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ファンタジー超短編集 作者:速水 流
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日陰人

※???、???
(PHANTOM・SCHOOL編)


「ナナシ、お前また飯食わなかったな……」

「べつにいいだろ……1日食わないくらい……」


 ベッドの中でナナシは彼に言う。


「腹も空いてないし……」

「お前なー……」


 丸一日横になっているナナシを抱き上げ、彼は溜息をつく。


「いい加減にしろよ。死なないにしても食えっての、心配するだろ」

「めんどい……寝てたい……」

「……無気力過ぎるぞ」


 そのままソファーに座り、彼はテーブルに置いてあるイチゴをナナシの口元に運ぶ。するとナナシは、ゆっくりイチゴを口にした。


「酸っぱい……」

「その方が眼覚めるだろ、さっさと食え」

「ん……」

 イチゴを口にしていき、ナナシは僅かに笑みを浮かべる。


「……今、何時」

「夜の2時……お前さ、そろそろ外に出ないか?」

「……めんどくさい……大体、何するんだよ」


 怪訝な顔をして訊くと、彼は少し考え込み答えた。


「学校とか……?」

「……お前、馬鹿だろ」


 ナナシは鼻で笑う、が、
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