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仮面ライダーカブト TIME PARADOX
作:Daisy Katsura



第2話:VS高校教師


東京都立高等学校。
俺はこの学校に普段は通っている。
この学校は、日本では進学校と呼ばれる程有名で、偏差値がもの凄く高い。
が、この世界で優秀でNo.1の俺にしてみればこんな所に入るのはチョロい訳で。
ってのはどうでも良くて、重要なのは、先日、この学校内で一人の女子生徒が何者かに殺害されたと言う事件だ。

キーンコーンカーンコーン
と、放課後の合図のチャイムを鳴らす。
すると、教室にいた生徒は、殆どが下校を始めた。原因は昨日の殺人事件だ。
残ったのは、俺を含めて四人。
一人は、霧島 真理と言う篠原 愛美しのはら つぐみにそっくりな背の小さい可愛い女の子。
彼女は、俺がこの世で最も大切に思っている人間だ。
彼女に何かあれば、俺は直ぐに飛んでいくだろう。
二人目は、友人の狩屋 浩介。
彼は、昨日殺された被害者の彼氏だ。
三人目は、友人の榊原 真理絵さかきばら まりえ
彼女は、殺された被害者と仲が良かった。
そして最後の四人目。
名は、黒田 哲夫。
黒田は、生まれてからこの18年間、彼女を持った事が一度も無い上、オカルト系で気味悪がって女性が近寄らない、ことごとく女性に縁がない男だ。
まぁ、これでも数少ない俺の友人(?)なんだが・・・。
さて、紹介も終わった所だし、一仕事するとしよう・・・。
俺は鞄を持ち、扉の前まで行く。
すると、
「慎吾、待って。」
と、真理が俺を止めた。
「何だ?」
「今日、一緒に帰ろう?」
「悪い。今日は駄目なんだ。」
「どうして?」
「やらなきゃいけない事があるんだ。
ほら、昨日女子生徒が図書室で何者かに殺されただろ。
だから、俺はそれを調べに図書室へ寄る。」
俺は真理にそう言った。
「それならあたしも付き合うよ。」
真理はそう言った。
「邪魔すんなよ?」
俺はそう言うと、真理の同行を許可した。
俺達は、教室を出て図書室に行った。
図書室に着くと、数人の警察がまだ捜査をしていた。
「お、来たか。」
と、刑事が一言。
刑事の名は、高岡 たかおか まさる
彼は警視庁捜査一課で働く敏腕刑事だ。
そして俺は、そんな彼を手助けする探偵だ。
「高岡刑事、捜査の方は何処まで進んでる?」
「それが、全く手懸かりが掴めて無いんだ・・・。」
「死因は?」
「司法解剖の結果では、心臓を潰された事によるショック死だそうだ。」
ショック死・・・。
「死亡推定時刻は何時だ?」
「昨日の午後6:30頃だよ。」
6:30・・・。
「大体分かった。中に入れてくれ。」
俺がそう言うと、高岡刑事はkeep outの黄色いテープを持ち上げる。
俺はそのテープを潜って中に入る。
それに続き、
「待って慎吾。」
と、真理も入ってくる。
俺は、被害者の遺体があったと言う本棚の前に移動した。
本棚の前に移動すると、警視庁捜査一課の高山警部が立っていた。
「来たか。」
「警部、何か見つかりましたか?」
俺はそう聞いたが、高岡が言った通り何も見つからなかったらしい。
因みに、被害者の名は、金島 かねしま めぐみ
「目撃者はいないんですか?」
「あぁ、校内を回って聞き込みをしたが、誰一人としていなかったよ。
ただ、殺される直前に被害者と会った人物がいるんだ。君の担任だよ。」
警部はそう言った。
「どうも。」
俺はそう言って、会釈をすると、警部と別れて職員室に向かった。
職員室に着くと、
「失礼します。桃山先生、いますか?」
と、俺は聞いた。
すると、「何かしら?」
と、桃山が現れた。
「昨日の事について聞かして下さい。」
「昨日の事?それって、金島さんの事かしら?」
「えぇ。」
「そうね〜。彼女と最後に会ったのは、殺される5分前かしら。」
5分前・・・。
「詳しい時間帯は覚えていますか?」
