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ファンタジー超短編集 作者:速水 流
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(CLAYMORE)


「私が彼に着いていくわ」


 そう進言したのはウリヤーナだった。


「私だったら実力共に信用出来るでしょう? 陛下」

「そうだが……貴女はあくまでも親善大使であり、私のミスに巻き込むわけには……」

「でも下手に軍は動かせないでしょう? 芝居だったにしても、シモンの戦い方は見てきているから少しは役に立つと思うけれど。勿論、エドガーとジャンも連れていくわ」


 エドガーとジャンから反論は無い。

 状勢が不安定な今、ほんの少し国が動いただけで世界は大きく揺れる。


「すまない、ウリヤーナ殿」

「陛下と私の仲だもの、御安い御用よ。ノエル、私達が着いていっても構わないわよね?」

「……勝手にしろ」


 やはり感情は見えない。

§§§

 シモンによる襲撃を受けてすぐ行動は起こされた。

 ノエルが“仲間”を連れて向かったのは国境付近にある山脈。その中には無理を言って再び城を出たジュディも居り、その彼等を大分離れた位置から旅人に扮した部隊が追う。


「ノエル、こんな所にシモンが……、……!!」


 普段人が立ち入らない山間を進んだその先に、何故か不気味な雰囲気を感じさせる洞窟があった。


「……っ……」


 ジュディは本能的に進みたくないと思った。

 しかしノエルは進む、その足に全く躊躇い無い。


 まるで引き寄せられるかの様に。
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