第3章 目覚めた光
等六話 ライト&アッシュVS兵士x3 (光の手の力)
バリアの外で見ていたティア達も、アッシュの譜術が効かないことに驚いていた。
アニス「ちょっとぉっ!?譜術まですり抜けちゃうの!?」
ジェイド「まずいですね、譜術もローレライの鍵も効果が無いのでは、アッシュの攻撃方法が全て封じられたことになります!」
ナタリア「それではアッシュは逃げることしかできないということですの!?」
ガイ「いやそれすら・・・っ!」
今、アッシュ達はバリアの中に閉じ込められている状態だ。つまりアッシュは敵に対し、手も足も出せない、そして遠くへ逃げることも出来ない、最悪の状況だった。
アニス「じゃあルークは!?」
ジェイド「ルークの今持っている盾なら以前似た男に当たっていたのを見ているので通用すると思いますが、どうやらあちらの三人は遠距離攻撃を中心にしてルークを近づかせないようにしていますから・・・」
ガイ「しかも見たところルークはアッシュをかばうようにして戦ってる、それに、もし仮にルークがあの三人に近づけたとしてもその隙にアッシュが狙われてやられちまう!」
ナタリア「そんな・・・」
まさに絶体絶命の状況だった。
ティア「大丈夫・・・」
ー同「「「「!?」」」」
一同が何も出来ないことで苦しさを感じている中、急に今まで黙っていたティアがそんなことを言った。
ティア「大丈夫・・・〈彼〉ならきっとやってくれるわ・・・」
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ライト「くそっ!!」
さっきからライトとアッシュは敵の攻撃を避けるしか出来なかった。攻めようと思えばライトだけならなんとか行けそうではあった。しかし、それをすると矢と弾の嵐から後ろにいるアッシュを盾で防いでいるのでそれがなくなりアッシュを防ぐ物が無くなってしまう。
アッシュ「おい屑ッ!!てめえに守られるのは吐き気がする!とっととどっか行けっ!!」
ライト「うるせえッ!!変なプライド出してる場合かっ!!(くそッ!どうすれば・・・ッ!)」
ライトは必死にこの状況を打破する方法を考えた。
ライト(このままじゃ攻撃どころか近づくことすら出来ない!一瞬でも、敵を何かで気を逸らすことが出来たら・・・もしくは何か他に、譜術以外での遠距離攻撃でも・・・っ!!)
そこまで思考が至った途端、ライトはまだ試していない、もうーつの方法を思い出した。
ライト(そうだ・・・〈ライトハンド〉ッ!あれは・・・ッ!!)
ゴウッ!!
ライト「ッ!?つあ!?」
ガンガランッ!!
ライト「ッ!!しまった盾が・・・っ!!」
ライトはとっさに敵の放った〈ファイアーボール〉を右手の盾で防いだが、その衝撃でその盾を落としてしまった。
兵士2「これで終わりだっ!!」
弓をもった敵が限界まで引いて狙っている所だった。
ライト「ッ!くっそぉっ!!ライトハンドッ!!」
そう叫んだ後、ライトの右手が光り、その手の平の上に白い光の玉が浮かんだ。
アッシュ・兵士X3「「「「なっ!?」」」」
それに全員が驚き、敵は一瞬動きが止まった。
ライト「当たれええええエエエェェェェッッ!!!」
そして、ライトはそれを渾身の力で投げた。
ゴウッ!!
パアンッ!!
兵士2「ぐあっ!!」
その玉は弓を持っている兵士に当たり、小さくはじけた。その衝撃でその兵士は大きく後ろに飛ばされ気絶した。そして、次の瞬間武器と一緒に消えた。
兵士3「なっ、何だよ今のはっ!?」
全員がその攻撃が通じたことに驚いていた。
ライト(ライトハンドでも盾と同じでちゃんと通じた・・・ッ!)
ライトはぐっと右手を握り締め、小さく笑った。
ライト「さ一てと、反撃と行きますかっ!」
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