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ファンタジー超短編集 作者:速水 流
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少年と少女

※運び屋グレン、弟子ハナ
(RISING)


「騒がしいな……」


 仕事が終わった昼下がり、街の外れでグレンは顔を上げる。

 直後、人の悲鳴が響いた。


「何、だ……?」


 状況を確かめる為に現場に向かうと、街の自警団が魔物の群れと相対していた。


「入った来たのか……!?」

「グレン! 手を貸せ!」

「あ、ああ!」


 自警団の一員である知り合いに急かされ、彼は飛び掛かって来た魔物を蹴り飛ばす。

 順調に討伐は進んだが、戦線を抜けた一匹が逃げ遅れていた子供を狙う。


(間に合うか……!?)


 心でそう思いながら救出に向かうと、子供の前にハナは立ちはだかった。


「子供狙うなんて、最低よ!」


 何時も持っている杖を一瞬で引き伸ばし、魔物の顔面に突きの一撃が加えられる。しかしそれだけでは終わらず、電気を纏ったその杖で力一杯魔物を薙ぎ払った。


「へー……なかなか……」

「……! な、何でアンタが此処に居るの!?」

「通り掛かったから。……強いんだな」

「そ、そりゃあ……」


 子供を逃して、少年少女は拳と杖を構える。


「先生の生徒だから」

「確かに、あの人強いよな……」


 共同戦線といきましょう。
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