ルーク「<そっ!」
ルークは内心焦っていた。正体不明の敵に、しかも変な術まで使って1対1となってしまった。明らかに譜術とは違っていたのだ。バリアの外から見ているしかできない仲間も平常心を保てないでいた。
アッシュ「くそう!なんだこの壁は!」
さっきからアッシュとガイが剣でバリアを攻撃しているが、全く壊れず、むしろはじき返していた。
ティア「ルーク・・・」
ティア達にはルークの無事を祈るしかなかった。
???「壊れろ!」
ルーク「くっ!」
ルークに武器を持たせるヒマも与えず、剣で攻撃してきた。ルークはそれをバックステップでかわし、その剣は地面に当たった。
ドゴオオオオンンンン!!!
全員「「「「「「「!?」」」」」」」
地面に剣が触れた場所が、爆発した。いや、正確には、地面に触れた剣先が爆発した。そのため、地面にはクレーターのようなものができていて、その剣はとくに壊れた様子は全っく無かった。
ジェイド「触れた瞬間爆発する剣ですか・・・!」
アニス「ちょっとそれってヤバいじゃん!」
ナタリア「逃げなさい!ルーク!」
ー同はその剣のカを見て、ルークを酷く心配した。しかし、既にバリアが張られているため、逃げることはできない。
???「死ねえええ!」
さっきと同じようにまた剣を振ってきた。しかしルークはこんどはそれを横に飛んでかわし、男の後ろに回りこんだ。
ルーク「もらった!」
ルークは腰から抜いた口一レライの鍵でその男をたたき斬った。
はずだった。
ルーク「な!?」
信じられなかった。口一レライの鍵は、男を斬れず、ーーーただすり抜けていた。
ガイ「どうなってんだ!?」
ガイ達も信じられずにいた。
男はそれをチャンスと思い、今度はその剣はルークを確実に捉えていた。
ルーク「ちっ!」
ルークはぎりぎりでその攻撃をローレライの鍵で防いだ。が、その瞬間、
ドゴオオオオンンン!!!!
あの爆発が起きた。
ルーク「がっ!!」
剣で防いだとはいえ、至近距離の爆発でルークは仲間逹の近くまで吹き飛ばされ、地面に倒れてしまった。口一レライの鍵も別の方行に飛んでいってしまった。
ティア「ルーク!!」
ティアは悲痛に叫んでいた。しかし、ルークは起き上がれないでいた。
ルーク(くそ!動け!動けよ!)
ルークは自分自身に対し言ったが、全く動かないでいた。
ルーク(早く!頼む・・・!)
ーーー君はだれ?ーーー
ルーク(!!)
頭の中で、声が聞こえた。
ーーーなんでそんなにボロボロになってるの?ーーー
ルーク(なんなんだよ・・・)
ーーーニ人はどこに行ったの?一一一
ルーク(誰なんだよ、お前・・・?)
そこで、ルークとしての意識は途切れた。
ティア「ルーク・・・?」
バリアで隔てられたティアの目の前で、彼は起きた。
その髪は、燃えるような赤い色ではなく、白く輝いていた。
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