えくすとらシナリオだぜ!
忠様の感想を参考にでっち上げたえくすとらです。
忠様にここで改めて感謝を。
読まずとも本編には差し障りありません。読み飛ばしていただいても大丈夫です。
EX それぞれの環境の中で
~副長~
副長です。
昔の名は韓忠、しかしこの名は元賊の時の私と、決別するために、韓当様に仕えると決まった時から捨てました。
今、私は副長。それ以上でも以下でもありません。
私は昔、黄巾党にいました。
私の出身の村は飢餓や飢饉で、奪わずに生きる事は出来ませんでした。
賊に身を落とした私は、色々回ってる内に、いつの間にか黄巾党に入っていました。
賊も大規模にならないと、官軍には勝てない、と自然に結合された結果、黄巾党にいました。
私は、少しばかり指揮が出来たので黄巾党でそれなりに偉い地位にいました。
張角様、張宝様や張梁様は私を必要としてくださいました。
私には、それがなにより嬉しかった。
張角様方の魅力、というのはイマイチよくは分かりませんでしたが、今まで、恨まれ、蔑まれ。
…自分がやっている事を考えれば当然。しかし、初めて必要とされ、私は力を振るいました。
私の才を求めて下さるのが、私にとって戦う理由でした。
しかし黄巾党は敗れました。
数では多くとも、所詮は農民の集まり。数だけの抵抗も、各諸侯の緻密な策の前に、脆くも崩れました。
敗戦し、流れついたのは、都・洛陽。
私は流れ者、身なりもまともに出来なかった私には仕事もロクに見つからず、毎日を泥水をすするように生きていました。
いっそ、また賊になり、奪って生きようと考え、武器を手に入れる為に、軍の調練場に忍び込んだ時でした。
そこには、街中で何度か見かけた、天下無双の呂 奉先。
それに相対するのは
最近街中で見かけるようになった、韓 義公。
韓当様は人あたりもよくて、街での評判はとても良く、私も噂はきいていました。
二人の手合わせは、私には目にも追えない速さ。
間違いなく、最強同士の手合わせ。
武神に愛され、頂点にある戦いは、見ているだけで涙が出る程に絢爛でした。
なにより、韓当様の見事な舞踏に、私の心は鷲掴みにされました。
私はこの方について行きたい、人生をかけたい、と、本気で思ってしまいました。すぐさま、少しでも韓当様に近づきたくて、兵職を探しました。
しかし、簡単には行かず門前払い。
私は無力感を噛み締めながら、街中を歩いていました。しかし、捨てる神あれば拾う神あり、とはよく言ったもので、ある人が、兵を募集しているのを聞き、すぐさま志願いたしました。
そのある人が、賈駆様だと知ったのは大分後でした。
かろうじて職にありつけて、更に職場の中に韓当様がいると知った時は柄にもなく飛び上がって喜んでしまいました。
そして、有志で作られるという韓当隊に入りました。というのが私が韓当隊に入った経緯です。
韓当様は、何故か私を副長に抜擢し、今まで韓当隊を支えてまいりました。あとで理由を聞いたら、「そんな顔をしていた」と。
どんな顔でしょうか?
韓当様はとてもワガママな方です。
机仕事では駄々をこね、調練では、細かい指示や注意もしません。
でも、組での戦闘訓練中はもの凄くいい顔をしています。
そしてなにより、茶夢と一緒に動物と触れ合っている時が一番楽しそうです。
とても、あの見る者を魅了する、圧倒的な武を持っている人とは思えないです。
しかし、戦や手合わせの時に見せる、正面に立っただけで気を失う程の気迫。戦う敵すら魅了する武。全てを飲み込むほどの力。それを改めて見る度に、私は、この方に仕えている事を誇りに思い、この方は、私が仕える只一人のお方だと心から思えます。
……まぁ滅多に見れませんが。
今日も、陳情書などの雑務。
中庭で動物に埋もれながら寝転がっている韓当様。
幸せそうですね。
近寄り声をかけると
「韓当様、今日は…」
「マズい!今大宇宙からデムパが!」ガシッ
逃げ出そうとする韓当様の首根っこを掴みます。慣れました。
「行きましょう」
ズルズル
韓当様が本気で抵抗すれば、私など木っ端のように吹き飛ばされますが、韓当様はお優しいので、絶対にしません。
「くそー!副長のタスマニアデビル〜!!」
……口は減りませんが。
「はい、なんでも結構です」
韓当様は不思議な言語を使いますが、気にしたら負けです。
引きずったまま、執務室へ。
なんだかんだ言っても、結局はやるので、決して無責任な方ではないのです。が、私がこのやりとりが意外に好きなのです。
この方の役に立っているのが、凄く実感出来るので。
「さぁ、今日も早く片付けましょう」
「うぇーい…」
気の抜けた返事を聞き、書簡に手をつけます。
今日も忙しくなりそうです。
〜茶夢〜
がぅ!
