世界とは違い、現実世界で何時もどおりに見る青い空が広がっていて、足元は吹き出ている風で揺らぐ緑一色の草原が広がっていた。






ネス「コレはいったい…」







?「お前の本当の心の世界…溜め込んでいた闇が消え去っていっただけだ。」







後方から声を掛けられてネスは後ろに振り向くと、先ほどの人間を保った状態ではなく、本来の姿に戻ったウインドの姿がそこに居た。







ネス「ウインド!!」







ウインド「見事…己の影と闇を打ち破った。それに、あの技は素晴らしい。」








ウインドは無表情のままだが、言葉はまさしく…師を越えたとでも言っているそうな言動で語りかける。








ウインド「お前はもう私を超えている。立派なスマッシュブラザーズの戦士になったものだ。」








ネス「まだまだ…だよ。今回はウインドの助力とみんなの祈りで打ち勝っただけだ。それに…」







?「つまらねぇな…俺の光!」







ネス・ウインド「「!!」」






ネスが続きを言い出さそうとした時、その言葉を遮るかのように憎しみで満ちた声が響き渡り、ネスとウインドは声をした方向へ体を向けると…







生首状態のまま顔が半分消えていて、紫の胞子みたいなものが頭部から零れ落ち、残っていた片目でネスとウインドを睨みつけていた。







ネスの悪魔「やっと俺の光を叩き潰すチャンスだったのに、下らねぇ声援でこの俺が敗れ去るとはな!!」







ネス「お前っ!」







ウインド「生きていたのか!?」







ブゥゥン!…ウインドは両手から紫のオーラを出し・ネスは右手に緑の光を発ちこめながら身構える。生首になったネスの悪魔はその体制になっている二人を見てやや嘲笑った後、表情を歪んだ笑みに変えて言い放つ。







ネスの悪魔「俺の光ぃ…先ほど俺が言ったことを覚えているよなぁ?」







ネス「ああ…お前は俺の闇を持っている限り完全には消滅しない…つまりこの世界が元に戻ったとしても…」






ネスの悪魔はネスの答えを聞いて満足するような態度で、そのままの表情のまま言い返した。







ネスの悪魔「その通り。こんなものは一時的にすぎねぇ!お前が外部で何かを感じ一つでも怒り・憎しみを思った時、この世界は闇に満たされ俺は何度も復活するんだよ!!要は…完全にこの俺を…闇その物を殺すことなんて出来にゃしねぇんだよ!!アッハハハハハハハハ!!!!」






ゴォォォォォォッ!!!!






厳しい視線で見つめるネスを見てネスの悪魔が狂ったように高笑いし、ネスの高笑いが響き渡るたびに風が強く吹く。







ウインド「確かに…闇は完全に滅ぼすことすら出来ないが…我が主人の闇よ、何かを忘れていないか??」







ネスの悪魔「あぁ!?何なんだ!?!?」







ウインドはネスの悪魔の言うことに納得していたが、表情はニタリと笑いネスの悪魔はウインドの表情を見てやや苛立って不機嫌な表情になる。







ウインド「例えまた…お前が蘇り我が主を倒そうと企んでいても…我がネスには……」





ブゥゥゥン…






ウインドが言い欠けた時、ネスの周りにはホログラムらしきで物で現われた現実世界にいる仲間達がいて、一人一人がネスを守るように武器を・拳を構えて、ネスの悪魔を見据えていた。








ウインド「かつて宿敵・英雄だった者たちがいて…我が主には強い絆で結ばれた仲間がいる。」(ここら辺でスマブラX・メインテーマが流れていると思ってください。)








ウインドがそう言った時、ネスを囲っていた仲間達がネスに何かを語りかけていった時、仲間達全員が金色のオーラに包まれて、瞳が黄金色に変化する。




マルス(…さぁ…行こうか!)




ファルコ(…ぶっ飛ばそうぜ!!)




ピカチュウ(…一緒に奮おう!!!)





ドンキ−コング(…おっしゃぁ準備万全だぜぇ!!)





微笑んだ表情を出している仲間達がネスを見ながら、穏やか表情でネスは一人一人見た後…






ネス「行こう!」





キュゥィィィン!!(スマッシュボールを取った時の効果音)






ネスも仲間達と同じように覚醒状態になる。






ネスの悪魔「な…な…。」




ウインド「我が主はもう一人ではない。彼にはもう…」




リュカ(…先輩直伝!!…PK Star Storm!!)




