哀しみを愛へ(4/5)縦書き表示RDF


哀しみを愛へ
作:桜草



FILE4:組織のこと・・・


博士の家で、勉強会。リビングに行こうとしたら・・・


「哀ちゃん!!帰国、おめでとー!!!」


え?


「急きょ、企画していた勉強会を取りやめて・・・灰原さんの帰国パーティーを行うことにしたんです!」

「びっくりしただろ、灰原!」

「ええ、私のためにやってくれたのね・・・ありがとう」


色とりどりの・・・飾りつけ。
私のために。

やっぱり楽しいわね・・・

騒がしいけど、どこか落ち着く。
組織では、静かだったけど・・・怖くて・・・


・・・思い出しちゃいけない――。



「どうしたんですか、灰原さん。怖い顔して。」

「何でもないわよ。」


こんなに盛り上げてくれている仲間がいるのだ。

今は、楽しもう。




「ったく。やっぱり潰れたじゃねーか、勉強会。」

「しょうがないだろ、灰原が帰ってきたんだし・・・」


江戸川君と小嶋君が言い合いをしている・・・。



こんな風景・・・前にも・・・




『お姉ちゃん!なんでDVDをここに置いたのよ。薬のデータと混ざっちゃうじゃない!』

『細かい事なんて、気にする必要ないわよ。もぉ!あなたはいっつも薬ばっかり・・・』


お姉ちゃん――



「・・・灰原?どうした?」

「哀ちゃん・・・?どうしたの。」



意識が戻る。
どうして・・・思い出すの?

せっかく楽しいパーティーを・・・私のために・・・



「ごめんなさい。ちょっと疲れたから自室に・・・」



逃げてばかり。

こんな私・・・最低だ。





哀ちゃんを苦しめてしまってごめんなさい!
やっぱりコ哀は、書きやすいです。
どんどん更新出来ちゃいますよ。

次回から本格LOVEモードですね。











ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP


小説家になろう