「確か、6:25頃だったわ。」
「その時、怪しい人物とかは見ましたか?」
「いいえ、見てないわ。」
「そうですか。ありがとうございます。」
俺はそう言って、桃山と別れた。
「ねぇ、犯人解った?」
と、真理が聞いた。
それに対して俺は、
「あぁ、解った。」
と、答えた。
「え、誰?教えて。」
と、真理。
「嫌だ。」
「ケチ。」
「どうせ俺はケチだ。」
そう言い、俺は図書室に戻った。
「黒川君、どうした?」
と、警部。
「担任の桃山についてなんですが、彼女に捜査状況を話しましたか?」
「いや、話してはいないぞ。」
「死亡推定時刻は?」
「それも話していない。」
「そうですか。」
俺は警部に礼を言うと、真理に桃山を屋上に連れてくる様頼んだ。
そして俺は、一人屋上に行き、桃山を待った。
それから暫くして、真理と桃山がやって来た。
「黒川君、こんな所に呼んで、何の用?」
「桃山先生。金島 恵さんを殺害したの、貴方ですね。」
「え!?な、何を冗談に?」
「先ほど、貴方はこう証言した。」
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「そうね〜。彼女と最後に会ったのは、殺される5分前かしら。」
「詳しい時間帯は覚えてますか?」
「確か、6:25頃だったわ。」
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「そ、それが一体何の証拠になるってのよ!?」
「そうだよ慎吾。私にも解る様に説明して。」
俺は、推理した事を真理に解りやすく説明する。
「先ほど、刑事さんに桃山先生の事を聞きました。」
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「担任の桃山についてなんですが、彼女に捜査状況を話しましたか?」
「いや、話してはいないぞ。」
「死亡推定時刻は?」
「それも話していない。」
「そうですか。」
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「あ、そっか。」
と、真理は納得する。
「ちょっと何なのよ?貴方、あたしを疑ってるの!?」
「はい、疑ってます。それに、犯人と警察しか知らない事、知っているみたいですしね。」
俺が桃山にそう言うと、
「き、聞いたのよ。警察が喋っているのを。」
と、言い返した。
「何を聞いたのですか?」
「死亡推定時刻よ。それで、最後に会ったのが、殺される5分前だって解ったのよ。」
「それは何処で聞いたんですか?」
「図書室の前よ。」
「成る程。他には?」
「それだけよ。」
この時、俺は確信した。コイツが犯人だと!
「桃山先生、残念でしたね。」
「何がよ?」
「図書室の前で警察が話した事。全部聞いていたんですよね?」
「聞いてたわ。」
「だとすると、矛盾してるんですよ・・・貴方の言ってる事が。」
「矛盾って、何処が矛盾してるの?」
桃山は聞く。
コイツ、相当の馬鹿?
「貴方は先ほど、こう言った。」
----------------------
「死亡推定時刻よ。それで、最後に会ったのが、殺される5分前だって解ったのよ。」
「それは何処で聞いたんですか?」
「図書室の前よ。」
「成る程。他には?」
「それだけよ。」
----------------------
「それの何処が矛盾してるって言うの?」
「警察は、死亡推定時刻を喋る前に司法解剖の結果を話しているんですよ。
貴方が警察の話を最初から全部聞いていたのなら、司法解剖の結果を知らないのは明らかにおかしい!
貴方の証言は矛盾しています!」
決まった。後は自供をして頂くのを待つだけだ。
桃山は、
「ふふ。やっぱり、嘘は吐けないのね。」
と、苦笑しながら言う。
「そうよ。彼女を殺したのよ。」
「動機は何です?」
俺は聞く。
「口封じよ。」
桃山はそう言った。
「口封じ?」
「あの子、見ちゃったのよ。
