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天使の独り言 シリーズ ~Season 1~

サクラ

作者:え.うれん
珍しく、誰かに「おはよう」って言われた気がした。
そうだ、僕は桜の木の上で寝ていたんだっけね。
気が付けば桜はもう、薄桃の花をいっぱいに蓄えていた。
びっくりしたよ。 昨日はこんなに咲いていたっけ?
その美しさは言葉で例えるよりも早く、心をくすぐってくれる。
なんだかさ、いつも君を見ると不思議な気持ちになるんだよ。
「おかえり」っていうか……「また会えたね」って。
そして木を降りて腕を回して抱きつけば、自然と目が閉じて、大地と対話している気分になれる。
皆には見えないけれど、僕もこうやって生かされているんだ。
僕は、いつまでこの世界に漂えるか分からない、そんな存在なんだ。
だから、こうやって木の吐息を聴いていると、安心と同時に、不安な気持ちが襲ってくる。
また会えた。 願わくば来年もこうして綺麗な花と戯れたい。
小さなことに感動していたい──
少しずつ散りゆく桜に包まれて、こんな僕でも、自分自身の生と死を見つめる瞬間がある。
ここはその入り口の1つのよう。

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