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林檎
作:しお



 あらすじ
私に課せられたことは、目の前にある林檎をひたすら観察し続けること。


 Nコード
N7314B


 文字数(読了時間)
3540文字(約8分)


 種別
通常小説[短編作品]




 ジャンル
文学

 カテゴリ
文学 

 キーワード
りんご 純文学 空想 非現実 


 出だし150文字
ここに林檎が一つある。あると言っても別にテーブルの上に載っているわけでも、地面に無造作に置かれているわけでもない。重ねて言うなら、空中に浮いてはいない。ただ、そこに在るのだ。空間は真っ白である。白紙の画用紙のように白い。何もない、という表現の方が適切なのだろうか。林檎の色は、世間一般の




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