アイスクライマー(…いくよぉ!ナナ!!…うん行くわよポポ!!)





マリオ(…マ・リ・オ・フォイナル!!!!)





ファルコン(…音速を超えたスピード…見せてやるぜ!!)




ウインドが言いかけた時、仲間達が一人づつ「最後の切り札」を発動させて、ネスの悪魔は全員の攻撃をまともに喰らい世界を金色一色に染め上げられた時…視界は眩い金色の光に包まれて、世界が見えなくなった。


















…新しい家族と共に生きて・戦って・笑って・競いあって・前へと歩んでいるのだから。



































ウインドがそう言った後、彼自身も黄金の光に溶け込みながらこの世界から消えていった。






































… スマブラ寮 一階 医務室 …




トントントン♪




「(音がする…なんだろう?)」(ここら辺でスマブラX版 MOTHER3愛のテーマ が流れていると思ってください。)




ネスはリズムよく叩く音を聞いてゆっくりと目を覚ますと、目の前にはピンクボールの体を持った生き物…大粒の涙を洪水のようにめちゃくちゃ流しているカービィがいた。





?「ネ…ネスティー!!ネスティーが目覚めたぁぁ!!!!」





突然カービィが目を大きく開いて寮全体に聞こえるぐらいに声をあげて、俺の耳の鼓膜が破れてしまうほどの音量をまともに受けた。






ネス「カ…カービィ声がでかい!!俺の鼓膜が潰れ「目覚めたのかぁぁぁぁぁ!?!?」」






ドタンッ!!






俺の言葉を遮るかのように、カービィよりも大きい音量が響き渡り医務室の扉がタイミングが善過ぎるほど開いて、扉からロイとリンクとピットとリュカ等が感激の表情を(一部涙目)なだれ込むように入りこんで来たが…






ドドドドドドド!!!!






ルイージ「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」





ロイ「押すな!!!!押すなぁぁぁ!!!!」





リンク「轢かれるぅぅぅぅ!!!!」





ピット「圧迫死されるぅぅぅぅぅ!!!!」






なだれ込むように入って来たため、後ろから倒れるように次々へと入って来た仲間達が倒れていき、ドミノ倒しの状態になる。






?「まったくお前らは、狭い医務室に大勢で駆け込む馬鹿野郎がいるか!!」







医務室の奥から医者の格好をしたマリオが現われ、いまだに積み重なるように倒れている仲間達に向けてやや額にプッチンマークが付いたお怒りの表情になる。








マルス「だって、ネス君が目覚めたと聞いてついつい…えへ♪」






リュカ「そうそう!3日ぶりの先輩の顔が見れるということで…アハハ♪」







マルスとリュカがそう言った時、倒れていた仲間達も同時に頷く。







ネス「3日振りって…じゃぁ俺は」






カービィ「ネスティーは、マリオのオペが終わってから…3日間も眠っていたの。」






ネスは心の中で己の闇と戦っていた時、まる一日の感覚を覚えていたが、こっちの現実世界に戻ってきたときは3日も経っていたためカービィの答えを聞いた時、少しながらの時間差に驚きの表情を出す。







ネス「右腕は……」






ネスは少し時間を振り返って思い出し自分自身の右腕部分を見ると、あの時の…タブーの翼を切り落とした時に強い衝撃でもげた自分の右腕が、縫合した医療用のPSIが宿っている糸で繋がっていることに目を通す。







マリオ「異常もなく繋がった、手術は無事に成功したよネス。だが、しばらくは乱闘・一般市民からの依頼は出来ない。ネスの回復能力から見て、一週間ぐらいは我慢してもらうよ。」






