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掌編小説集1 (1話~50話)

クマムシ

作者: 蹴沢缶九郎

「やっと完成したぞ。」


クマムシという生物の生態に着目した学者が、長い研究の結果、ある薬を作り出す事に成功した。


その薬を飲めば、高温から絶対零度の低温、また、真空から高度の気圧、放射線にまで耐える事が出来る。


薬の効力はそれだけではなく、乾眠状態に入れば百年以上生き長らえる事も可能なのであった。


まさしく、クマムシの生態がそのまま体現出来る薬であった。しかし、学者がこの薬の欠点に気付くのにそう時間はかからなかった。


活動中は半年しか生きられないのだ。



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