がぅがうー、がうがう。
「ニャー」
「がぅ、がう!」
「「ワン!!」」
がぅがう。
「「「ニャー」」」
「が〜〜〜!!」
「「「っ!」」」
がうがうがう。
〜nice boat〜
失礼しました。放送事故です。
〜父(遼覇)〜
オッス!オラ、ごく…グボァ!!
〜nice boat〜
失礼しました。放送事故です。
〜母(史霊)〜
刃(遼覇)を殴り飛ばし、一息つく。
いや、なにか不純な念を感じたのでな。
この村は、新たな住人がきたが、未だ静かなまま。
新たな住人が増えたきっかけは、ある日の事。
「ん?」
家の外が騒がしい。
久しぶりに賊がやって来たのかと思い、急いで外にでると、そこには
「妾に蜂蜜を寄越すのじゃ!」
「そうだそうだ〜!この美羽様に楯突くな〜!」
二人の少女。金の髪の女の子と、黒っぽい髪の女。身なりは、所々汚れてはいるものの、高貴な出だと分かる。
賊……か?
少なくとも賊な風には見えない。
「し…史霊さん〜、どうしたらいいんでしょうか?」
程普も困ったように問いかけてくる。
どうしたものか…。
「なにを無視しておるのじゃ!無礼者!」
「美羽様〜、その厚顔無知さ加減に惚れ惚れします〜」
「あっはっは、もっと誉めるのじゃ〜」
「おい、そこの」
進み出て、声をかける。
「お?なんじゃ?ついに貢ぎ物を献上する気になったか?」
「お前らは、賊か?ならば……」
「高貴な妾がなぜ賊などに見えるのじゃ!」
「美羽様は、かの有名な袁術様なんですよ〜!頭が高いぞー」
袁術………。
あの阿呆…袁紹の従姉妹か…。
袁術は、孫策に敗れたと聞いたが、こんな辺鄙な所に流れてくるとは…。
「ほう、では私達から税の徴収にでも来たのか?」
「そうなのじゃー、妾をもてなすのじゃ!」
「そうだ、そうだー」
「そう…か」
昔から苦労を知らないと、こうなる。
全く、親の顔が見てみたい…。
仕方ない。『教育』するか。
〜程普〜
ピローン、ボヨヨーン、キュン、プチ。
にゃわわわわ……。
史霊さんが、やってきた二人にお仕置き中です…。
とても口に出せないような事が目の前で…。
「こんなものだろう」
グッタリとしている二人を見下ろし、一言呟く史霊さん。
「あのっ史霊さん、この二人どうするんですか?」
「しばらくはここで教育する」
え?教育?この二人を?
何故そんなことを言い出したのかは分かりませんが、史霊さんなら大丈夫でしょう。
そんなこんなで二人は、この村に住んでいます。
「ほれ!七乃!こんなに大きいのじゃ!」
「流石美羽様ですー」
袁術ちゃんと張勲さんは、畑仕事を任されています。
二人は、仲が良くて、村にも馴染んできています。
少しワガママな二人ですがそのたびに史霊さんからゲンコツを貰っています。
ちょっとした事件はありますが、村は今日も平和です。
それぞれの環境の中で、色々な思い
奇妙な縁は色々な場所へ広がり続ける。
えくすとらシナリオでした。
えーぶっちゃけ、美羽、七乃を村に入れたのに全く意味はありません。繰り返します、意味はありません。
大事な事なので二回いいました。
また程普か両親辺りの、えくすとらで使えればと思いだしました。
美羽・七乃ファンの方々、ご容赦ください。
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