ネス「一週間か…腕が鈍っちゃうね。あはは(汗)」






?「まぁまぁネス兄ぃ。一週間といってもそう長くないからさ…それとこれを、ネス兄ぃに!!」







?「プキキ!」







ネス「こ…これは(汗)」







ベッドの下から「ニュィーン」とでも効果音でもつけたかのように猫目リンク(トゥーンリンク)が現れて、背中に持っていた可愛い子ブタ…ポロをネスの懐に押し付けた。







トゥーンリンク(通称トゥン)「この子と一緒にいれば、淋しい思いは無くなるでしょ?」







子ブタ「ぷききぃぃ!(ねすにぃ!ねすにぃ!!ねすにぃvVvV)」







ネス「あはは…(汗)ありがとうトゥン…俺は……」







リュカ「先輩!!こうゆう時は…」






仲間の一部が感激の涙を流しながら、ネスも少しだけ涙を流し三日振りに会えた仲間達を一人一人見て、リュカがお約束の一言を言った後、少し…時間を掛けてこう言った。













ネス「ただ…い…ま、みんな…ただいま!!」






仲間達「「「おかえり!ネスぅ!!」先輩!!」坊主!!」ネス君!!」ネス!!」


































… 夜 スマブラ寮 一階 食堂 …





この後、食堂でネス復活のパーティを開き、仲間の一人一人が調理場で振るった手料理がネスの元に届けられ(一部黒こげ)、ネスは仲間達に助けられながら一生懸命作った食べ物を食べていた。






リュカ「Waao!先輩早いですね〜。」




カービィ「すっごーい!僕並みの食べっぷり!!」





ネス「まぁ…三日振りだから…かな?自分自身でも気が付かなかったけれど…」






リュカとカービィは、驚いた目でネスを見つめながら言う。サムスが作った大盛りミートソースが掛かったパスタを残さず五分ぐらいで食べ終えて、更にスネーク・ピカチュウ・ピットが焼いたフワフワのパンをトゥンが持ってきたコーヒーを漱ぎながら食べ終える。






アイク「まぁ、男だからな。それと、ネス!こいつでも食って力を付けろ!!」






ネス「えっ!?…ちょっ!!!!」





ドシンッ!!






すると、横から入って来たアイクが大きいサイズで焼いた肉が香ばしい臭いを放ちながらそのまま鉄板の上に乗っている物を、片手だけで持ってきてテーブルの上にそのまま置いた。






ネス「で…でかいよ!てか…詰まる。(汗)」








マルス「大丈夫だよネス君♪もし詰まったら僕が何とかしてみせ「医者免許を持っている俺が何とかするから、ネス…安心して食べなさい。」」







ネス「あ…う…うん(汗)」







マルスが言いかけた時、マリオが冷たい視線で言い放ち二人はニコニコ笑顔のままだが、ところどころに黒いオーラが出ているのを気にしないでおこう。







ロイ「まぁ、ゆっくり食べろ!今ナイフで肉を切ってあげるからさ♪」






ロイが手馴れたナイフさばきで分厚いステ−キを切り、ネスの口に入れるぐらいにカットした所、食堂の入り口から見た目で高そうな液体が入っているビンを両手で持ったソニックが現れて、ネスに近づいてきた。







ソニック「Hey!Ness!!俺のリング(小遣い)を果たしてまでシャンパン買ってきたぜ〜♪全員乾杯でもやろうかぁ!!」





ネス「えぇ!?勿体無くな「Anxiously! 気にしない!気にしない!!」」





「まじでー!」「おお!気が利くなぁー!!」「コップもってこーい!!」「宴じゃぁああ!!」





ネスの言葉をソニックが遮った時、周りの仲間達がソニックが持ってきたシャンパンにコップを注いだ後、騒がしいぐらい(近所迷惑並み)にドンチャン騒ぎになった。






ネス「ソ…ソニック(汗)それに…」





リュカ「いいじゃないですか、先輩♪」





ネス「(汗)」





リュカの返答を聞いてネスはやや苦笑した後、ネスとリュカはドンチャン騒ぎの場所から逃げるように少し離れて、食堂の窓際まで移動する。ある程度時間を空けた後、リュカが最初に口を出した。






リュカ「先輩が眠っている間…全員精神的にも落ち込んでいたのですから…」






ネス「そ…そうなのかリュカ?」






リュカ「ええ…でも、先輩が目覚めるまで僕達は、この時を楽しみにして…待っていたんです!」






少しだけリュカの表情が暗くなり、ネスはハッとしてリュカの顔を見たが、一瞬にして明るくなり、リュカはシャンパンが入ったコップをネスに近づける。ネスも左手に持ったコップをリュカの持つコップに近づけた後…






リュカ「先輩…ほ…本当にお帰り…なさい。…ぼ…僕は…」







ネス「…Moreover, it cries.(また、べそをかいているな。(笑))けど…違うよな。」






リュカ「こ…これは嬉し涙…です!」







ネス「そのぐらい…知っているさ。Hey…My Mate?(なぁ、相棒?)」






リュカ「Yes!(はい!)」





チンッ!







