十五話だぜ!
というか、今更なんですが、前書きっていったいなにを書けばいいのでしょう?
毎日更新していると、中々ネタが…。
15 日常の中で 酒盛り編
「くそ〜また負けた〜!少しは手加減してぇな」
いや、霞さん手加減したら怒るじゃん。
「また奢りですねぇ〜、いやぁ助かりますよ」
「うっさいわい!分かっとるわ!…もう財布厳しいねんで…」
それは霞さんが酒代につぎ込んでるからでしょ。
今、俺は毎度お馴染み調練場で、武官仲間と手合わせ中だ。
「韓当!次は私だ!!」
「嫌ですよ!さっきもやったじゃないっすか!」
いい加減に俺は休憩したい。
。恋ちゃんは、ねねちゃんとすでに、ご飯を食べに行ってる。
「華雄!そやで!」
おぉ!言ってやってくれ霞さん!
「りょーやはまたウチとやるんや!奢り分取り返さなきゃならんねん!」
………分かってたさ。
みんな基本的に戦うの大好きだしね。
「張遼!貴様は今やったばかりだろう!」
「なにいっとんねん!華雄の方がりょーや使ってるやん!」
グルルルと聞こえるような睨み合いだ。
この隙に。
コソコソ…
「「待て。何処に行く?(ねん?)」」
「いやぁ、ちょっと用をたしに…」
「張遼。多分同じ事を考えているな?」
「そやな、華雄。多分同じ事やろ」
そう言って武器を構える姉さん方。
「…ひと思いにかゆー姉さんでお願いします」
(NO!NO!NO!NO!)
「し…霞さん?」
(NO!NO!NO!NO!)
「もしかしてぇ、両方ですかぁぁぁ!?」
(YES!YES!YES!YES!)
バギャーーーン。
酷い目にあった……。
さっきちょっと、俺のスタ○ドが目覚めた気がした。
防御だけに徹すれば、二人位なら捌ける。
防御だけはホントに上手くなったな。…まぁ環境のせいだな。
今、俺は警邏で大通りを歩いている。
街には活気がある、しかし、どんなに平和に見える街にも闇の部分もまだまだある。
「ん?」
なにか悲鳴のような声を、俺の耳が捉えた。
(こっちか?)
助けてっ!!
あそこだ!
屋根を使い跳躍して、現場に急行した。
「って、なにやってんすか霞さん……」
「おお!りょーや!ウチが窮地の時は颯爽と登場するなんて流石りょーやや!」
路地裏の何かの店の前には、さっきまで一緒にいた見慣れた姿があった。
「ここは、ウチがよく来る酒屋なんやけどな、店主が頑固でなぁ、少しも値引きしてくれないねん!」
「いや、普通に買えばいいじゃないですか」
「……………足らんねん…」
「は?」
「金が足らんねん!だから半額にしてくれっちゅーてんのに、値引きしてくれんねん!」
いや、普通しないだろJK……。
「んで、誰かに助けを求めたわけや!まいったか!」
まいったよ………。
「別に城まで行って誰かに借りればいいじゃないですか」
「あほぉ!ウチが戻っとる間に誰かに買われたらどうすんねん!一点物やぞ!とって置いてもくれないんやで…」
そんな怒鳴らないでくださいよ。
中々店主も頑固だなぁ。こだわりの酒屋だね。
まぁ俺は安い酒しか飲んだ事ないからなぁ。
よくわからんよ。
「なぁ〜、りょ〜や」
ふっ分かってたさ。どうせそんなことだと思ったさ。
ここは逃げr…ジャキンッ
「頼むわ〜」
これは、人にものを頼む態度じゃねぇ……。
これは、恐喝だよ。霞さん。
「はぁもう。分かりましたよ。それじゃ俺にも少し味見させてくださいよ」
「もちろんや!りょーやは話がわかるなぁ!」
肩をバンバンと叩きながら嬉しそうな表情の霞さん。
まぁこの笑顔が見れるなら安いものだ。
酒と、少しのつまみを買って、中庭に陣取る。
「ここでええやろ」
ドスッと腰をおろす霞さんに続いて、俺も腰をおろす。
「んじゃ開けるで!」
