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一話だぜ。

長い目で見てやって下さいませ。
なにとぞ寛大な心で…)ry
01 揺りかごの中で
まぁ、そんなことがあり、今俺は幸せそうな夫婦の前で、あうあうしている。


とりあえず転生物のテンプレであることは把握した。

俺の世話が一段落して
夫婦は部屋の外へ出て行った。

(ところで、ここは結局なんの世界なんだ?)

そうそう、俺の今の名前は韓当 義公。になるらしい。
名前からして中国っぽいぜ。しかし、こんな名前の登場人物なんていたか?ふーむ、しかしどっかで見た事あるんだよな。この名前。
こう、イメージとしては武将が無双するゲームで、一般兵と一緒に、いつの間にか死んでる感じのなんだが……

(あーあー、良也さん聞こえるっすか?


急に頭に響く声に、思考を中断させられる
どこかで聞き覚えのある声に答える。

「あぅ!あぅあう、あああうー」

…………

(良也さん、頭で考えてくれると、伝わるっす)

先に言え。先に。

(あーあー。こう?)

(おっけーっす。伝わってるっす)

(えーごほん。改めてまして。神様。俺はなんでこんな事に?)

(いやー肉体ごと飛ばそうとも思ったんすけど、良也さんの体、ちょっと壊れてて……、結局転生ってかたちにしたっす!)

(まぁ、そりゃトラックではねられたらスプラッタなことになりますよねぇ)

(はいっす、具体的には首が…(言わんでいいです)そうっすか?)

まぁとりあえず元の体の顔のままじゃないなら、普通に嬉しいしな…。

(あと神様じゃなくて、唯でいいっす。そんなに偉い神様でもないんで、その微妙な敬語もいらないっす)

(そうか。じゃあちょっと唯さん、焼きそばパン買ってこいよ)

(なんかいきなり、パシリ扱いっす!近年稀にみる図々しさっす!それにこの世界に焼きそばパンなんかないっす!)

なんかこの子、ツッコミに特化してそうだから、つい言ってしまった。〜っす口調だしな。俺自重。

っとそうだった。今一番知りたいのは、この世界が何処なのか、だ。

(それで、ここはなんの世界なんだ?)

(さぁ?)


(…ちょっとその足りない頭だせ。今からお前が、泣くまで、殴るのを、やめないから。)

(いやっすよ~。良也さんの力は、赤ん坊でも、存在最強なんすから。痛いじゃすまなさそうっすもん)

MA☆ZI☆DE?つか願っといてなんだけども、存在最強なんて、生活に支障が出るレベルで力強いんじゃないの?

(あぁ、それは大丈夫っす。あくまでも身体能力の強化っすから、配慮さえすればコントロールできるっす。
というか、存在最強って言っても、この世界の最強は多分、人っす。

良也さんの願いは厳密に言うと、『今いる世界の存在』の最強のモノより50%増位の強さになるって設定になってるっす!)

ふむふむ、なるほど、『存在』最強だもんな。存在する最強のモノより強ければそれは確かに『存在』最強だ。
しかしこの世界にも神様っているんだよな?そういうのはどうなるんだろ?

(それは、神様は世界の概念の外にあるからっす。基本的に……)

(ってさっきから人の考えに勝手に答えるなよ。)

(別に覗いてないっすよ?念話っすから、考え事がそのまま言語化してるんすよ)

(そうなんか。面倒だな、念話。)

(しょうがないっす。そんなもんっす神様も全部が全部便利って訳にはいかないっす)

世知辛れぇ…

(とりあえず話を戻すっす。世界の設定自体が、良也さん家の、積んであるゲームの、一番上のゲームの世界。っすから、僕にも分からないっす)

(そーなのかー。)

意外に使えんな。この神様(笑)。

(だから()ついてなくても、聞こえてるっす!)

おぉ こわいこわい。
あとメタ発言やめろ。


まぁとりあえず、能力の詳細を聞けたからよしとしよう。世界の事も成長すればイヤでも分かるだろうしな。

(それじゃ、伝える事伝えたんで、僕はこれで失礼するっす!)

(あ、おい!)

言うが早いか、あっという間に声が遠ざかる。

マジかよ……ちょっと暇つぶしに付き合ってほしかったのに……。主にツッコミの役割で。

揺りかごにおさまりながら、天井を見上げる。

さて、これからどうなるやら
いつになったらおれTUEEEE出来るんだろ?これ。

週に2回位更新を目標に頑張っていきます。

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