軽くコップを当てて、二人は窓に映る蒼い月を見ながら飲み始める。ネスはシャンパンをゆっくりと味わい霞む様に光る蒼い月を見ながら、心の中でであったウインドのことを思った。








ネス「(ウインドは…今…何処にいて…何をしているのかな?)」










































































… スマブラ寮 中庭 大木の頂 …





ウインド「良い仲間達チームを持ったな、ネス。」







ウインドは人型を保ちながら林に生えている長い大木の頂から、ネスが居る騒がしい場所を見つめていた。その時…





ヒュォォォ…





…もう一つの長い大木の頂に紺碧の私服を羽織った短い蒼髪の青年が、音も無く現れた。






?「ミュウツー…いや、ウインドよ…ネスに会わなくても良いのか?」







ウインド「ルカリオよ…私は彼らの傍に居なくても良い…私はもう」











…私はもう、この世界から隔離されている…私はもうすぐこの世から消えるのだから。










ルカリオ「し…しかし!…それはっ!!…っ!!」







ルカリオは何かを言い出さそうとしたのだが、思うように言葉が出ずに苦渋の表情が出る。ウインドはルカリオを一瞬だけ見た後、ルカリオにこう言った。







ウインド「ルカリオよ…私の最期の頼みを…ネスに伝えてくれないか?」







ルカリオ「な…何を」








ザァァァァ…









木の葉が風で静かに靡かれ少しだけ震えていた時、ウインドはこう言った。















ウインド「健全になったら…『全ての始まり、そして終わりを告げるあの場所』で、私は待つ…と、伝えておいてくれ。」
























そう言った後、ウインドの体が風のように一瞬にして消え去っていった。一人残されたルカリオはウインドの言葉を聞いて苦渋の表情のまま顔を手で覆い、そっと言葉の一部が途切れながら呟いた。







ルカリオ「…でやるつもりなのか!?…そんな…とをネスに…せるつもりなのか、…インド!!」














ソレは…ネスにとって…残酷であって…過酷過ぎる。























ルカリオは瞳から出る涙で、顔がクシャクシャになり嗚咽でところどころ言葉が途切れながら大木の頂にただ立ち竦むことしか出来なかった。


































































… ???の峠 …




ォォォォォ…





本来の姿に戻ったウインドは、無限に覆い茂る鈴蘭が溢れた場所の中心部分に立っていて、風が白い鈴蘭の花ビラを飛ばし紙吹雪のように舞っていた。






ウインド「(これで良い…私にはもう…)」






…この世にとどまる時間など…無いのだ。






ウインドは無表情のまま、夜空の頂に浮かぶ…蒼い光を放つ朧月を見ながら、心の中でそっと呟いた。






ウインド「(ああ…ネス。この私を許してくれ…私は主のことを…)」







パタタッ…






ウインドの足元にまだ蕾状態だった鈴蘭に、ウインドの雫が落ちて、その雫が蕾状態だった鈴蘭をゆっくりと蕾を開かせていった。






ウインド「(これは…私の物ではない…ネスの涙そのものだ。)」







ウインドは人によって作られた究極生命体。感情はネス達に学んだ物だったのだが、彼には泣くという機能プログラムが入っていないため彼自身の涙を流すことは出来ない。他人の情報を脳裏にダウンロードすることでその本人の感情を表に出すことができる。







彼はそっと目を閉じて、脳裏に移った未来余地…自分の未来を見た後、少しばかり苦笑いした。








ウインド「私も…ネスと同じ…人間に生まれていたら…」

























ウインドはまだ己自身の涙と感情を持っていないことを、少し怨みながらそのままの状態で蒼い月をただ…見つめているだけしか…他に無かった。



END


ラストはできる限りハッピーエンドにしようとしたのですが、ダーク・シリアスになってしまいました。(謝罪)


なお、ネスはミュウツーの必殺技も使えます。


そして小説に出てきたスプーンは漫画版「ポケットモンスター VSミュウツー」から勝手に抜き取りました。


多分この小説の次回作は、ノクターン行きになるかもしれません。(時間が空いたら…)次回はギャグに挑戦してみようと思います。


ここまで閲覧してくれた皆様、有り難うございました!!













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