私が桃山を殺し、擬態をした所を。だから殺したのよ。」
擬態・・・ワームか?
「お前、ワームだな。」
俺はそう言った。
「そこまで知ってるんだ。それじゃあ生かしてはおけないわね。」
そう言って、桃山は成虫ワームに姿を変えた。
それを見た真理は、
「キャー!」
と、悲鳴をあげた。
「五月蠅い!」
ワームはそう言って、口から長い舌を出し、真理に襲い掛かった。
俺は、カブトゼクターを呼んだ。
ゼクターは、ワームの舌を切り落とし、俺の元へとやって来る。
俺はそれを掴み、
「変身。」
と、ゼクターをベルトに装着してマスクドライダーに変身をする。
変身が完了すると、
「change!」
と、機械音が鳴る。
俺は真理に、
「逃げろ。」
と、言ったが、
「見てる・・・。」
と、真理は言った。
「怪我しても知らないぜ。」
俺は真理にそう言って、カブトクナイガンでワームを攻撃。
攻撃を受けたワームは、クロックアップをして、俺に近付く。
俺は直ぐに、
「キャストオフ。」
と、ゼクターホーンを反対側に倒した。
すると、
「cast off」
と、機械音を鳴らし、マスクドアーマーが吹っ飛び、ライダーフォームになる。
ライダーフォームになると、
「change beetle」
と、機械音を鳴らした。
ライダーフォームになった俺は、
「クロックアップ。」
と、言ってベルトの右にあるボタンを押し、
「clock up」
と、機械音を鳴らしてクロックアップをする。
その瞬間、全ての時間の流れが遅くなる。
俺はその中で、ワームに攻撃を仕掛ける。
ワームは攻撃を受けつつ反撃をするが、俺は巧くそれを避けながら攻撃をする。
ワームは俺の攻撃を受けて怯んだ。
こうなったらしめたもので、
「ワン、ツー、スリー」
と、俺はフルスロットルを順番に押していき、ゼクターホーンを倒し、
「ライダーキック。」
と言って、ゼクターホーンをもう一度倒す。
すると、右足が燃え上がり、
「ルァイダーキーック」
の機械音と共に回し蹴りをワームにお見舞い。
ライダーキックを喰らったワームは、爆発を起こして消滅。
ワームを倒した俺は、
「clock over」
と言う機械音を鳴らしてクロックアップを解除する。
戦いの一部始終を見ていた真理は、
「え、今何が起こったの!?」
と、びっくりした様子で俺に言った。
俺は変身を解き、
「化け物を倒した。」
と、真理に言った。
「え、でも1秒も掛かってないよ?」
そりゃそうだ。
タキオン粒子を使って人間の目では知覚出来ないスピードで動いてたんだからな。
それから数分後、爆音を聞いた高岡刑事が駆けつけて、
「今何があった!?」
と、俺達に聞いた。
俺は当然、
「何でも無い。」
と、言って誤魔化した。
まぁ、事実を言った所で、誰も信じてはくれないだろう。
だから俺は敢えて誤魔化したのだ。
「そうか・・・なら良いんだが・・・。
それより、こっちに桃山って言う君の担任が来たよね?」
ぐはっ!
どう答えれば良いんだ?
取り敢えず、
「来てない。」
と、答えておけば問題無いだろう。
「そうか、見間違いか。」
と、高岡刑事は言った。
「それじゃあ黒川君。桃山を見かけたら教えてくれ。」
「どうして?」
「金島 恵を殺したのが桃山だからだ。」
高岡刑事はそう言って、屋上を去って行った。
警察は捜査はもうそこまで進んでいるのか。
でも、この事件は一生解決出来ないだろうな。
と、俺は思ったのである・・・。
後日、校内のゴミ捨て場で桃山の遺体が見つかり、桃山は金島 恵を殺害してから自殺をしたと言う事で事件は片づいた。
ワームさん・・・隠すなら見つからない所に隠せよ。



ついやってしまった推理。
最初、書いてて、推理物なのか、ライダーものなのか解らなくなってた。
まぁでも、こういうのも面白くて良いか。












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