レーベル考察6 角川スニーカー文庫
○角川スニーカー文庫
第十八回 角川スニーカー大賞応募用リンク
http://www.sneakerbunko.jp/award/vol18-boshu.php
Twitter――角川スニーカー文庫編集部
http://twitter.com/#!/kadokawasneaker/statuses/190311277871120384
Wikipedia-角川スニーカー文庫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%92%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%96%87%E5%BA%AB
☆応募総数
第16回(2011年):1080作品……最後の「年一回」募集。
第15回(2010年):806作品
第14回(2009年):612作品……新井円侍『シュガーダーク』大賞。
第13回(2008年):643作品
第12回(2007年):782作品
シュガーダークが大賞を取って以降、応募数がうなぎ登り状態。
☆応募経過
・第17回《春》
応募総数不明。
一次審査 27/?
最終審査 2/?
・第16回
通過率
一次審査 61/1080作品 通過率 約5.6%
二次審査 7/1080作品 通過率 約0.6%
三次審査 5/1080作品 通過率 約0.5%
受賞 4/1080作品 受賞率 約0.4%
・第15回
受賞 4/806作品 受賞率 約0.5%
電撃文庫での一次通過率(10%)などと比べると一次のふるいがかなり細かい。
評価シートは一次を通過しないと貰えないので、「とりあえず評価シートが欲しい」という思いでは厳しい。
第十七回の応募総数は不明だが、一次審査通過作品の「27」という数字は、狭き門であることを実感させる。
☆締切日
・第十八回
春の締め切り 2012年 5月1日(火)
秋の締め切り 2012年 10月1日(月)
☆募集規定
・一ページ40字×32行として、80~120ページ。
・データ応募不可。
・手書き原稿不可。
・同一作品による他賞への重複応募不可。
・プロの投稿OK。
☆賞
大賞:賞金300万円
優秀賞:賞金50万円
特別賞:賞金20万円
☆拾い上げ
以下、スニーカー文庫のTwitterより
暑いくらいの天気ですね!? 編集部では第17回スニ大 秋〆切の選考を進めてますが、同時に一次選考からの拾い上げも行ってます。「なんだ落ちたぁ~」と思って落ち込んじゃったかた、もしかしたら5月には電話あるかも!?(m)
2012年4月12日 - 14:31
☆複数応募
可
☆賞取得作品の分析
第十五回
《大賞》『子ひつじは迷わない』
ハルヒとシュガーダークが分かってもこの作品の名前を知らないという読者は多いのではないだろうか。
十四回でシュガーダークが大賞を取ったとき、9回角川学園小説大賞・優秀賞の『骨王』と合わせて、スニーカーはこの路線で行くのだろうと予想をつけていたが、どうやらそうでもないらしい。
いわばレーベルカラーの「過渡期」にあたる一作で、正直なところこの作品を一読しただけではレーベルの傾向は見えてこなかった。
一つ言えるのは、電撃文庫の『シロクロネクロ』のようにはっちゃけてはいないということで、依然としてGAやMFで主流の軽い作風が売りの書き手が応募するに適したレーベルではない、というのは言えるのではないだろうか。
☆雑感
第十七回募集から春と秋の二回募集になった。
角川系の古参。大賞の出にくさは往年の富士見ファンタジアを思い起こさせるが、最近はわりと量産傾向。
シュガーダーク大賞受賞時にはかなり大きな宣伝イベントをやった。読者からはどちらかと言えば白眼視されていた模様。
第十七回受賞作は現時点(2012/05/07)では発刊されていないため内容へのコメントができないが、「彼女たちのメシがマズい100の理由」「魔王と勇者の牧歌的な恋愛」はタイトルは今風の路線を追っているようにも見える。
シュガーダークをハルヒに続かせる狙いはあったようだが、うまくいったとは言えないのではないか。もともとカッチリした印象のレーベルだが、筆者は方向転換を迫られているように感じた。
かといって萌えエロパロチートハーレムが通るレーベルではない。逆にそういった作品が書けず、MFやGAに送るのが厳しい書き手にとっては『ガガガ文庫』と並んでおすすめといえる。
エッセイにおいては安定しない文体に定評のあるクロワッサン……orz
現在ギャンブルものを連載していますが、中々ウケないというこの現状……さてどうしたものか。