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ファンタジー超短編集 作者:速水 流
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流派

※研究者エヴァ、騎士マイウス
(RISING)


「貴様もしつこいな」

「それだけ、貴女の力を必要としているという事だ。まあ、面会の許可が降りただけでも儲けものだな」


 不味い茶を飲み、エヴァは目の前の騎士を見る。


「一介の研究者でしかない私に助力を求めるとは、騎士団の底の浅さが知れるな」

「底の浅いのはもう誰もが知っている。……今の騎士団はガタガタだからな」


 騎士マイウスは溜息を吐き、何かの名簿を差し出した。

 見た限りでは十数人の名前に赤い線が引かれている。


「これだけ“消えた”んだ、威厳も何も無いだろう」

「確かにな……。だが専門外だ」

「エネルギー研究を専門にしているのは知っている。だが今回私が求めているのは“英雄の末裔”としての貴女だ」

「なら人違いだな」


 あしらうが、彼は全く視線を外さない。



「一刀一牙……一子相伝の流派の筈だが」

「私が剣士に見えるか?」

「少なくとも、今は見えないな」

「……ああ、なるほど、そういう事か貴様」

「ああ」


 英雄は一人では無い。
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