更新が大変遅くなりました……。
パソコンが故障したせいです。それでもBOOK二乗の皆は走ります。
どうぞ見守ってやってください。
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こんにちはっ! 美坂美里ですっ!
テンションあげて挨拶したのはいいけど、やっぱり暗くてどうしようもない。てか、テンションあがんないです。はい。理由ならちゃんとあるんですよ?
「ハル……」
「……」
我等の室長の試合を見に行って、その試合が終わったときだ。部室にみんなどんよりしたま
ま入って行った。アタシが話しかけても無視。つか聞こえてないくらいテンションめちゃ下がってた。
「……むぅ」
ダメだ、やるせない。オヒトは帰っちゃうしハルは沈んだまま部室に戻るし、なんだかもうテンション下がるっ!
アタシは何のためにここに……。
そんな事呟いて帰路に向かう。蒸し暑い午後。
彼には声が届かない。
そんなことを暗示しているかのような、今日の出来事。
とりあえず帰って寝よう。
そう思った昨日のこの頃。
*
「昨日の試合は、ドンマイっ!」
「ん?」
ちょっとでも元気付けよう。と思ってテンションあげて話しかけたのだが、いざ話しかけたらこんな言葉しか出なかった。
「あ、うん。悔しかった」
と、ハルはニヘッと笑う。
なんとなく、誰にも心を許していないような感じのする彼。小谷芳。
「先輩もう引退なんでしょ?」
「そーなんだよっ! 寂しくて夜も眠れそうにない……」
あはは、大袈裟だなぁ。
「大袈裟なもんか! 相手は後輩になるし、なんだかんだでやる気でねぇし……」
それはなんとなくわかるなぁ。
「どうしたらヤル気でるかな?」
うーん……。
「ま、良いや」
いいんだ……。
「そんなことより、明日からテスト週間だ……。地獄は続く……」
ハルって実力テスト何位なの?
「知ってるか? お釈迦様ってどこから生まれたか知ってるか?」
ねぇ、何位なの?
「驚くな、わきの下なんだぜっ!」
何位なの?
「そしてテクテク歩いてこう言ったんだ」
何位?
「天上天下唯我独尊って! 聞いて呆れるよ。なぁ? で、天上天下唯我……」
わかった、成績悪いのね。
「そんなことはないっ! 断じてないっ! 下から数えたほうが早いぜ!」
ほっほぉ。それはそれは成績がよろしいようで。
「そうだろう……。なんてったって、学年239人中211位の俺は……」
へー。
「ごめんなさい成績悪いです」
そんな気はしたけどねー。
「だぁくそ! 誰か勉強教えてくんないかな……」
何こっち見てるんですか。アタシ? ホントに?
「うーん、でも一対一だと変に勘ぐられるし……。よし、じゃあお互い友達一人を誘うってことで! 明日の放課後から勉強スタート! これ決定!」
え? え? それはつまり……。
「じゃ、また明日よろしく。友達一人誘えよ」
あ、いやまだ良いって言ってない……。
て聞いてない。スタコラ部室に行ってしまった。
でもこれは……。
ダブルデートもどき!
やばいって。ホントにやばいって。
そうだ。誘わなきゃ。
「なっちゃーん」
「ん?」
明日の放課後暇かな?
何かが始まる気のする、今日この頃。
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