玩具を貰った子供のような表情で封を切る霞さん。
借りてきた器にトクトクと、小気味のよい音をたてて注がれる。
「んじゃ早速一口」
ゴクッと一息に飲み干す。
「かぁ〜〜!旨い!やっぱ最高やね!ほれ良也も一杯」
そう言って器を俺に渡して酒を注ぐ。
俺も飲み干す。
あ。旨い。独特の味があるが、スルッと喉を通っていく酒に驚く。
鏡○やら、安い酒しか飲んだ事がない俺には驚きだ。
いや、あれはあれで色んな楽しみ方があるから楽しいんだけどね。
「なんや、りょーやも結構イケる口やねぇ」
つまみをパクリと食べて意外そうに言う霞さん。
「まぁ強い方だと思いますけど、たぶん霞さんほどじゃn…「言うたな!んじゃ勝負や!」」
え〜、話をきいてください。最後まで。
「負けへんで〜!」
いやだから最初から勝負にならないですって…。
「(ゴクッゴクッ)ぷはぁ!次はりょーやの番やで〜!」
器いっぱいの酒を飲み干し、少し朱がさした顔で俺にふる。
ふむ、中々色っぽい表情ですな!
ふるえるぞハート!
燃え尽きるほどヒート!
まぁしょうがない。付き合いますか。
中庭を通りがかったかゆー姉さんも巻き込み、昼間から酒盛り。
追加の酒を買って戻る間に、場は混沌を極めていた。
あちらこちらに酒瓶が転がってる。
いやどっから持ってきたんだよ。
俺、買ってき損じゃん。
「かんと〜、私は弱いのだろうかぁ。呂布にならまだ分かる!しかし張遼にも勝てん、韓当にも勝てん…私の意味はなんだろうかぁ〜」
泣きながら木にすがりつくかゆー姉さん。
俺はここだ。
かゆー姉さんは泣き上戸か。
「にゃははは、かゆーから武をとったらなにも残らへんしなぁ〜」
霞さんは笑い上戸。
ヒドいな。でも確かに、かゆー姉さんから武を引いたら何が残るんだろ?
「かんとー、言い返してやってくれ!!」
え?俺にふる?
「え〜、美人な人が残るのでは…」
「かんとー!よし!夫婦になろう!」
「やめんか!りょーやはウチのもんや!猪武者は黙っとれー!」
わー、オレにモテ期到来だ。
「かんと〜、やっぱり私はダメな奴なのか?そうなのか?くそ!かくなる上は…!」
どうするの?
「…………吐きそうだ」
ちょ!かゆー姉さん!急に立ち上がったり、叫んだりするからです!
やめてください!
さっきまで木を俺と認識してたくせに、なぜフラフラと俺に寄ってくるんですか!?
戦略的撤退!
ガシッ
え?
「りょ〜や〜、どこいくねん、まだ始まったばかりやで〜」
いや今はそれどころじゃないですってば!
今まさにゾンビが!
やめろー!華雄!ぶっとばすぞー!
「……アンタ達……」
ふと地獄の底から響くような声。
ビクッとなり、急に正気を取り戻す霞さん。
「なにやってんのよ!!」
爆発する詠ちゃん。
ひぃ!仁王がおる!
「そこに正座!!」
「「はい!」」
かゆー姉さんも早く!
未だに正気に戻らないかゆー姉さんを座らせる。
「いい?アンタ達は将なのよ?アンタ達がしっかりしなきゃ……(クドクド)」
わふー!
と言いたくなるような効果音がつく説教を、1時間ほど聞いてやっと解放された。
某閻魔様を思い出した。
説教は三途の川の渡し手にして下さい。
日常の中で、今日も平和を享受する
詠ちゃんは絶対怒らせたらダメだ。
それを学んだ今日この頃。
ちなみに、かゆー姉さんは途中で寝て、もう一時間説教追加されていました。
さて、反董卓連合も多分明後日には投稿出来ることでしょう。
皆様のご期待にそえるかは分かりませんが、よろしければこれからもお願いします。
皆様の感想やお気に入り登録に改めて感謝です。
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